古城の風景

戦国期の東日本の山城紹介

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大越城−その壱ー

 大越城は、田村市大越町上大越字鳴神にある比高90m程の山城です。この城は、以前から気になっていた城址でした。近くの三春城や常葉城辺りは行っていましたが、その先にある大越城にはなかなか行けませんでしたので、今回ここをメインにして訪城しました。                  訪城日:2018.10.21  晴れ
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  城址へは、常磐自動車道船引三春ICを降り、国288号を東進して田村市船引町に向かいます。船引町の舘柄前信号で右折して国349号に入り、約1km先の台ノ前信号で左折し、県道19号南下して、約6.5km先の大越郵便局を目指します。郵便局を目指します。郵便局の先を右折して道なりに400mほど進むと見渡神社入口に着きます。ここに城址案内板があります。車は路駐になります。


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 城主大越紀伊守顕光は三春田村氏の重臣として、その所領はのちの時代の石高に換算して直轄領三千石、勢力範囲は一万石に及び、田村四天王で家中第二の権力者であった。
 堅固で知られる大越城を築城し、永禄9年(1566)下大越城より移城下と伝えられる。(中略)
 以後、田村氏に従い各地に転戦活躍したが、天正14年(1586)田村清顕没すると、田村家中は伊達方相馬方と分裂し、相馬方についた大越城は天正16年(1588)伊達政宗の重臣伊達成実の攻撃を受けた。しかし、城内の堅く町構えに放火しただけで撤退した。
 その後、大越顕光は、田村領内に進攻しようとする岩城常隆に服属したままで伊達政宗と和睦が進む中、その密議が漏れて、天正17年小野に出陣していた岩城氏に捕らえられ切腹させられたという。
 城主は、大越甲斐守、田村宮内(月斎)と変わり、その後まもなく廃城となった。   
 鳴神城跡保存会 田村市教育委員会 福島県地域づくり総合支援事業      現地案内板よりイメージ 3
登城口で、路肩に駐車スペースがあります。イメージ 4
城址案内板






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登城口から虎口1に向かう登城路の右手(北側)沿いに段々の畑地がみられました。後世のものかどうかわかりませんが、往時のものなら小屋掛けの段郭だったのでしょうか。イメージ 6




切通し状の通路を行くと左手の谷間に突き当たるかのようにそそり立つ切岸が見えてきました。これは圧巻でした。その上が東館のようです。道の先が堀切状通路になっています。イメージ 7



虎口1です。案内板では堀切とありますが、堀切を利用した虎口で、大手口に当たるのではないかと思います。




堀切1を城内側から撮ったものです。右手が東館への登り口です。東館は、大手口の防御拠点と思われます。

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イメージ 10東館は東西に長い郭で、中央部に堀切()があります。写真は堀切手前の郭です。
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少し行くと、赤い鳥居が見えてきます。案内板に「押上」とあり、「このあたりから頂上一帯を昔から押上とよぱれていた」と。城の中枢部だったのでしょうかね。

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馬之丞舘の西下の館道を登って行きますが、これはどうも馬之丞舘の横堀を城道として使っていたようで、写真は主郭方向の尾根を遮断する堀切。イメージ 13


馬之丞舘で、かなり広い郭でここも二段に分かれています。イメージ 14東館にも巨石がありましたがここにも。



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本丸下の平場で、手前に虎口の案内表示があります。本丸に向かう前に、右手の尾根にある三の丸を見ました。
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三の丸で、広い郭で尾根先に十郎兵衛郭があるようですが、行っていません。イメージ 17


本丸虎口。下段の平場から長い坂を上ります。
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本丸で、30×60m程の広さがあり、西側の一段高い所に成神神社が祀られています。

イメージ 20イメージ 19鳴神神社

城址碑







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