□■□ひとり静かに思うこと□■□

六白金星、今年は最高の運気の年だとか?ほんまかいな?

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嘘だらけの君へ

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朝、誰も起きてこないから、ひとり朝食を作った。
昨日の休日も、そうだったけど。
君は、11時を過ぎないと、もう寝室から出てこなくなってしまったし。

昨日は、さすがに長男が11時半に起こしに行って、家族揃って、遅い朝食をとったけど。
今日は、息子達の方が起きてこなくて、11時15分に君が出てきた。
僕は「朝食、食べる?」と聞き、君は「うん」と応えた。

夫婦ふたりだけで、横に並んで座って、遅い朝食を食べた。
僕の作ったサラダと、昨夜作ったカレーと、暖かいクロワッサンと、コーヒーと。
被災の様子を伝える、テレビの画面を見ながら、僕たちは黙って食べた。

僕は、沈黙を破って、君に言った。
「一昨夜、ああいう話ししたからって、別に携帯のメール、止めなくてもいいからね。
僕は、あなたの携帯を覗く気もないし、取り上げて、隠す気もないから」

君は、言ったね。
「自分の携帯に、オートロックをかけている人に、そんなこと言われたくない。
携帯でのメールに、とやかく言われること、もう話したくない」

君は、あくまで、シラを切り通すんだね。
僕は君に、おどけて提案した。
「じゃぁ、相手に携帯渡して、一斉にせぇ〜ので、中身、見せ合う?」

君は、黙ってる。
どういう切り返しが有効か、いつも考えて言う。
僕の携帯は、君に見せても良いけど、君は、今、困るよね?

受信・送信フォルダに、かかっているロックを、どう夫に説明するか。
ロックを外したら、彼との交信記録が、たくさん出てきちゃう。
シークレットモードをかけてあっても、公開する訳にはいかないものね。

それに、彼との記録は、消したくないでしょう?
手帳に、デートを全部記録している君だもの。
彼から囁かれたメールを、消去するなんて、身を切るより辛いはずだ。

僕は、さらにおどけて、君に尋ねる。
「いつも携帯を肌身離さず持ってるけど、入浴中はどうしてるの?
入浴中も、中で携帯で、メールしてるの?」

妻は、ひきつった笑いを浮かべながら、答える。
「そういう防水機能のついてるのもあるらしいけど、私のは違う。
なに?携帯、探してるの?なんで、そんなに関心あるの?」

返事になってない。
君は、いつも僕の問いには正面から答えず、別の話に持って行こうとする。
特に、自分の都合の悪いときは。

「そりゃ、一応これでも夫ですから、重大な関心を持ってますよ。
相手の男性にも。それに…」
僕は、一瞬躊躇ったけど(いいや、もう…、まわりくどいのは止めよう)と思った。

「一昨夜、君の話を聞いて、あぁ、嘘だらけだなって、わかったし。
嘘はつかない、うしろめたいことは一切しない、ってこと自体、嘘だなと。
嘘だよね?君の説明?」

君は、無難にやり過ごせていたと思えた事が、蒸し返されて、緊張している。
「面白おかしく話す、他人の告げ口を、あなたは信じるんだ?
そりゃ、他人からすれば、そういう話し、面白いわよね」

僕は、すかさず言う。
「事実じゃないって?ブルーベリーなんて知らないって?
体育館も行ってないって?そういうんだね?あくまでも?」

君は「そんなの、知らないわよ。行ってない…」と答える。
僕は「それは、正直な回答ですか?嘘じゃないと?」とたたみかける。
君は「嘘なんかついてない」と嘘をつく。

遠く前を見たまま、僕の顔を見ようとしない君。
僕は、君の横顔を、じっと見つめる。
君は奥歯をかみしめているのか、頬の表面がヒクヒクと動いている…。

本当は、君に、その時のふたりの写真を見せて、絞り上げてもいいんだけど。
さらに、その後、ふたりが車で移動して、どこに行ったかも、含めてね。
でも、僕は、まず、君の口から聞きたいんだ。

「異性とふたりだけで食事をするってこと自体、もう“そういうこと”って言ったよね?」
「私にはね。あなたにとっては、大したことじゃないんでしょうけど」
「じゃぁ、ふたりだけで食事してたら、夜逢ってたら“そういうこと”なんだ?」

君は言葉を選びながら「そういうこと…でしょうね」と答える。
「そういうこと、してたんだよね?その男性と?」と僕は尋ねる。
「だから、知らないって」と君はシラを切る。

「嘘つきだよね…。
君は、平気で、嘘つくようになったよね?
ま、眉間にしわ寄せることもなくなったし、綺麗になったけど」と僕が言う。
「あら、そう?」君は、無理矢理、笑顔を作って応じる。

長男が、階段を上がって、起きてきた。
父母の話している雰囲気を、どう察したかは、わからない。
そのうち、全貌を伝えなきゃいけないだろうけど。

そこが、つらいな…。
君にとっても、そうでしょう?
君が、一番恐れてるのは、子どもたちに知られることだよね?僕よりも?

「お母さん、好きな人ができちゃったんだって〜」と、僕から明るく話すか?
「お母さんはね、外で男とセックスしまくってるんだよ」と、事実を話すか?
どちらにしても、言ってることは一緒だけど…。

「カレーとパン、温めて、食べて〜」僕は長男に声をかける。
「あ〜ぁ」長男は、寝ぼけた返事で、自分で朝食の用意をする。
君は、黙って、使った食器をキッチンのシンクに運ぶ。

君への追求、第2弾は、こうして短く終わった。
でも、僕の意思は、君に伝わったはずだ。
少なくとも、これまでのように、夫を言いくるめられないことは、わかったよね?

13時45分、君は寝室に降りて行く。
昨日は、13時から17時過ぎまで、出てこなかった。
今日は、何時まで、ひとり籠城するのだろう?

君は、考えているはずだ。
このままでは、まずいと。
でも、夫は、決定的な証拠は何も握ってないようだし…と。

僕に「嘘つき」と言われても、さほど反応がないのは、自分でわかっているからだ。
以前の君だったら、「嘘つき」呼ばわりされたら、すごく腹を立てたはずだ。
まぁ、それだけ、君も大人になったってことかもしれないけど…。

第3弾は、どうしようか?
いつ、どこまで、言おうか?
へたすると、君はすべての証拠隠滅を図るだろうし。

僕の問いかけに、君は答えてくれるだろうか?
僕が、証拠の写真なんか示さなくても、「好きな人がいる」と君は言うだろうか?
夫に対して常に優位を保とうとし、弱みを握られることが大嫌いな君に、考えにくいか?

君は、僕との対話を、避けるだろう。
曖昧なままにして、嵐が過ぎるのを待つか…。
「信じてもらえないなら、家を出る」とか言って、事態の収拾を図るのだろうか?

そういえば、彼氏との会話では「家を出る」って言ってたよね。
たぶん「夫にばれたら、どうするの?」という彼氏の冗談の問いかけに対して。
でも、その君の返答を聞いて、彼氏の気持ち、引いちゃったかもよ?

君は今、一生懸命、対応策を検討しているんだろうけど。
彼氏には、そのまま、相談しない方が良いと思うよ。
君の気持ちと裏腹に、彼は被害を避けて、絶対に君から離れて行っちゃうだろうから。

僕も今、第3弾の示し方を、考えているよ。
君を、少しずつ、ギリギリと締め上げる方法をね。
最後まで、君が君の誠意を示してくれる、余地を残すために…。


(3月20日午後記)


※画像:八景島シーパラダイス

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おはよう〜〜
ずっと読んでます。追いついちゃったんだね。
もう終わったことを書いてると思ってた。
きっと許して終わるんだろうな〜って思ってたよ。
まだ迷ってるのかな??^^

2011/4/21(木) 午前 9:00 ミヤ


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