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僕の、ささやかな夢、2番目。
「いつでも、気軽に友人と会い、居酒屋で呑みたい」
どうでも良さそうなことだけでも、結構、切実な願い…。
今でも、時々は飲み屋に行くこともある。
でも、それは職場の仕事がらみの歓送迎会だったり、年に一回の同窓会であったり。
いわば、とても、例外的なフォーマルな飲み会。
本当は、もっと居酒屋さんに行ってみたい。
いや、お酒が飲みたいというより、友人と会いたい。
会って、たくさん、話したい。
元々は、結構しょっちゅう、呑みに出かける方だった。
ちょっとした集まりの帰り道や、友人と会っての夜。
「ちょっと、呑んでく?」…で、居酒屋へ…。
呑むと、結構テンション上がって、ワァワァ騒いで、語り合って。
どうでもいいお喋りや、ちょっとシビアな討論や。
でも、そんな仲間とのひと時が、とても楽しかった。
今「主夫」としての日常があり、そんな訳にはいかない。
仕事を終えれば、買い物があり、帰宅しての夕飯づくりがある。
同僚に誘われても、いつも断らざるを得ない、自分がいる。
学生時代からの友人からは、いつしか声がかからなくなり、
親しい仲間からは「いつか、ゆっくり飲みたいね」と同情され
病院の同僚達からは「え?リュウさんって呑むんだ?」と言われ。
家に帰ったからと言って、何をしている訳じゃない。
リビングでテレビを見て、ソファでうたた寝するのがせいぜいだ。
何も喋らない、妻と2〜3メートルの距離で。
毎週とは、言わない。
2週間に、一回でもいい。
いや、一ヶ月に一回でもいいから…。
一緒に飲みたいひとがいる。
一緒に騒ぎたい仲間がいる。
「いつか、呑もう」と言いながら、5年も10年も約束を果たせないでいる人も。
ひとりで呑むのは、つまらない…。
いくら、ビールや焼酎を飲んだって、眠くなるだけ。
話し相手もなく、テレビをボ〜っと見て、時間を過ごすだけ。
好きな時に、会いたいひとと、ゆっくりお酒を飲みたい。
それは、贅沢な望みかい?
いつか、果たせるように、なるだろうか…?
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