古城の風景

戦国期の東日本の山城紹介

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 古城は、長野市戸隠宇和原にある比高30m(駐車地点より)の山城です。戸隠といえば、戸隠神社や蕎麦というのがすぐに思い浮かべます。今回は、戸隠神社のある所から南側の旧戸隠村の中心部周辺に点在する城館巡りで、時間があれば戸隠蕎麦も食したいと思っていました。この地域は、古くから開けていたようで、小規模な城館が点在しています。ただ、山間部で狭い道が多く、目指す城を探すのに結構難儀しました。
                                                  訪城日:2018.4.13 晴れ
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  長野市街から国406号を約12km西進、参宮橋で右折して県道86号に入る。やく2.3km先の織橋を渡り、すぐに右折し約500m先を左折して、奈良尾沢沿いに進むと奈良尾集落のバス停に着きます。そこを右折して450mほど進んだカーブが登城口(👇)になります。
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登城口がとてもわかりにくく、この辺を行ったり来たりしてしまいました。



 イメージ 4 当城についての史料や伝承は、ほとんど伝わっていないため、城の創築年代、存続年代、築城者及び在城者、また廃城の経緯など、確かなことはわかりませ。ただ、この地域の城館の位置からしますと、南の裾花川から戸隠神社を経て越後に抜ける古道(戸隠往来裏街道)が楠川右岸沿いにあったと思われます。福平城のある辺りが戸隠村の中心部に当たり、当城が北の関所的な役割を持って築城、使われたのではないかと思えます。





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駐車地点から少し入るとすぐに城域に入ります。あまりはやく着きすぎて戸惑ってしまいました。(笑)そのためか、4郭と堀切1の確認がおろそかになってしまい、堀切1を横から撮り忘れてしまいました。これは、堀切1の2郭側の切岸です。イメージ 5







堀切1をよじ登りますと2郭です。北側から撮っていて、手前が巾4−5m、奥が巾10mで、長さが40m程の細長い三角形です。堀切2側に土塁がみられます。


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2郭からの堀切2と堀切3です。二重堀切ですが、堀切2は、溝といった感じで、堀切3は上巾7mのしっかりしたものです。
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↓主郭で西辺の南北40m、南辺の東西30mの不整形台形で南西に向けて高くなっています。北、西、南に土塁がみられます。
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イメージ 11上巾14mの堀切4です。主郭側の堀切の高さは10m程はありますが、南側がちっと低く、堀切といった感じはいまいちです。

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主郭からの3郭です。イメージ 13



主郭と2郭の東下(15m)にある5郭です。意外と広く、小屋掛けの場所かもしれません。イメージ 14







5郭に石積みが見られました。井戸のような感じもしますが、?です。



堀切などはしっかり造られている感じですが、郭内の削平はさほどではないです。どうも、緊急時に築かれた感じもします。ですが、遺構はよい形で残っていますので、一見の価値はあります。

参考文献
『信濃の山城と館 2 更埴・長野編』 宮坂武男著 

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