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今日も今日とて深夜のTV映画を堪能。
本日の映画は「ディナー・ラッシュ」
2001年日本公開 ↓日本版予告編
これを見るとなんだかあまり面白くなさそうだが
つまり、ありがちなコメディーサスペンスっぽいが
んなことはなくて、至って淡々とした、でも騒がしいお話。
イタリアンレストランの一夜の話なんだけど
オーナーの息子であるシェフが新進気鋭のってヤツで、その店は大繁盛
厨房は戦争状態となっているのに、副シェフはある問題を抱えてて
調理をしながら、心ここにあらずなところもあって
見ているほうは、これで客の注文をさばけるのか?というのでちょっとドキドキする。
マフィアはやってくるは、気難しい画廊の店主はくるは、料理評論家はくるは、だし。
途中で停電したりもするしね。
映画のほとんどはそういう騒がしい群像劇という感じ。
そういう中でメインのストーリーは父(オーナー)と息子(シェフ)の世代交代を描いている。
と、思わせておいて
実は全然、世代交代してないところが面白い。
だいたい、シェフって「厨房では神様」みたいなこと言うじゃないですか
息子は実際そんな感じで、ダメな料理人を有無を言わさず首にしたりするんだけど
「神様」はただ無慈悲な裁きを行うだけではなくて、
世界をもっと高いところから見渡し、いろんなところに気を配り、人を育てたりもし、
ひいては、自分の思い通りに運命の糸を操る。
そういうものであるというのを、親父は見せてくれる。(観客にはね)
1枚も2枚も上手なのだ。
この親父(オーナー)を演じるのは
映画「レオン」でレオンの殺しの仕事を仕切っていた、あの俳優さんで、実に渋い。
あと、出てくる女優さんが、みんなあんまり可愛くなくて、リアルだw
料理評論家の女なんか、もう、気持ち悪いもん。
まあ、そういう風に演じているんだろうけど。
それから、証券会社のビジネスマンが出てくるんだけど
これがあからさまに怪しいのが可笑しかった。
ただ、どういう風に絡んでくるのかが判らずに
最後で、ああ、なるほど〜と思わせてくれるので
そこそこカタルシスも味わえます。
レンタルでもいいので一見の価値はあるかな、と思います。
好きな人はすごく好きと思える映画じゃないかしら。
もいっこ、気になったところ
冒頭、オーナー(親父)の親友(兼ビジネスパートナー)が殺されるんだが
(親父と親友は裏でノミ屋もやってたのだ)
その娘がレストランに食事に来ていてオーナー(親父)に
自分の父が殺されたことを非難がましく言ったりするんだけど
その後、彼女の家に電話かけた時のオーナー(親父)と彼女の会話の雰囲気は
ずぇーったい「関係がある」間柄のモノだよね?
彼女の娘(親友の孫)に「ミスター○○」じゃなくて名前で呼ばせようとするしね!
ひょっとして自分の娘???
などと謎がいろいろ残るところもまた楽しい映画なのでした。
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