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今日は今日とて電池の話をしていきましょうか。
ずっと住友金属鉱業の特許をやってきましたが、
次はユアサコーポレーションの特許の話です。
まあ、話題のα水酸化ニッケルの話を
また延々としていくのですが・・・
誰も食いつきそうにない話題を
延々としていきますよへっへっへ・・・
今回参考にする特許資料は
出願番号:特願2002-48673
公開番号:特開2003-249214
出願人:ユアサコーポレーション
です。
簡単な内容としては
α水酸化ニッケルの作り方と
具体的な電池の作り方の特許です。
ユアサコーポレーションは他にも
酸化コバルトなどリチウムイオン電池の
陽極材料も製造している会社です。
ユアサコーポの工夫は
アルミニウムなどを固溶させたα型
水酸化ニッケルに一種類または二種類以上の
希土類水酸化物、酸化物またはオキシ水酸化物
を混ぜ合わせたというところです。
端的に混ぜ合わせるメリットを言うと
充電受け入れ性が向上し
急速充電を可能に出来ると同時に
初期活性化の高速化を可能にすると
言うことです。
なぜ、希土類化合物を電極に混ぜると
高速充電が出来るのかというと、
これらが酸素過電圧を高めて
酸素発生を抑制するためだそうです。
酸素が発生すると陽極物質が活性化
しないため多くの電力を必要とします。
酸素の抑制が電力消費を少なくする
ことにもなるそうです。
こららの希土類化合物は重量%で5%で
飽和するためこれ以上入れても無駄のようです。
とりあえず、今日はここまでにしときましょう。
次回は実際の合成の仕方に焦点を当ててみましょう。
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