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定年を間近に控えた皆川(緒方拳)は
小さな交通事故でカーブミラーに激突してしまいます。
そばにいた女の子がかすり傷を負いました。
しかしその身内の人間が、なんともタチの悪い人だったのです。
家にやってきては、電話をかけてきては、イヤミを言い金をせびり続けるのです。
皆川は家を出て、ミラーを拭く旅に出ます。
 
この作品のキャッチコピーは「あなたはこんな亭主を許せますか!?」
私はたぶん許せますね。笑
 
男性はたぶん、定年後に家族と過ごすのが耐えられなかったのでしょう。
妻にも子どもたちにも何の不満もない
でも家の中に居場所を見つけられないのです。
 
自由になりたかった・・
 
理由は何でも良かった
ただ交通事故とミラー拭きをきっかけに選んだだけなのです。
誰にも、何ににも束縛されることなく、ひとりになりたかったのです。
 
そんな彼をテレビ局は取材します。
そして全国にミラー拭きブームまで訪れてしまいます。
ただ、ひとりになりたいだけなのに・・
 
ラストは怪我で家族のもとに戻る主人公。
でもまたきっと家出するかもしれませんね。
 

 
【解説】allcinemaより
サンダンス・NHK映像作家賞日本部門受賞の脚本を映画化した家族の再生の物語。崩壊寸前だった家族が、ある出来事をきっかけに戸惑いながらもやがて新たな関係を見出していくまでをユーモアを織り交ぜ描く。監督は本作が劇場長編デビューの梶田征則。監督自身の家族がこの物語のモチーフになっているという。
 定年間近のサラリーマン皆川勤はある日、車を運転中、突然飛び出してきた自転車をよけきれずに撥ねてしまう。被害者の少女は軽傷で済んだが、勤はこれを機にすっかり働く意欲を失った。そしてある時、ふと思い立ったように脚立と清掃用具を抱えて事故現場を訪れた勤は、ひたむきにカーブミラーを拭き始める。ついには仕事も辞め、何かに取り憑かれたように市内のカーブミラーまでも磨くようになる勤。家族から問いただされても全く耳を貸さない彼は、やがて全国のカーブミラーを拭くことを目標に、ひとり北海道へと旅立って行った…。
 
 
 
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長年飲酒を続けていれば、健康を損なう恐れは誰しもあるわけですが
大量にお酒を飲む人でも、アルコール依存症になる人とならない人の
違いは何なのか?
アルコール依存症とは心の病気なんですね。
 
仕事も出来なくなり、暴言や暴力で家族を傷つける。
飲むか寝るだけの生活。
周囲の人間は、ただだらしないから酒をやめられないだけと
誰も理解も同情もしてくれません。
しかし本人はお酒を止められない自分にとても苦しんでいるのです。
 
主人公の安行は、元来心の優しい気弱な男なのでしょう。
カメラマンだった彼は、戦場で見る悲惨な光景に絶えられず
酒を飲むようになります。
なんども禁酒しようとしますが、「ビール一杯だけなら・・」と
また飲んでしまうのです。
 
「ビール一杯だけなら・・」と飲み始める心情・・
よくわかりますよね。笑
 
浅野忠信さんの酔っ払いの演技は本当に上手いです。
本物のアルコール依存症にしか見えません。
永作博美さんは大好きな女優さんですが西原理恵子さんとは
イメージが違いましたね。
もっと太目の(失礼、笑)パワフルな女優さんのほうが良かったかな?と・・笑
 
西原理恵子さんはこの夫を本当に心から愛していたのでしょうね。
映画からも、彼女のコミックに出てくる「カモちゃん」からも
その愛情の深さが伝わります。
依存症と癌に苦しんだ男だけれども、妻と可愛い子どもたちは
彼の心の優しさに、神様がくれたご褒美なのでしょう。
 

 
【解説】allcinemaより
 漫画家・西原理恵子の元夫で2007年に腎臓癌で亡くなった戦場カメラマン、鴨志田穣による同名の自伝的小説を浅野忠信主演、永作博美共演で映画化。アルコール依存症に苦しみ、入退院を繰り返しながらも家族の愛情に支えられ、懸命に依存症を克服していく姿を描く。監督は「サード」「わたしのグランパ」の東陽一。
 戦場カメラマンの塚原安行は、人気漫画家の園田由紀と結婚し、2人の子どもにも恵まれたが、いつしか酒に溺れてアルコール依存症となる。それが原因で離婚し、今は別々に暮らす日々。そんなある日、安行は再び吐血して病院に運ばれる。別れても安行のことを心配せずにはいられない由紀。そしてついに安行は嫌々ながらもアルコール病棟に入院することに。やがて、そこで出会った風変わりな患者たちや、個性的な医者たちと過ごす日々に安らぎを覚え、少しずつ回復していく安行だったが…。
 
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おじいちゃんとお手伝いの間にできた、
引き取り手のない隠し子を育てることになった青年。
 
子育ては1日やひと月や1年で終わるものではありません。
毎日3食食べさせ、洗濯をし、どこに行くにも送り迎えが必要です。
喧嘩もするし、病気もするし、迷子にもなるのです。
20代の独身男性が6歳の女の子を悪戦苦闘しながら、
さまざまな子育ての苦難を乗り越えていく・・そんなストリー。
 
とにかく松ケンが走る、走る。
思わず、自転車買って駅前の駐輪場に預けようよ?と思ってしまいます。
保育園からいなくなった子どもも、職場の人間や家族で駆け回り探します。
子どもが行方不明になったら、まずは警察に連絡でしょう。
それより前に、保育園や幼稚園の出入り口に鍵がかかっていないということは
ありえません。
 
リアリティを出そうという演出が、リアリティに欠けてしまった・・
 
でも主演者の演技は、なかなか良かったと思います。
役者に助けられた作品でしょう。
お墓参りのシーンでは、子役の大げさな泣きっぷりに
思わずウルルンもらい泣き。笑
 
でもこの作品、海外の「赤ちゃんに乾杯」「スリーメン&ベイビー」や
「赤ちゃん泥棒」のようにコメディに徹したほうがよかったのかもしれませんね。
独身男性が6歳少女を育てるという設定自体、現実では厳しすぎますし。
 

【解説】allcinemaより
宇仁田ゆみの人気コミックスを「GANTZ」「ノルウェイの森」の松山ケンイチとTV「Mother」「マルモのおきて」の芦田愛菜主演で実写映画化したハートフル・ドラマ。ひょんなことから亡き祖父の隠し子である少女を引き取ることになった独身サラリーマンが、子育てという未知の世界に悪戦苦闘しながらも、周囲の人々に支えられながら、少しずつ少女との愛情を育み絆を結んでいく姿をハートウォーミングに綴る。共演は「あしたのジョー」の香里奈。監督は「ポストマン・ブルース」「MONDAY」のSABU。
 27歳の河地ダイキチは、会社では部下からの信頼も厚い働き盛りの独身サラリーマン。ある日、祖父の葬式で、その祖父に隠し子がいたことが発覚。しかもわずか6歳の女の子だった。母親の行方も分からず、親戚一同が迷惑顔で、少女の引受先を決めあぐねているのを見て、思わず“自分が育てる”と宣言してしまうダイキチ。こうして血縁的には叔母となる6歳の少女・鹿賀りんとの奇妙な共同生活が始まった。しかし保育園のことさえ頭になかったダイキチ。どうにか一時保育先は確保したものの、数日としないうちに、これまで通りの仕事をこなしながらりんを育てることは到底できないと痛感する。その結果、子育てを始めて早々に、ある大きな決断を迫られることになるのだが…。
 
 

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筒井康隆氏の作品といえば、私的には「NHK少年ドラマシリーズ」なんですが.
この作品もそういう風でしたね、小中学生でも十分に楽しめる内容だと思います。
少し「昭和」っぽいですが。笑
 
中学生の珠子とその友人は学校で少しイジメられています。
でもピンチの時には、なにげにおじいちゃんがやって来て助けてくれる。
とにかく菅原文太さんがカッコいい。
とことんやさしく、とことん強い。
しかしその正義感のために、トラブルに巻き込まれてしまいます。
 
ぜひとも主人公と同世代の多くの若者に見ていただき
文太兄ィの素晴らしい魅力を知ってもらいたい。笑
浅野忠信もクールでヨカッタですね。
あんなマスターのいるお店なら常連になりたいです。笑
 
でももし菅原文太さんや高倉健さんの男性が、おじいちゃんやお父さんの女の子だったら
彼氏を作るのが難しくなってしまうような気がします。
誰がみても憧れてしまう・・
そんな魅力溢れる文太兄ィの「おじいちゃん」を堪能できる作品でした。
 

 
【解説】allcinemaより
久々の映画出演となる菅原文太を主演に迎え、刑務所から帰ってきた仁義を重んじる昔カタギな祖父と中学生の孫娘の交流をほのぼのとしたタッチで描いたドラマ。原作は筒井康隆の同名小説。監督は「橋のない川」「絵の中のぼくの村」の東陽一。共演はホリプロスカウトキャラバンから誕生した新人、石原さとみ。
 中学一年の珠子は五代家の一人娘。今日は彼女にとって特別の日だった。祖父・謙三が刑務所を出所し13年ぶりに帰ってくる。やがて街に姿を現わした謙三をまるで長い旅から戻ってきたかのように、地元の商店街の人たちが暖かく迎える。謙三の存在は様々に影響を与えた。珠子へのいじめはなくなり、不良グループによる校内暴力も収まる。また、珠子の両親のギクシャクした関係も改善されていく。そんな中、謙三の社会復帰と時を同じくして珠子の家の前をヤクザがうろつくようになる。それは13年前の事件と関係していた…。
 

青い鳥(2008)

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「本気で話すことは、本気で聞かなければいけない。」

教育委員会からやって来た、どもってうまく話せない吃音(きつおん)の
村内先生。
 
公立の小中学校では、先生や生徒になにかしら大きな問題があったときに
やってきますよね。
教育委員会から先生が。笑
 
職場での教師の願いは、とにかく「問題が起きないこと」だと思います。
教師の不祥事、子どもたちの事故やいじめ、保護者とのトラブル・・
自分はそんなことに巻き込まれず、とにかく事なきを得たい。
私は教師ではありませんが、私もそんな人間のひとりです。
他人の面倒なことに、係わり合いなど持ちたくない・・・
 
村内先生は、いじめにより自殺未遂し転校していった男子生徒の机を教室に
置きます。
そして毎朝その机に向かい「おはよう」と語り掛けるのです。
マスコミに騒がれ、生徒も先生も保護者もみんなが忘れ去りたかった事件にも
かかわらず。
 
こんなことは、ヒラの教師が決してできることではありませんよね。
教育委員会から来た人間。
だからいくら、村内のやることに反対でも頭にきても、校長も教頭も我慢して
強く言えないのです。
 
明るくいつも笑顔のその少年に
クラスのみんなはいじめているという自覚はありませんでした。
本人もいじめられているとは思っていなかったのかもしれません。
だた皆と仲良くしてたかった・・仲間でいたかった、嫌われたくなかった。
やさしい気持ちが、罪悪感が、きっと少年を追い詰めたのです。
 
いじめられた人間は忘れない。
いじめた人間だけが忘れてもいいのか・・
 
「大切なことしか・・言わない」
 
この作品、ひとつも説教くさいところがないのがいいですね。
生徒達もいい。
決して荒れているわけでも、ふざけているわけでもないピュアな中学生。
どこにでもある普通のクラスで、どこでも起こりうる出来事。
 
重松清さんのお話って、ホント「涙で文字が読めません」の涙腺攻撃型ですよね。
原作もぜひ読んでいただきたい素晴らしい物語だと思います。
 

 
【あらすじ】allcinemaより
重松清の同名短編を阿部寛主演で映画化したヒューマン・ドラマ。いじめ問題が深刻化した中学校に現われた吃音の臨時教師・村内先生が、心に傷を負った生徒たちと真正面からぶつかり合う姿を描く。共演は「テニスの王子様」「シルク」の本郷奏多。監督はこれがデビューの中西健二。
 新学期、東ヶ丘中学2年1組には休職した担任に代わり、臨時教師の村内先生が着任した。前の学期、男子生徒の野口がいじめが原因で自殺未遂へと追い込まれ、転校を余儀なくされていた。マスコミにも騒がれ、学校側は生徒指導の強化などにより、生徒たちの反省と改心が進んだとして事態の沈静化を図っていた。そんなクラスにやって来た村内先生は、極度の吃音だったが、着任早々言葉少なに発せられたひと言は“忘れるなんて、ひきょうだな”という意外なもの。そして、日直に命じて転校した野口の机を教室に戻させ、その机に向かって“野口君、おはよう”と語りかけるのだった。だれもが野口のことを忘れようとする中、村内先生の挑発的ともとれる行動は、生徒ばかりか教師や保護者たちにも大きな波紋を投げかける。
 

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