不思議の国の森羅

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少しばかりの摩訶不思議な世界を垣間見ていたりするので。ただ、信じなくても結構です。否定だけはしないで頂きたいのです。目に見えるものだけが「世界」とは限らないから…
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  偶然! って叫びたくなる事柄ってありますよね?  
 
 
  昔、学生時代にサイクリング旅行に出ました。宿泊はユースホステルで、数人で一部屋を利用。その時、白人女性が二人ほど同室でした。日本語と英語を混ぜて、部屋の中ではワイワイと話をした事を思い出します。二人いた白人女性の一人は、普通の容貌でこれと言って特徴が無い感じでした。で、もう一人は… 年齢にそぐわないオバサン顔。決して美人ともカワイイとも言い難い顔立ちでした。それでも社交性は高かったので、帰国が近いだとか後どれだけ日本にいるかと話をしながら、彼女の顔立ちが違っていたら、もっと近寄りたい気持ちが引っ張り出されちゃうんだろうけど… と思っていた事は未だに思い出せます。それから4年以上の経過… 地方経済での拠点の一つとなる大きな街を歩いていた際、とても目立つ赤毛の巻き毛が歩いて来るのが目につきました。白人だぁ〜 と思って目を向けたら、唖然。もしや… まさか… そうなんです、帰国が程ないと言っていたオバサン顔の白人女性だったのです! その容貌から、彼女の名前は鮮明に憶えており、名前を呼んだら向こうもビックリしていました。もっとも、その後に 「お茶でも…」 何て話にはならず、アッサリとサヨナラをしました。それ以降、彼女と会う機会などは無く来ています。国を超えて、時間を経ても同じ場所にいて―― 何たる偶然! そのものですよね。
 
 
  白人顔のサクラン、一見して純血の日本人とは違う事は明白です。そんなサクランの学校には、外国籍の子供たちの教育をサポートするために国籍の違うスタッフが雇われています。そのスタッフに気に入られたサクラン、教育委員会が主催する子供向けの行事へのお誘いを貰いました。その詳細を聞かせて貰う際に、英語と日本語が出来る男性に電話で詳細を伝えて貰う事に。その説明を持って、サクランを行事に参加させた際に、電話で話をした男性と初対面を果たしました。お話を聞くと、国政が乱れに乱れ、その独裁政権で乱れた様子は世界のニュースにもなったと言うアフリカの国の出身の方。彼の国を舞台にした物語が映画化された物を森羅は鑑賞していたので、彼がその独裁政権下を生き延びた事は彼の年齢から推測が出来ました。少し英語にお国訛りがあるため、時折、聞き返しはしましたが、穏やかな中年男性でありました。連絡先の交換などをして既に3年が経過しています。一応、彼は公務員の立場で、現場に関わったりする為、連絡を取り合うのは少し控えさせて貰っています。
 
  ある日の午後、サクランと共に買い物を終えて自宅までの短い距離をトコトコ歩いていたら、向こうから一際に浅黒い肌の方がブラリブラリと歩いて来ていました。近付く程に姿が分かり、黒人女性である事が分かりました。目が合ったところで 「こんニチわ」 と声を掛けてくれたので、森羅も立ち止まり話し掛けました。年齢的には森羅より少々はお姉さんの感じで。日本人男性と結婚して長く彼女の母国に住んでいたけれど、少し前に日本に来て、現在は森羅宅より然程遠くない所で暮らしているとの事。出身の国を聞いたら… 独裁政権の悪名高かったアフリカの国名が…  ええ?? 一年余も前に、その国の出身の男性と友達になっているし!! アフリカって、あの大陸にどれだけの国があるんでしょ? 幾多の国家があり、多数の民族がそれぞれの言語を持って生活している大陸で、同じ国だって!! しかも大都市と言われる人が集まる街ならまだしも、地方の片田舎の町で同じ国出身のアフリカの方がお二人… 何たる驚き!! この黒人女性とは連絡先を交換して別れました。が、ここら辺が日本人と違うなぁ〜と思うのが、やっぱり英語でも上手に意図は伝わっておらず、双方の連絡先が確認できるまで、数回のバッタリの顔合わせが必要でした。
 
 
  冬が終わると、月に一度のBBQシーズン。近隣に住むアメリカ人の友人が中心となって開かれる浜辺でのパーティーは、森羅たちにとっては社交の場。これは日本国籍以外の方たちには、カジュアルに地元の方たちと交わる良いチャンス! なので、森羅は積極的に外国籍の方たちにお誘いしています。この時も黒人女性にメールを送り、「アフリカの料理を持って行くわ♪」 ってお返事を貰っていたのでした。ふむ… 地方都市に、同じ国からの二人のアフリカ出身者、お互いを知らない―― よし、いい機会だから、双方に声を掛けましょう! と黒人男性に、「同じ国の出身の女性が来るから」 とお誘いを。どうやら、男性の方も同国民が同じ町にいる事実に驚きながらも興味が募ったようで。
 
  BBQの当日、黒人女性は雨の日だと体調が良くないと不参加のメールをくれました。残念。が、黒人男性の方は、時間を塗ってBBQにやって来ました。そこで森羅が黒人女性の所に電話を入れて、二人は初めて話をしたのでした。それがね、森羅が全く分からない言語で。ええ? 二人とも同じ言語を話す民族出身だったの?? ますます奇遇。
 
  二人がお互いを知った時から一年弱、近所に住んでいるハズの黒人女性の姿を見掛けずに日々が流れていました。が、買い物に出た際、見つけました、スラリと伸びた慎重に黒人特有のヘアスタイルをした大柄の女性の姿を。あの黒人女性でした。久し振りと声を掛けたら… 「あのね、紹介してくれた男性ね、連絡を取り合っているわよ。それでね、私、年末から春先まで帰国していたのよ。それで掛かり付けの歯医者に行ったのよ。で、他の名前を聞いたのね。 (多分、現地で通用する名前) で、『日本に住んでいる兄弟は居ないか?』 って聞いたら居るって言うのよ。実はね、私の歯医者さん、あの男性の兄弟だったのよ!」 
 
  彼らの出身国って、日本からどれだけ離れいるのかしら?? 大体、ダイレクトのフライトって無いし。そんな遥か遠くの国から、母国を離れて日本にやって来た人が、思い掛けずに母国の人が近所に住んでいると知った時の衝撃。そして、互いに面識はなかったにしても共通の知り合いがいたって現実、なんだか凄まじく偶然を覚えます。  いやはや、こんな事ってあるんですね〜   はぁ〜ビックリ!!
 
 
  
  昼間の外出なら、子供達が帰って来るまでの時間帯で融通は付けられる森羅です。が、これが夜の外出となると、なかなか難しい点が多くありまして。もっとも夜の外出に付き合ってくれる知人・友人は極少数と言うか、現在の人的環境ではほぼゼロのカウンターであります。とは言え、少数ではありますが、シングルの友人がいない訳でもない所です。そんなシングルの友人と会う約束をしまして…
 
 
  実は年明け程なく、シングルの友人からメールが有りまして。お年は森羅と同年でバリバリとお仕事をしているこの友人からのメールで、「年度終了で退職し (関東に住む)彼と一緒に暮らし始めます」 と伝えられました。おお!! この友人と知り合ってから一年が経っていないのに、すっかり意気投合の友人と森羅。彼女の仕事の合間などを縫って、幾度かお喋りや一緒の外出をしました。その中ではお互いの腹を探り合わない、探り合わなくても良い関係が出来ていました。恋愛も過去の失敗や悔しかった事、それぞれの家族の事などで、一般的な相手なら喋らなくってやり過ごしたい恥ずかしい部分もお互いに口にしたり。そして、それを受け止めて返す言葉は心のままですが、相手の気持ちに沿った言葉で、とても理解し合える感じの方です。懐疑的な見方をする方が多いだろうスピリチュアルな話題でも、共に類似の見解で縁と言う物を強く感じましたね。なかなか得難い友人が出来たと喜んだ森羅でありますが、出会いから一年も経たずに二人の間に物理的な距離が出来てしまう事に。う〜ん…スピリチュアル・インスピレーションで彼女が遠くに行くのはどこかで判っていて、それに対してある種の心積もりをして来ていたので、とうとう来たか… の思いが胸に広がりました。が、それは理性の話。感性は全力で 「やぢゃ〜! 嫌だぁ〜! と叫んだ訳ですね。 (苦笑) ともかくおめでたい話。顔を合わせてじっくりと話を聞かせて貰わないと!! と言う事で友人の都合に合わせて夜の外出の約束をした森羅です。
 
 
  田舎でナイトライフを楽しめるお店、無い訳ではないのですが、随分 選択肢は少ないのです。で、友人がある意味において顔が知られている人で、森羅とは “こっそり” と “人目を避けて” 会って来ました。で、今回も密やかに♪と言う条件付きでのお店選び。何処が良いかなぁ〜と、今回の “密会” (笑) に相応しい場所を思案する森羅、とあるエキゾチック料理店をヒラメキ、友人へ提案しました。帰って来た友人のメールには、「私もそのお店の事を考えていました!! やっぱり繋がっていますね、私たち♪」 との事。ふむ、二人とも同じお店を考えていたのは偶然なのか、二人のテイストの類似の高さか…
 
 
  夕飯を作り終え、子供達に食べさせ、飼育係の交代要員であるモリラフの帰宅を待ちました。そしてモリラフ帰宅。ソソクサと車に乗り込み、一般的な主婦なら布団に入る前か、就寝前の○時間だからXXはダメね! と悩む時間帯の夜に走り出しました。約束の店に到着、久しぶりの顔合わせと、慶びのニュースで興奮状態の二人。料理を一つずつ頼むのが面倒くさい! とコースメニューに決め、飲み物もエキゾチック・ティーをポットで頼む事に。 「ここのポット・ティーはお湯を継ぎ足してくれるからお値打ちですヨ♪」 と友人が教えてくれたからです。お値打ちって言葉、惹かれちゃいますよ、ビンボー人は。 (笑)
 
 
  かくして、友人が知り合ってから十数年の男性と、やっと一緒に暮らす事にした理由とか経緯とかを聞かせてくれました。認めたくないけれど、お互いにイイ歳。勢いだけで飛び込んで行ける年では無かったりします。考えられるリスクなどもしっかり頭に入れていたりします。ですから友人、「先輩として色々聞かせて下さいね♪」 と二人暮らしへの覚悟を更に強化するためと森羅に水を向けて来ました。 「う〜ん、ウチね、文化的素養もさ、物事の感覚も、言語も違うでしょ。だからね夫婦喧嘩したなら、ウチを見にくれば良い!! って皆に言って来たよ。ウチの家内騒動を見たら、大抵の人は自分の方がマシと言うか恵まれていると思うと思うわ、私。」 と笑いながら話す森羅。そして長く済んだ故郷を離れ、愛しき人の所に向かう友人の覚悟の為に森羅が言った言葉、「あのね、男っちゅうもんは、嫁を貰う前は母親に育てられ、嫁を貰ってからは嫁に育てられ―― って思っておく方が気が楽だよ!」 なんてカラカラ笑いながら森羅が話していた時…
(男性諸兄には反論多々あるかと思いますが、事実を述べると言うより、女側の心構えとしての指南と聞き逃し下さいませ。)
 
 
  お店の男性がお湯の入ったケトルを持って、森羅たちのテーブルのポットにお湯を継ぎ足そうとしています。あちゃ… 決して殿方には聞こえが良くない内容を口にしていた森羅、チョット冷や汗気分。 (苦笑) うう、かくなる上は、笑わせて誤魔化せ!! (って、乱暴な論理 苦笑) 「あのね、この人ね、結婚するからって、心構えの話をしていたのね。お兄さん、結婚は? と切り出した森羅。お湯をポットに差し終わったお兄さん、「はい、今日の12時に籍を入れます。」 と答えました。 は? え? 顔を見合す友人と森羅。 「え? 今日、入籍するの??」 と確認する二人に、「はい、役所で24時間受け付けている所が有るからって聞いたんで、二人で行って来ます。」 と至って真面目で真剣で、そして幸せそう。お相手は同じお店の従業員で職場恋愛だそうで。
 
 
  何と言ったら良いのか… 結婚を控えた友人と結婚について話をしようとお店を探し、どう言う訳か以心伝心の様に二人とも同じ店を考えていたのは、プチ驚きです。で、そのお店でお給仕に付いてくれた男性がその日に入籍予定との告白―― ん… これは何かの導きですか??
 
 
  お給仕のお兄さんがテーブルを立ち去った後、またまた顔を見合わせる友人と森羅。友人曰く、普段だとテーブルの上の呼びボタンを押さないとお湯の継ぎ足しに来てくれないのに、今日は… との事。ますますこの偶然に驚きを隠せない友人と森羅でした。
 
 
  たっぷりと、そしてギッチリとお喋りを楽しんだ友人と森羅。会計を済ませたのは、その日の最後の客として。会計のカウンターの向こう側には告白をしたお兄さんの姿が。何だか判らないけれど、何かの縁で居合わせてたのに、偶然以上の何かを感じました。会計を済ませて森羅、「今日が入籍って聞いて、お祝いをしたいけれど何も持っていないから、せめて言葉を贈らせて貰いますね。」 と一言。いつもカバンの中に入れている一筆箋を取りだし、書き込み出した森羅。
 
 Give & Take
Give & forgive,then Forget
 
  
  思うんですよね、夫婦間や親子間でギヴ・アンド・テイクって法則を成り立たせようと考えてはいけないって。そんな良くあるフレーズに人間関係の基本を求めても、実際になりたく事などほぼ皆無かと思います。期待するだけ、叶わなかった思いで胸が痛くなるだけでしょう。だから人間関係の考え方を変えたら穏やかに思える部分が出て来ると思うんですよね。と言う事で、安らかな時間の為に憶えておいて貰いたい言葉として、「与えて許して、そして忘れる」 の言葉を差し上げました。
 
 
  何の因果か、法的に二人暮らしを始める男女の門出の日に居合わせてしまった森羅… しかも友人の結婚をお祝いする密やかな宴のその席で。 「幸せにしてね」 と言う他力本願な言葉で無く、「共に幸せを共有しましょう!」 と幸せは自分の中にある事を知っている歩み出しであって欲しいと思いながらお店を後にしました。
 
 
  何はともあれ、新しいステージに進む3人に幸多からん事を! (^−^)
  年が明けて、初詣も一月限りと少々追い込み気分がありました。一応、年越し参りとして実家の氏神様へのお参りは済ませています。が、どうしても行きたい、お気に入りの神社がありまして。



  こちらの神社、森羅が初めてお参りに行ったのは、干支一回り以上前のこと。山を背にして祭られた神殿までの参道は、大人一抱えでも手が回らない幹の杉が林立しています。その為に参道は、直射日光が当たらず、杉から出されるフィトンチッドが満ち溢れる気がします。杉の木立で少々の薄暗さを覚えるその先に、神殿があり、神殿周囲の木立は手が入れられ光が差し込んでいます。その為、薄暗いトンネルの先にある神殿が浮かびだされ、とても清々しさと神々しさを覚えるのです。この参道を一歩づつ踏みしめて神殿に近付くのですが、「不思議の国の森羅」 だったりする物ですから、一歩づつに背筋がゾクゾクします。察するに、一歩づつに不浄な物を振るい落としているのでしょう。


  本当のこの神社の神様とは相性が良いと言うと失礼かも知れませんが、落ち着きます。よくよく概要を調べてみると、前世? 前々世?? に所縁が有ったらしいとTOTOさんの所見らしいです。余程縁があると思えるのは、実はモリラフ、こちらの神社でお世話になっていた時期があったのです。その為に神官の数名とは世間話を交わす仲。密かに森羅、 「絶対、何処かでこの神社と太古の昔から縁があるのだ!!」 と信じ切っています。(思う分には害は無いでしょうからw)


  さて、念願叶い、大好きな神社への参拝です。背中にゾクゾク感じながら、獣たちの所業に言葉を掛けながら、神殿に近付きます。お賽銭を入れて拍手を。昨年の一年を見守って頂いたお礼の言葉に、今年思う願い事を心で唱え再び拍手を打ちました。お守りを数点とおみくじを求めました。今年の運勢は中吉だそうで。ま、これからの心掛けて如何様にも変わってくるぞ、と神社に結び付けました。馴染みの神官の方々と世間話を少々し、残るお社に参り。はぁ〜、これでやっと気持ちの荷が下りました。



  帰宅の為に車に乗り込みます。獣2号はチャイルドシートの着用。運転席後のドアを開けて獣2号をシートに納めます。到着した時、チャイルドロックの為、獣2号のドアを森羅が開けました。駐車場の砂利には何故かニット帽が保護色宜しく落ちていました。何方が落としたかは判りませんが、取りに戻られる事もあるでしょうと、触らずに参拝に行ったのですが、帰りの時には消えていました。さて、エンジンを掛けてしばしの運転の始まりです。さぁ〜て、下界に帰るぞ!! (笑)



  帰宅し、家事を少々、キンシコウの稽古の時間です。送ってきました。あれやこれやとしている内にお迎えの時間です。再び車に乗ってキンシコウと合流、家ではモリラフが夕飯を仕度して獣2号と待っています。キンシコウと二人、稽古の按配を話しながら車まで。それぞれのドアに足を進め様とした時に突然、 「 ははは! 車に帽子が付いてるよ!! 」 とケタタマシク笑うキンシコウ。何かの冗談だと思い、怒った風に 「何を行っているの!」 と森羅が返すと、「お母さん、ココだって、ココに帽子が付いている!!」 と指差します。明かりの無い駐車場で目を凝らしてみると、バックシールドのワイパーに被せられたニット帽 が有りました。それは神社の駐車場に落ちていたニット帽…  orz...  うっそ!! こんなニット帽を車の後ろにつけて、延々と車を走らせていただなんて…



  森羅が停める以前から落ちていたニット帽、親切な何方かが 「落ちていた横の車からこぼれたに違いない」 と決めて下さったのでしょうね。忘れて行かない様に、車にくっつけて下さったのでしょうね、きっと 「神様の前だし、今日は良い事をしたぞ!!」 などと心弾ませて見えるのでしょうね。 が、森羅にとっては 落ち込む材料にしかならない!! 真の持ち主が探していたらどうなるのだ?? 初詣で混みあい、観光バスが一日に何台も到着して参拝客が山の様に詣でている所、落とした本人も何処の神社で落としたのか判らないのではないかと想像。うっわ〜〜ん、出所が知れない物を何で森羅が持っているのだぁ??  (> <) この事実を知った森羅はかなり凹な気分です。全くぅ、勘弁して下さいよぉぉ



  さて、思いも掛けず、ヒョンな事から手元に来てしまったニット帽、吉にしても凶にしても頂戴したくない森羅。警察に届けるが良いか、神社の社務所まで送るが良いか、かなり悩んでおります。気分的には、誰かの厄を拾い込んでしまった感じがしないでも…  この一年、大丈夫か?? と初詣で眉を顰める森羅でした。 (−−)
  森羅の周りの皆さんが、高揚感に包まれ、盛んに拍手を繰り返しています。そんな 「感動の渦」 に居ながら、醒めていたのは森羅と我遜…。周囲の高揚とは裏腹に、溜息交じりの二人。それにはこんなバックグラウンドがありました。



  時々、引っ張り出される講演会モドキの集まり。いつもながら小銭稼ぎを後押しする内容で、毎回の事ながらウンザリしています。身央の手前、お付き合いはしていますが、内申はウンザリしています。それでも、会場に身を置いた以上、時間の有効利用をしないと勿体無いです。と言う事で、お尻の位置、背中の位置、肘の位置などを調整し、寝る事に。(爆笑)涎を垂らそうが、イビキだけかかなければ迷惑を掛ける事はないでしょう。それより、何だかんだと人の金銭欲を焚きつける話に、公演後に森羅が徹頭徹尾の批判の演説をぶつ方が傍迷惑。身の程を弁えたら、寝るに限ります。感心するのは、「崇高な目標」 に聞き惚れる人達の神経です。「目の前にぶら下るニンジンが腐っていないかとかチェックしたいぐらいなのに、地平線の向こう側にあるニンジンを信じて爆走できるこの人たちって、ある種スゴイよね。それに比べれば私たちってとっても鈍らな馬よね〜」 と語り合う我遜と森羅は、遥かに場違いです。



  我遜と肩を並べ、うつらうつらで白河夜船。どうやら小銭稼ぎへの焚きつけ講話は終わったらしく、拍手の音で現実世界に戻ります。一応、周囲にあわせて拍手もしておきます。「20分間の休憩に入ります」 のアナウンスを受けて、トイレと息抜き。休憩後も 自ら望んでではありますが一種の 「軟禁状態」 に入る訳ですから、少々の心積もりを。毎度の事ながら、恐ろしくも意味不明に長いトイレの順番待ち… を尻目に、予め建物内をチェックしておいた 「穴場的トイレ」 で用を足します。さてさて、スッキリしたので、お昼寝第二部に取り掛かりましょうか。(笑)



  さて、第二部もささやかに眠りを貪ろうと構えておりましたが、「スペシャルゲストの登場です!!」 の言葉の後、眠りなど何処かに吹き飛んでしまいました。このスペシャルゲストと言うのが、モンゴル出身の方で、内モンゴルの砂漠化防止・緑化活動の一端を担う方でした。流暢な日本語で、「緑化活動を金銭的に支えてくれる皆さんに感謝しています」 辺りを朗々と語ってくれました。緑化活動の一端で、植樹された樹木を維持管理する事で現金収入が出来た事により学校に通えるようになった子供からの感謝の手紙なども読み上げてくれました。聴衆は一様に 「良い事に携わっている」 「善行だ」 などと心に思っていたのでしょうね。繰り返されるサポート企業に対する感謝の言葉、それに酔う聴衆…



  森羅のムカムカの度合いも高まりました。筆談で我遜と癖々とする胸の内を交換します。これは森羅の浅知恵ですが――  都心部が豊かになって行き、それまで生活になかった物資も手に入るようになって来た。例で上げると砂糖の味を知らなかった民族に砂糖がもたらされた。その味覚に魅了された民族は 「無くてはならない物」 として、それまでの物々交換では手に入らない物:砂糖を欲しがり、現金収入の必要を感じる。穏かな自給自足の農耕生活が崩壊する予兆。畑を広げるには時間も労力も掛かりすぎる。家畜を売りさばくと、農耕作業に差し障る。どうやら木を切り倒して持ち込むと現金が貰えるそうだ、そうだ、木を切って売ったらイイ… 伐採を一人が始めて少しばかりでも現金収入が入ったのを見れば、瘤取り爺さんのお隣さん・オムスビコロリンのお隣さん、花咲か爺さんのお隣さんに限らず、我も我もと群りたくなるほどに、ユニバーサルに用途が広がる現金は魅力なのでしょう。多くの人が伐採し、何時しか山は禿山に…。貧しい農村部から運び出された木材は、建材や家具や何やらに加工されたのでしょうね。そして又、一部はパルプの材料としても用いられたのでしょう。中国は日本のお隣の国。現在、日本国内で見られる輸入生活品の多くは中国製。中国での砂漠化が深刻になって以降ぐらいに国交回復だったかしら?? 何れにせよ、貧しい農村部というのは、いつでも富める都市部に踏み台にされていた事に完全な否定は諌められないと思います。 う〜ん、難しい話をしてしまい、チョット森羅は疲れました。早い話が、「 内モンゴルで伐採された木で作られたトイレットペーパーで日本人はケツを拭いて来たんだ!! 」 辺りでいいかと思います。



  さて、ウットリした風情の聴衆に戻ります。「善行だ」 「我々は中国人を助けているんだ」 と心底信じられる方々へ、ゲストスピーカーさん、言ってやって下さいよ、「我々の木材で日本人はケツ拭いた、その分の負債位は快く払えよ!!」  って、今現在、緑化活動のスポンサーの方々に、ありがとうは言えても本音は言えないだろうなぁ。って事で、森羅が代行して言います。「ケツ拭いた分ぐらいは快く協力しろよ! 協力しなきゃ、バンバン黄砂を偏西風に乗っけて送り込んでやる!!」  



  森羅の協力の程度は? って、その会場で緑化活動への募金が呼び掛けられていたのでチャリンと入れてきました。ネット上でもワンクリック募金なる物がありまして、 http://www.dff.jp/ 
 に忘れなければ勤しんでいます。砂漠化に限らず、アジアの多くの山が樹木を失ったために降雨量に耐えられず地滑りで、作物を育てるのに必要な表土が流されて荒れていると聞きます。大きな土砂災害で災害寄付金を募る声は聞こえてきますよね。何かを変えてくれとお願いはしません。が、私たちの生活がアジアの人たちに支えられて豊かで居られる事を今一度 確認したいと思った午後でした。



  偉そうな事を書いたので、知恵熱が出ました。寝ます。あ、森羅の頭は5分前に手にしたものを置き忘れて探し回るが日常。付け焼刃的な知識と、事実確認はご自身でなさって下さいませ。で、間違えに気付かれた方は、どうぞお知らせ下さいませ。

カワイイ森羅の母

  「女侍」 「女夜叉」 「大和撫子」 今まで頂戴した森羅に関する表現です。どうもパワーフルな事は記事を通じて知れてしまったような気がします。(苦笑) 過去に森羅の父に関する記事を作成した事はあるのですが、森羅の母に関しては一つの記事もありません。如何にして、この様な不心得者が育ってしまったかの責任、ほとんど母・ネイコには無いと判断しております。以下の文章で、ご賛同を頂けるかと。



  森羅の実家のお風呂は 木のお風呂 でした。若い方たちには想像が付かないかも知れませんが、寿司桶の大きいバージョンとでも言いましょうか。風呂の蓋も木製。風呂桶の側面の下側に風呂釜に繋がる穴が開いており、風呂を沸かすのは風呂場の外にある風呂釜のガスに点火してお湯を沸かした物でした。最後にお風呂に入った家族が、風呂の栓を抜き、通りに面した40cm四方ぐらいの窓を開けて風呂桶を乾かす作業をしていました。風呂の蓋、風呂桶の周囲より、少し大きめで、二枚の蓋にて使用していました。風呂桶に関しては、風呂釜脇の勝手口から外に出し、日干しをしていました。



  ハイティーンの頃、時々 ネイコ母が尋ねてきました。「ねぇ、森羅さん、お風呂の窓っていつも開けてる?」 風呂の窓は風呂桶の向こう側で、洗い場から20cm は低く、風呂桶に入っている状態で無いと、オチビの森羅にはチョット手が届きません。捩じ込み式の鍵が面倒臭くって、窓にはほとんど触れていない森羅、「開けてないよ」 と返事を。ネイコ母は 「何でだろうねぇ…」 と首をかしげながらも会話終了。総勢6人が同じお湯を使うのですから、その内の誰かが開けたのだろうと疑問にも思わずいた森羅でした。


  何だかんだとしていたら、日付が変わってしまった頃、終電など終わって小一時間が経とうとする時間帯でした。体を洗おうと風呂場の電気を点けようとしました。何の気なしに勝手口のスリガラスに目を向けると、街灯を背に、輪郭がハッキリしないもののポッチャリしたシルエットが近付くのが見えました。風呂場の窓はネイコ母が言っていた様に、3cmほど開いています。ピン!! と来た森羅。これです、コヤツですわ、森羅宅のお風呂を覗いていたのは!! 風呂場のライトはそのままにして、素早く衣服を身に付け、家の中の竹刀とカメラを準備しました。いつでも闇討ちにしてやる心積もりでした。が、眠気に勝てず、捩じ込み式の鍵を掛けて入浴完了。その後は速攻、眠りの国に飛び立った森羅です。



  翌日、ネイコ母が玄関脇に竹刀と一眼レフが置いてあるのを見て、何のためなのか森羅に聞いていました。カクカクシカジカ―― 前夜のプチ騒動を聞かせたところ、「風呂窓の怪」 に納得した様子でありました。因みに森羅、カメラを持ち出した理由を 「タダでぬ〜どを見せるなんざ、勿体無くって出来るか! 世間では素人さんの方が高い値が付くらしいからねぇ。キチンと対価を払って貰うためには証拠が要るでしょ!」 成人前から、観点はズレテいた森羅でありました。(爆笑)



  エアコンが普及していない頃でしたから、涼を取るのに窓を全開にしていた時代です。そんなシーズン、森羅父の帰宅を待たず夕食も終わり、風呂の準備をする為に勝手口から風呂の蓋を取り込もうとした時です。あの、深夜に見掛けたシルエットの男が歩いて来ます。再び、ピン!! と来た森羅、素知らぬ顔で蓋を取り込み、勝手口の鍵を閉めたらネイコ母に報告を入れました。「母さん、覗き見が来てるわ。」 返って来た言葉は 「ふぅん、そっか。」 え? それだけ?? と言うリアクション。「警察に電話入れなくってもイイの?」 の森羅の言葉に、「あ〜、じゃ森羅さん、電話しておいて〜」 と空気が入っていない返事。何だろうなぁ〜とネイコ母の事をいぶかしみながら、受話器を手に通報いたしました。後は制服の方々が到着するのを待つだけです。風呂には入れないし…(苦笑)



  手持ちぶささに自室に一旦戻り、飲み物を取りに再び1階まで。風呂場からパチャパチャ水音が聞こえます。覗いてみると、湯船に指先だけを入れているネイコ母。「母さん、何してるの??」 の問い掛けに、「こうやっているとねぇ、音を聞いて、覗き見が来るからねぇ…」 ←至って真剣な発言、でも意味不明。 (−−) 「母さん、覗き見は見たくって仕方ないんだから、そんな事しなくっても来るってば! それより、そんな騙しを続けていたら逆に警戒されるから止めてよぉ〜」



  制服の方々の到着を待ちながら、時間潰し… チョット飽きたので3階の自室に物を取りに行きました。階段を登って目に飛び込んで来たのは、電気の付いていない部屋の窓の下側サッシに引っ付いているネイコ母と妹・身央。窓外からは額と目以外は隠している状態です。 「母さん、そこで何してるの?」 の森羅の問いに、「お母さんね、ここでね、覗き見を見張ってるの。あのね、森羅さん、覗き見、さっき あそこの細道に入ったんだよ…」 と又、至って真剣に聞かせてくれます。あ〜、完全にネイコ母、地面に足が付いていません。「母さん、見張ってるって言うけど、アイツが家に帰ろうとしても、3階から何が出来るの? 1階に下りる間に姿を晦まされるよ。それ、見張るじゃないよ、観察だよ。」  ある種の興奮状態のネイコ母、森羅に言われて少々凹んだ様子です。「…じゃお母さん、ゴミ出してくるわ」 と言い残し1階に下りて行きました。



  今の脇の窓は目隠しの簾を垂らしながらも窓は全開です。そんな所に制服の方々がポッチャリ体型の男を従えて、森羅宅の玄関に現れました。全く、AHOU!! も良い所です。「この男ですか?」 なんて玄関先で聞いたら、通報したのが森羅宅だと明白に知れてしまいます。賢いなぁ、制服組。(; ;) ネイコ母からの厳命で、「顔を見せるな!!」 だったので、玄関から2m 離れた居間の窓の簾越しに言葉を交わしました。男の確認と言う事で森羅、「はい、その男です!!」 と言葉を返した時、ゴミ出しを終えてネイコ母が戻って来たのです。覗き見男は盗人猛々しく 「違います!」 と言いました。【はぁ、知らないって何が知らないって言うんだよ! 違うって、挙動不審の男と違うと言いたい事自体、お前が当事者と言ってるも同然だなぁ、メデタイなぁ】 などと森羅が腹を抱えそうになった時、ネイコ母が声を挙げました。「アンタねぇ、違うって言うけど、しらばっくれたってダメだからね!! ウチはね、キチンと写真が取ってあるんだから!!」 この一言で 覗き見男は、「すみません! 出来心でした!!」 とアッサリ自白。森羅としては、もう少々おイタブリして差し上げたかったんですが(笑) かくして覗き見男は御用となり、制服の方々にカシズカレ(??) 赤いライトを輝かす車両におデブなボディを詰め込んで一夜の外泊に出られたのでありました。



  赤いライトを見送った後、お風呂のお湯も湧いています。心置きなくお風呂を楽しんだ訳です。「ねぇ、母さん、森羅はカメラを玄関に準備したけれど、写真は撮ってないんだけど。知ってた?」 と森羅が声を掛けたなら、鼻息も荒くネイコ母 「そんな事は嘘に決まっている。それでも覗き見が捕まったから、ザマを見なさい!! だわね♪♪」  ……あのぉ、それでイイのですかぁ?? 制服到着まで、湯船に手を入れて水音を立ててみたり、3階の窓から観察するのを見張っているって言って見たり… で、最後は勧進帳ではあるまいし、ハッタリですか??  小さい頃から、「親が言う事は絶対!!」 と言い聞かされて来た森羅、なんだか力が抜けてゆくのを感じたのでした。 ネイコ母、妙にかわい過ぎます!! 



  いつの事からか、ネイコ母の事を 「母さん」 と 「ネイちゃん」 と二通りの呼び方をしていた森羅でした。 あ、覗き見から慰謝料巻き上げる… これはチョイトできない事情がありまして… タダでぬ〜どを見せてしまった!! 心ならずも勿体無い事を…(爆笑)

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