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これはね、浅間の鬼押出し園に行った時に、参道の入り口で撮ったもの。
鬼の表情もさることながら、「家内安全」というフレーズが、おかしくて…。
何か、自虐的な存在のように、勝手に思ってしまった。
でも、たぶん、それは、自分を勝手に投影して見ただけ…。
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「家内安全」は、家族を持つ者なら、当たり前の願い。
何物にも代え難い家族が、世界で一番大事なのが当たり前。
「家内安全」という言葉に、違和感を感じる方がおかしい。
そう考えるのが、フツウ?
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僕が「家内安全第一」主義になったのは、2001年。
以来、僕は仕事の一線を退き、ちまちました家庭人になった。
僕を知る人は、みんな「え?何故?」と疑問符だらけだったけど。
僕は、職場と家庭を、毎日定刻に、往復するだけの生活になった。
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文字通り、「家内」の「安全」を「第一」に、すべてに優先させた毎日。
それは、最終的には、自分が選択したこと。
決して、自ら望んで、願って選んだことではないけれど…。
むしろ自分の「安全」を「第一」に考えた、ということかも知れない。
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「安全」を守るために、失ったもの。
それは、仕事上の地位とか名誉ではなく。
自分の感情とか、言葉とか、表現とか、すべて呑み込むようになった。
やはり、家庭を失いたくなかったから、…か…?
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自分を殺すことで、維持されている今の家庭。
ウソで塗り固められた「家内安全」。
ただ、臆病でしかない「安全第一」。
その経緯については記事で書いたし、もう今更、触れるつもりも無いけど…。
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そういえば「家内」って、夫にとって妻のことでもあるじゃない?
「家内」の「安全」が「第一」…なんてこったい…(苦笑)。
妻のご機嫌を伺いながら、妻のために、生きるのか?
「家内安全」って、そういうことかい?(爆!)
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「家内安全」。
みんな、多かれ少なかれ、ガマンして耐えて生活してるんだろうけど。
それだけじゃね…。
僕には、この鬼は、やっぱり、哀しいパロディにしか見えないよ。
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