そして人生はつづく…

いろいろ思うところがあり再開しました。

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非情城市

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侯孝賢(ホウ・シャオシェンと読む)の特集があると知って、
雪の降る中、ひさびさ池袋新文芸座のオールナイトに参加してきました。
(上映作品は「非情城市」(89)、「憂鬱な楽園」(96)、「ミレニアム・マンボ」(01年))

特に前売り券を購入せず、
上映30分前にチケットを買ったところ、
整理番号は「120番」。

雪の中、少なくとも120人がこの上映会に参加しているのが、
やはり東京の魅力的なところなのだ。
(実家の宮城は何人集まるのだろう…)


さて、1本目は「非情城市」。

故・楊徳昌(エドワード・ヤンと読む)と共に、
新しい台湾映画の流れを作った侯孝賢監督を一躍有名にしたのがこの作品。

舞台は日本占領後の台湾で、
戦前より台湾に住んでいた本省人と、
共産党との内戦に破れ、大陸から移り住んで来た
外省人との対立を描いている。

具体的には、
外省人が内省人を軍事力で弾圧した
「ニ・ニ八事件(1947)」を描いているのだが、
政治的側面から見ると、この映画は様々な評論・解釈ができる
特別な作品と呼べそうだ。
(監督自身は外省人なのも面白い)


興味のある人は、別途調べてみて下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E3%83%BB%E4%BA%8C%E5%85%AB%E4%BA%8B%E4%BB%B6


さて、
で、結局作品自体はどうだったのかと言うと…、
面白かったです。

特に良かったのは、
・フィックスの1シーン1カット。
(カメラを固定したまま、ずっと撮影を行うシーン)
・暴力シーンを引いたカメラで撮っているシーン。
(ドスをぶんぶん振り回している暴力シーンを、かなり引いて撮っている。これが面白い!!)
・間
(次のカットへ移行するまでの間の取り方が勉強になります)

が印象的でした。

自然の中で人間が殺し合いをしながらも、
BGMでは鳥や虫の鳴き声。
それを引きで撮っている映像が不思議な魅力がありました。

この3つの技法の大胆さが、侯孝賢のスゴサと実感しました。  

『非情城市』(89年 台)08.02.09.新文芸座   
監督:侯孝賢
出演:梁朝偉 (トニー・レオン)、李天祿、陳松勇 ほか

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