美男ですね。妄想シーズン2

ちょっと・・「心のかぜ」になり・・・更新が遅れていて・・ごめんなさい。

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その146

ジェルミ達は明日からイギリスに旅立つ。シヌの飛行機の20分後の離陸で・・・そうだ、自分が記者を集め番宣の手はずを整えたのに、すっかり忘れていた・・・。どうしたんだろう・・・・今回はついついぼーっとしてしまう・・・とユリは思った。

ジェルミもユニも荷造りを完璧に終わらせたと言っていた。明日、ジョリーを預ければそれでいつでも出発出来た。ユニの父親と一緒だからか・・・ジェルミーは少し緊張して・・・そして、淋しそうだった。テギョンさんの家で子供達の世話をしようと言い出したねはユニだった。ジェルミの表情の向こう側にまだ、触れたくなかった。

モファランもやって来て、ミランとテランに目を細めていた。ふと・・テギョンの子供の頃にそっくりだな・・・とモファランは思った。いや、単細胞で扱いやすい・・・ミニョの性格だろうか・・・それとも・・・耳たぶを触ると二人とも嫌がった。モファランは昔のミナムを思い出し、そこにコ・ジェヒョンを重ねていた。


しばらくして、子供達が一人・二人と夢の中へ入って行った。

その頃、ミニョとテギョンが帰ってきた。
シヌの部屋にはまだ、モファランがいて・・・
テギョンは一瞬どうしたらいいのか・・・戸惑っていた。
ミニョが
『お義母さん・・。』
というとモファランは静かに微笑んでくれた。
テギョンに何か・・・言葉を掛けたがっていた。
テギョンも何か・・モファランに話し掛けたかった。
ミニョは・・・そうだ・・・と思った。

『あ・・・あの・・・今日、いろいろ歩き回ったら、少しおなかが張ってしまって・・・お義母さん・・・子供たちを部屋まで・・・連れて行っていただけませんか・・。』

ミニョは心の中で
「院長先生・・・・私は自分の夫と義母が言葉を交わす機会を作るために・・小さなうそをついてしまいました。」
とつぶやいた。

テギョンはおなかが張っている・・・それは大変だと慌てた。
『ヨボ・・・大丈夫か・・・』
といいそうになったとき、エレベーターの中でキャッキャッとはしゃいでいたのは何だった・・・とも思ったが・・・自分の妻は嘘は言わない・・・
と思い直し・・・モファランに連れてきてもらえないかと目で合図をした。

ジェルミ達もそれぞれの部屋に戻っていこうとしていた。エレベーターに乗ろうとした時、ジェルミはユニに腕をつかまれた。
ユニは言った。
『・・・なんか、すごく久しぶりにあのバスに乗らない?』
ジェルミはそうだな・・と思った。
停留所に着くとユニは言った。
『私・・・ここで待っている。』
ジェルミは一瞬考えていた。
バスが来るまで・・・二人は何も言葉を交わさなかった。

ユニはテギョンたちの部屋に行くまでに・・・ジェルミがジョリーと一緒に部屋にいた時の・・・そのときのジェルミの姿を見ていた。
合鍵を使って入った自分に気づかないぐらいジェルミは宙を見ていた。
ユニがはやの電気をつけると・・・
『あ・・・ユニ・・・来たんだ。』
と言った。
『食事は?』
と聞くと
返事が返ってこなかった。
何かが起きているなあと思った。
このまま、この部屋にいないほうがいい・・・とユニは思った。
差し入れを買って・・シヌの部屋に行こうとユニが言った。
ジェルミーは
『そうだね・・・。このまま・・一人でいると・・・空気が重たく・・・空気さえ重たい存在になるんだ・・。』
と答えた。

『荷物は?』
とユニが聞くと
『終わったよ・・・・。』
と答えた。部屋に片隅にスーツケースが置かれていた。
準備は万端なんだろうな・・・。
ユニは何か・・・重たい理由がイギリス行きにはあるな・・・と思った。

双子を相手にしている間も、シヌと話しているときも・・・
いつものジェルミーとはどこかが違っていた。
あのバスなら・・・ジェルミーに元気を与えてくれるかもしれないとユニは思った。

しばらくして、バスが来た。
ユニが
『いってらっしゃい』
というと
ジェルミーがユニの手を引いた。
ゆにはびっくりした。
ジェルミーはユニを空いている一番後ろの席に座らせた。
そして、
『何も・・・話しかけないで・・・そこで・・僕を見守っていて。』
と言った。
バスのドアが閉まり・・・二人だけを乗せて・・・バスは走り出した。










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