☆北欧空紀行☆〜青い空と白い雲と社会福祉

大阪人間科学大学秦康宏の手帳です。写真の数は嫌がられせくらい多い。

世界のSW倫理綱領

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 次のページ ]

イメージ 1

ソーシャルワークの定義

(2000年7月 国際ソーシャルワーカー連盟)

(2000年7月27日モントリオールにおける総会において採択、日本語訳は日本ソーシャルワーカー協会、日本社会福祉士会、日本医療社会事業協会で構成するIFSW日本国調整団体が2001年1月26日決定した定訳である。)

定 義※

 ソーシャルワーク専門職は、人間の福利(ウェルビーング)の増進を目指して、社会の変革を進め人間観における問題解決を図り、人びとのエンパワーメントと解放を促していく。ソーシャルワークは、人間の行動と社会のシステムに関する理論を利用して、人びとがその環境と相互に影響し合う接点に介入する。人権と社会正義の原理は、ソーシャルワークの拠り所とする基盤である。

解 説

 様ざまな形態をもって行われるソーシャルワークは、人びととその環境の間の多様で複雑な相互作用に働きかける。その使命は、すべての人びとが、彼らのもつ可能性を十分に発展させ、その生活を豊かなものにし、かつ、機能不全を防ぐことができるようにすることである。専門職としてのソーシャルワークが、焦点を置くのは、問題解決と変革である。従ってこの意味で、ソーシャルワーカーは、社会においての、かつ、ソーシャルワーカーが支援する個人、家族、コニュニティの人びとの生活にとっての、変革をもたらす仲介者である。ソーシャルワークは、価値、理論、および実践が相互に関連しあうシステムである。

価 値

 ソーシャルワーカーは、人道主義と民主主義の理想から生まれ育ってきたのであって、その職場上の価値は、すべての人間が平等であること、価値ある存在であること、そして、尊厳を有していることを認めて、これを尊重することに基盤を置いている。ソーシャルワーク実践は、一世紀余り前のその起源以来、人間のニーズを充足し、人間の潜在能力を開発することに焦点を置いてきた。人権と社会正義は、ソーシャルワークの活動に対し、これを動機づけ、正当化する根拠を与える。ソーシャルワーク専門職は、不利益を破っている人びとと連帯して、貧困を軽減することに努め、また、傷つきやすく抑圧されている人びとを解放して社会的包含(ソーシャル・インクルージョン)を促進するよう努力する。ソーシャルワークの諸価値は、この専門職の、各国別並びに国際的な倫理網領として具体的に表現されている。

理 論

 ソーシャルワークは、特にソーシャルワークの文脈でとらえて意味のある、地方の土着の知識を含む、調査研究と実践評価から導かれた実証に基づく知識体系に、その方法論の基礎を置く。ソーシャルワークは、人間と環境の間の相互作用の複雑さを認識している。そして、人びとの能力が、その相互作用に対して働く様ざまな力一それには、生体・心理社会的要因が含まれるーによって影響を受けながらも、同時にその力を変えることができることをも認識している。ソーシャルワーク専門職は、複雑な状況を分析し、かつ、個人、組織、社会、さらに文化の変革を促すために、人間の発達と行動、および社会システムに関する理論を活用する。

実 践

 ソーシャルワークは、社会に存在する障壁、不平等および不公正に働きかけて取り組む。そして、日常の個人的問題や社会的問題だけでなく、危険と緊急事態にも対応する。ソーシャルワークは、人と環境についての全体論的なとらえ方に焦点を合わせた様ざまな気脳、技術、および活動を利用する。

ソーシャルワークによる介入の範囲は、主として個人に焦点を置いた心理社会的プロセスから社会政策、社会計画および社会開発への参画にまで及ぶ。この中には、人びとがコミュニティの中でサービスや社会資源を利用できるように援助する努力だけでなく、カウンセリング、臨床ソーシャルワーク、グループワーク、社会教育ワークおよび家族への援助や家族療法までも含まれる。ソーシャルワークの介入には、さらに、施設機関の運営、コミュニティ・オーガ二ゼーション、社会政策および経済開発に影響を及ぼす社会的・政治的活動に携わることも含まれる。ソーシャルワークのこの全体論的な視点は、普遍的なものであるが、ソーシャルワーク実践での優先順位は、文化的、歴史的、および社会経済的条件の違いにより、国や時代によって異なってくるであろう。


※(注) ソーシャルワーク専門職のこの国際的な定義は、1982年に採択されたIFSW定義に代わるものである。21世紀のソーシャルワークは、動的で発展的であり、従って、どんな定義によっても、余すところなくすべてを言いつくすことはできないといってよいであろう。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

Danish Association of Social Workers (DS)


Etikvejledning - Etiske principper i socialt arbejde


Vedtaget af Dansk Socialrådgiverforenings repræsentanskab på møderne i december 1995 og december 1997. Senest revideret december 2000 - med kommentarer

デンマークは3団体共通です。調整団体を作って国際ソーシャルワーカー連盟に加入しています。日本とおなじですね。

http://www.socialrdg.dk/
http://www.hk-kommunal.dk/
http://www.sl.dk/

どんな内容か知りたいのですが、デンマーク語しかなくて・・・

イメージ 1

現在のところ、不明です。

協会のホームページは
http://www.talentia.fi/
です。但し、フィンランド語が中心です。

イメージ 1

アイルランドの倫理綱領
(1)制定年
1991年4月4日に開催されたアイルランドソーシャルワーカー協会の年次総会で採択されている。
(2)構成
協会の正式名称は、「アイルランドソーシャルワーカー協会 」である。
60の倫理規定文で構成されている。
(3)目的・理念
目的は、「ソーシャルワーク専門職は、人道主義と平等主義の理念に基づいている。ソーシャルワーカーは、すべての人の本質的な価値と尊厳を認め、受容、自己決定、個別性の尊重の価値に専心する。ソーシャルワーカーは、人々の福祉と自己実現、個人、グループ、国家、国際的なニーズを満たす資源の開発、人の行為に関する規律のある知識の活用のために尽くす」である。
方針は、「ソーシャルワーカーは、いかなる領域においても、差別なしに尽くすことを誓約する。ソーシャルワークは、社会における効果的な社会変革の目標と双方の利益のために、社会の中で、個人が成長する方法に専門的に関与する。ソーシャルワークの機能は、人々が個人および集合的な社会的課題−解決技術:サービスを要求することに関連する人々を促す機能、:代弁機能、社会的に公正な社会資源の分配の獲得を促進し、行動する機能−を発展させること助けることを含んでいる」である。
(4)特徴
 PDFファイルで14ページという分量になっている。倫理規定の他に、81の一般規則が定められている。

アイルランドソーシャルワーカー協会『アイルランドソーシャルワーカー協会ホームページ』(2004-5-2)http://www.iasw.ie/

イメージ 1

オーストラリアの倫理綱領
(1)制定年
1999年に制定されている。
(2)構成
表47 オーストラリアの倫理綱領の構成
1.0.0 ソーシャルワークの目標
1.1 態度表明およびねらい
1.2 ソーシャルワーク
1.3 オーストラリアソーシャルワーカー協会
2.0.0 倫理綱領の本質と目的
3.0.0 価値と原則
3.1.0 価値:人間としての尊厳と価値
3.1.1 原則
3.2.0 価値:社会正義
3.2.1 原則
3.3.0 価値:人間らしさへの貢献
3.3.1 原則
3.4.0 価値:誠実
3.4.1 原則
3.5.1 価値:力量
3.5.1 原則
4.0.0 価値を実践するための手段
4.1.0 一般的倫理的責任
4.1.1 人間としての尊厳と価値への尊重
4.1.2 社会正義への貢献
4.1.3 ソーシャルワークサービス
4.1.4 専門職としての誠実
4.1.5 実践能力
4.2.0 クライエントへの責任
4.2.1 クライエントの利益の優先
4.2.2 利益の対立
4.2.3 クライエントの自己決定
4.2.3(1) インフォームド・コンセント
4.2.4 文化的意識
4.2.5 プライバシーの情報/守秘義務
4.2.6 記録
4.2.7 サービスの終結/中断
4.3.0 同僚への責任
4.4.0 職場内における責任
4.5.0 特別な状況における責任
4.5.1 教育、訓練、スーパービジョン、評価
4.5.2 調査研究
4.6.0 専門職に対する責任
5.0.0 倫理的意思決定のためのガイドライン
5.1.0 倫理的意思決定
5.1.2 利益の対立
5.1.2(1) 自発的でないクライエント
5.1.2(2) 多数のクライエント
5.1.2(3) 守秘義務
5.1.2(4) 職場
5.1.3 良心的な異議
6.0.0 用語解説
参考文献
付則1 オーストラリアの人権協定
付則2 不服申し立ての手続き概要
承認

(3)目的・理念
・ 個人および社会の最大限可能な水準での幸福の達成のために働くこと
・ 社会開発と社会変革を通じての社会正義の達成のために働くこと
・ 人々の利益と権利の進展
・ 社会的、経済的、政治的資源への等しい参加を達成し、追及するために、個人、グループ、地域ととも働くこと
・ 無視を受け、傷つきやすく、不利益を被り、ニーズを除外された個人、グループ、地域、組織、社会のクライエントの福祉を向上するための支持
・ 構造的な不公平の認識を高める
・ 社会資源の公平な分配を行う政策や実践の促進
・ 社会的な障壁や不平等、不当を減らす社会変革をもたらす行動

(4)特徴
英国に参照されている。
アメリカ合衆国やトルコと同様、制限列挙タイプである。分量は、34ページに至っている。

オーストラリアソーシャルワーカー協会『オーストラリアソーシャルワーカー協会ホームページ』(アクセス日2004-2-1)http://www.aasw.asn.au/

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 次のページ ]


.
検索 検索

ブログバナー

sin*a*hi*234
sin*a*hi*234
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事