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山形ものが続いていましたので、今回は三条で。

三条といえば、喜久和とか清秀とか秀久とかセキカワとかツボタとか色んなメーカーがありますが、ちょっと変わり種の利房刃物。
どちらかというと、剪定鋏よりも木鋏の方に力を入れている鍛冶屋さんのようです。

お値段的にも今まで紹介した剪定鋏よりも安価な製品です。

イメージ 1

形も最近はあまり見られなくなったO型です。
予備バネ付きです。

イメージ 2

同梱の差紙にも書いてありますが、裏スキであることに拘りのある鍛冶屋さんのようです。

まずは持った感じの印象ですが・・・なにこれ?スッカスカ??
なんて言うんでしょうか。軽いというかズッシリ感がないというのか、鋼の密度が低いんじゃないのかっていうようなそんな感じ。
確かに柄の部分の鋼が肉が薄いような感じも・・・

実際に重さを測ったわけではないですが、そんなに変わらないように思うんですが、握ってみるとなんだか頼りない感を感じてしまうんです。

イメージ 3

さて、売り文句の裏スキですが、確かに裏スキです。
こんなに透かなくてもいいじゃないというくらい透いてあります。
画像にしてしまうと判りづらいんですが、受刃の根本の角と切刃の間に影ができているのが判りますか。

摺合せなどの調子は思っていたよりもいい感じです。
試し切りでも切れ味は悪く無いですが・・・

イメージ 7

これは刃を閉じた時の画像です。これでしっかりと顎で止まっています。
切刃と受刃の形がこんなに違います。
ここは両方のサイズがピッタリのほうが望ましいのですが。
(研いで長く使えます)

最後に、下の画像を見てください。

イメージ 4

イメージ 5

刃の中程から光り方が変わっているのが判りますか。
よく観ると、そこで鋼の色も変わっています。
下の画像を見てください。

イメージ 6

これは焼入れの跡ですかね。
焼きを入れる部分には泥を塗ります。
塗ってあるところとそうでないところの境目がこのように見えているのです。

つまり、この鋏の刃は途中までは焼きが入っているけど、それ以降は焼きが入っていないということです。

じゃあ、他の全鋼の鋏にこの跡が見えないのは?というと、刃全体若しくは剪定鋏全体に焼きが入っているから境目が見えないのです。

実際に刃として使う部分は焼きが入っている部分だけで十分で、これ以上研いで使っていくことはまずないでしょう。
しかし、焼きが入っているかどうかは強度に影響しますから、刃全体に焼きが入っている物のほうが上等です。

しっかりと使ってみないと判りませんが、家庭で使う刃物としては悪くないのかも知れません。
ソコソコのお値段で、それなりの物をっていう方には悪くない選択かも。





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