無題
友の葬
友の葬その手作りの菊抱かせ 廃駅の壁を彩る葛紅葉 十日前来し時のまま捨て案山子 = 金木犀夜明けの路地に散り敷けり = = 蟻登る鉢に水やり控えたり = 四十年間、同じ職場で付き合った友が逝った。 職場の友であると同時に俳句の仲間でもあった彼の 葬儀には、彼手作りの菊を供えた。それが一番の 御供えだと思ったからだ。
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畳み皺そのままに懸け祭り旗
2010/10/29(金) 午前 11:06
、 畳み皺その儘に懸け祭り旗 村の秋祭りがあちこちに見られる。 我が家の前の道路にも、祭りを知らせる幟旗が立てられた。 年に1回の出番である。毎年大事におさめられていたのを 取り出したものらしい。
80年の意義
2010/10/11(月) 午後 8:24
2011年は私にとって83歳になる年である。
すなわち、83年前の昭和 3年(戊辰)に生まれたのだ。
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私生活も、二度にわたり死線をさまよう病気にとりつかれたこともあった。10歳の時の腸チブス、50歳の時の肺結核だ。
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山を出て籠の栗の実見せ合へり
2010/10/4(月) 午後 1:44
・ 山を出て籠の栗の実見せ合へり 一緒に山に栗拾いに出かけたのでしたが、 山を出るまで、戦果を確かめることもなかったのです。 山にいる間は籠の中を見る暇もなく一生懸命でしたから。



