弘法大師(空海)の秘宝を追え(別館)

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法然教団の行方

法然上人の弟子の中には不思議な最後を遂げた人がいます。
法力房蓮生は「口から光を放ち、異臭が漂い音楽が聞こえ
紫雲がたなびき」といった最後を遂げ

津戸三郎為守は早く阿弥陀仏が迎えにきてほしいと念仏を
唱えながら腹を切り内臓を切って捨てたが苦痛はなく
2ヶ月近く生きながらえた後に息絶えた。

これが事実とは考えがたいのですが、少なくともその当時は
これが事実と考えられる要素があった。
すなわち、法然教団はそのようなことが起きても不思議ではないと
思われる位の厳しい行をしていたのではないでしょうか。

しかし、それゆえにか、法然教団が弾圧されます。
この話について梅原氏の指摘によれば直接の原因とされる
安楽・住蓮事件については冤罪とのことです。

そして、その根底にあったのは「女犯と肉食」と
「選択念仏」の問題です。

「女犯と肉食」については、法然上人がそれを認めていたわけ
ではありませんが、法然教団につながる者の中に一部の
不心得もの(現在ではそういえなくなっていますが)
がいたようです。

法然上人はたとえそのようなものであっても、
極楽に往生できると考えて黙認していたのでしょう。
ところが、それが標的になったようです。

この話について「女犯と肉食」についてはどれ位重い罪か、
私にははっきり言ってよく分かりません。
しかし、現在でも大峰山のみ残る「女人結界」
(かつては日本の霊山のほとんどにありました)と
関係があることは確かです。

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