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大脱獄(1970)

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原題の「THEREWAS A CROOCKED MAN」(歪んだ男)とは

「マザーグース」の一節ので、”不正直”や”ひねくれた”行為を

する人間に使われるそうです


主人公のパリス・ピットマン(カーク・ダグラス)もまさしくそんな男で
仲間と強盗に入り、50万ドルを奪いますが

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大金を一人占めする為に仲間を殺し
金をガラガラ蛇の巣穴に隠します

しかし、強盗に入った家の主人と売春宿で鉢合わせ
アリゾナの刑務所に入れられ重労働をさせられることになります

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パリスは、隠した金の半分を渡すことを条件に
所長から特別待遇を受け、人道派で決して賄賂話に動じない

新任の所長、ロープマン(ヘンリー・フォンダ)になってからは

同房の囚人5人と、やはり金の分け前を条件に
脱獄の準備を進めていきます

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本物の悪人や、詐欺を働く人間、裏切り者とは

パリスのように知恵を働かせるものなのでしょう


巧妙な話術を持ち合わせた人気者

じっくりと時間をかけ、相手を信頼させていく


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やがてお堅いロープマン所長の信用も得ていきます

囚人たちの先頭に立ち、囚人の更生の手本としてよく働き

新しい医務室や食堂が作られていく


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そして来賓を招き、”新しい”刑務所をお披露目する日

パリスは所長を裏切り、仲間たちを裏切り

まんまとひとり、脱獄に成功します


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彼には最初から、誰にも隠した金の分け前など

与えるつもりはなかったのです、利用しただけ

誰が死んでも、痛くも痒くもない、そういう男


だけど、そんな男が幸せになってたまるか


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蛇に噛まれてあってなく死んでしまうパリス

しかもロープマン所長も実は曲者だったのです


筋金入りの悪党しか出てこないので

全く爽快感はないのですが(笑)

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この作品、実はコメディなのだそうです
しかし笑えるというより
人間不信になること間違いなし


くれぐれも儲け話には騙されるなという

教訓は頂くことができました(笑)




【解説とあらすじ】KINENOTEより
辛辣な風刺精神と冷徹な人間描写による、西部の刑務所の暴動と脱獄を描くアクション劇。製作総指揮はC・O・エリクソン、製作・監督は「クレオパトラ(1963)」のジョセフ・L・マンキーウィッツ、脚本は「俺たちに明日はない」のコンビ、デイヴィッド・ニューマンとロバート・ベントン、撮影はハリー・ストラドリング・ジュニア、音楽はチャールズ・ストラウスがそれぞれ担当。出演は「アレンジメント<愛の旋律>」のカーク・ダグラス、「ウェスタン」のヘンリー・フォンダ、「ワイルドバンチ」のウォーレン・オーツ、「マッケンナの黄金」のバージェス・メレディス、「夜の大捜査線」のリー・グラント。その他、ヒューム・クローニン、アーサー・オコンネル、マーティン・ゲーベルなど。テクニカラー、パナビジョン。1970年作品。

19世紀末のアリゾナ地方刑務所に6人の悪い奴がぶち込まれた。ここは一度入れば二度と戻れぬ名うての番外地と恐れられたムショであった。男の1人はパリス(カーク・ダグラス)で、金満家から50万ドルを奪い、仲間を殺してひとり占めしようと砂漠のガラガラ蛇の巣に金を隠したというクセ者。後の5人は丸腰の保安官ロープマン(ヘンリー・フフォンダ)に銃弾をブチ込んだ卑劣漢フロイド(ウォーレン・オーツ)や、常習詐欺師ダッドリー(ヒューム・クローニン)、殺人狂の中国人等のいずれ劣らぬ悪い奴ら。かんしゃく持ちの署長ルゴフ(マーティン・ゲーベル)の調べを受けた後、キッド老人(バージェス・メレディス)のいる監獄に入れられる。早速パリスは、彼から刑務所の構造を聞き出すが、脱獄は絶望的だという答えが返る。新入り6人に与えられた仕事は石切場の重労働だった。パリスは脱獄の仲間を増やそうとフロイドに近づく。ある日、所長に呼び出され、脱獄の手助けと引きかえに50万ドルの山分け話をもちこまれる。パリスが断ると独房に入れられた。ところがその間に暴動が起き、所長は殺人狂の中国人にあっけなく殺される。新所長はロープマンだったので、フロイドは戦々恐々とするが、ロープマンは彼に委細構わず、刑務所内の改善を始め、新食堂建設に乗り出す。パリスは前所長と交わした話を逆にロープマンにもちかけてみるが、彼はすげなく断った。パリスは着々と脱獄の用意を進めた。州のお偉方一行が所内視察をし、食堂も完成する日は、パリスの脱獄計画決行の日でもあった。大会食が始まるとパリスは騒ぎのきっかけを作った。大暴動が始まった。フロイドや中国人が活躍し、あちこちでダイナマイトが炸裂した。城壁に据えつけられたマシンガンの弾をくぐり、パリスとフロイドたちが石切場まで逃げたとき、ロープマンが待っていた。激しい射ち合いが始まり、中国人との死闘でロープマンは失神した。パリスは、お前信用できぬとフロイドも殺すのだが、ロープマンは殺すことができなかった。パリスは単身砂漠を逃げ切り、美しい未亡人バラード(リー・グラント)の牧場に着き、馬を替えて金の隠し場に向かった。唸るガラガラ蛇を次々仕留め、会心の笑みを浮かべるのだが、不覚にも1匹を見逃していて、首に毒牙がかかった。執念深く後をつけていたロープマンが着いたとき、パリスはもうこと切れていた。刑務所の騒ぎはおさまっていた。馬につけたパリスの死体を門の中へ走らせると、ロープマンは刑務所を後にした。メキシコの国境を越える彼は、傍らの馬に積んだ50万ドルを見て、してやったりと笑みを浮かべるのだった。まさに狙い通りに運んだのだから−−(ワーナー配給*2時間6分)


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ゴジラ映画が大好きで、自分もゴジラ映画を撮りたいと

思いながら育った少年が監督になる


ゴジラとモスラが人類の味方で、キングギドラは宇宙怪獣という

数々の東宝怪獣映画へのリスペクト

クリーチャーデザインにもかなり気を使ったと思います


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芹沢博士にオキシゲン・デストロイヤー

モスラの歌」や「ゴジラ」のマーチのカバーバージョン


スーツアクター中島春雄(2017年死去)への追悼と写真

これはゴジラファンから、ゴジラファンへの贈り物


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チャン・ツィイーの役も、日本人にやって欲しかったところですが(笑)

彼女のように美貌も演技力もあって、さらに英語力まである女優を

日本で見つけるのは難しいのかも知れません


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そしてレジェンダリー・ピクチャーズといえば

とてつもなく長い長いエンドクレジット(笑)


エンディングの途中で帰っちゃう人続出ですが

最後にオチがあるので決して席は立たないでください


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2014年のゴジラとムートーとの壮絶な戦いで息子を失ってしまった

マークとエマはその後離婚してしまいます


母エマと長女のマディソンは雲南省にある”モナーク”と呼ばれる基地で

モスラの幼虫を育てていました


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エマは完成したばかりの怪獣を操る装置「オルカ」を使い

興奮するモスラをなだめようとしているところに

環境テロリストが乗り込みエマとマディソンを誘拐


「オルカ」も奪われてしまいます


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芹沢博士ら”モナーク”のメンバーと夫のマークは

ふたりを救うため南極に向かいますが


エマがとった行動は冬眠している”モンスター・ゼロ”を

覚醒させることでした


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暴れるモンスター・ゼロに襲われ、ここまでかというとき

ついにゴジラが現れモンスター・ゼロと対峙していきます


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「ジュラシック・ワールド/炎の王国」(2018)でもバカ少女が

後先も考えず恐竜を逃がしますが


こちらでもイカれた母ちゃんがエコテロリズムに偏り

人類のためとか、自然を甦えさせるという理由で

(怪獣を使って)破壊工作をすることこそが

正しいと信じているのです(ばかだ)


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私、ヴェラ・ファーミガの顔って、どうも苦手なんですよね

同じ理由でサラ・ジェシカ・パーカーも嫌い(どんな理由よ)


そして、アメリカの”核兵器”がゴジラを再生させこと

核兵器”こそが正義のようなこの捉え方には疑問です

(渡辺謙さんが「宇宙戦艦ヤマト」の真田さんに見えた瞬間)


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それでも「ゴジラ」映画の凄いのは、どんな強烈なキャラがいても

(例:1984年版「ゴジラ」の武田鉄也)

どんなに矛盾があっても(ほぼ全編)


キングギドラ(強い)や、モスラ(けなげなのよ)が登場すると

萌えてしまうこと(笑)

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ここぞというときに現れるゴジラについては

TDLで”ミッキー・マウス”に会えた時に似ています

思わず「きゃ〜〜♡ゴジラ〜」と叫びたくなる(笑)


ゴジラこそ日本が生んだ、最強無敵の”夢と魔法の世界”なのです

(ゴジラ・ランドも作ったれ! ← ココはT国でなく日本で頼むぜ)


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レビューはツッコミ系になってしまいましたが(笑)
本当は誰も生活を破壊されたくないし、戦うことも望んでいない

アメリカという国で、怪獣(古代神)を神格化(復活)させた

監督の勇気には敬意を示します




【解説】allcinemaより

2014年にハリウッドで製作され、世界的に大ヒットした「GODZILLA ゴジラ」の続編にして、同一世界観で描かれた2017年の「キングコング:髑髏島の巨神」に続く“モンスター・バース”シリーズの第3弾。前作「GODZILLA ゴジラ」から5年後を舞台に、世界各地で伝説の怪獣たちが次々と復活し、地球壊滅の危機が迫る中、再び目を覚ましたゴジラと人類の運命を壮大なスケールで描き出す。本作ではゴジラに加え、日本版オリジナル・シリーズでおなじみのキングギドラ、モスラ、ラドンら人気怪獣も登場し、迫力の究極バトルを繰り広げる。出演はカイル・チャンドラー、ヴェラ・ファーミガ、ミリー・ボビー・ブラウン、渡辺謙、チャン・ツィイー。監督は「クランプス 魔物の儀式」のマイケル・ドハティ。
 ゴジラが巨大生物ムートーと死闘を繰り広げ、サンフランシスコに壊滅的な被害をもたらしてから5年。その戦いに巻き込まれ、夫マークと破局を迎えた科学者のエマは、特務機関モナークで怪獣とコミュニケーションがとれる装置の開発に当たっていた。そんなある日、エマと娘のマディソンが、装置を狙う環境テロリストのジョナ一味によってさらわれてしまう。事態を重く見たモナークの芹沢博士とグレアム博士は、マークにも協力を仰ぎ、ジョナたちの行方を追うのだったが…。

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原題も「ONEFROM THE HEARTかけがえのない大切なもの)


コッポラの「ゴッド・ファザー」(1972「カンバテーション」(1973)
「ゴッド・ファザー2」(1974)「地獄の黙示録」(1979に続く
メロドラマ的ミュージカルですが

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「地獄の黙示録」とほぼ同じくらいの80億も製作費をかけ(笑)
ラスベガスの空撮はILMアメリカの特殊効果及びVFXの制作会社による
ミニチュアをいちから作ったブルーバック合成特撮

建物は全て室内セットに巨大な飛行場まで作ったとか
人工美の極致を目指したようですが

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しかし本作の大コケにより、コッポラ所有の
「ゾーイトロープ・ロス・スタジオ」倒産

巨匠と呼ばれたコッポラも、その後はただの雇われ監督になってしまいます
実際見て、映像はいいものの、ストーリー的に
失敗した理由はいくつもあげられますね(笑)

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セックスする時だけ仲良くなり、あとは言い争いばかりしている
中年カップルのハンク(フレデリック・フォレスト)とフラニー(テリー・ガー)

そこに二人の心情を語るようなトム・ウエイツと
クリスタル・ゲイルの歌がかぶさります

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お互い言わなくてもいいことまで言い争い、相手の欠点や失敗を罵る
ついにキレてしまった女は家を出ていきます

そしてお互い新しいパートナーと出会うのですが(そしてすぐ寝ちゃう)
どうしても相手のことが忘れられない

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主役のふたりも地味すぎるけど
フラニーの新恋人のレイ(ポール・ジュリア)はどうみても胡散臭いし

サーカス一座の若い娘、ライラ(ナスターシャ・キンスキー)
ハンクを一目で好きになるのもありえない(完璧にハンクの妄想)

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やがてハンクはフラニーを取り戻すためストーカー化し
フラニーの友人マギーの家に行き大騒ぎして
壁に車をぶつけて駐車

レイの住む建物の屋根を突き破るため電線を破壊し感電
部屋に侵入し裸のフラニーを拉致する

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器物損壊に不法侵入に掠取誘拐
これって犯罪以外のもの何ものでもありません

全くもって共感できない

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そしてかねてからの夢だった”ボラボラ島”に旅立とうとするフラニーを
飛行機乗り場まで追いかけていくハンク

他人に対してのマナーも何もありはしない、ただの迷惑行為
愛していれば何をしても許されると思っているのでしょうか

完璧に共感できない

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だけどハンクのいる家に帰ってしまうフラニー
忘れられないから、愛しているから

ばかだよな

こんな嫉妬男、少し時間がたてば
レイと寝たことに、またとことん因縁つけられるのに

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でもこういう腐れ縁というのも現実には多くあるのでしょう
(最終的には別れる ← でもまた同じようなダメ男と付き合う)

しかし作風は「ラ・ラ・ランド」(2016)の先駆け的要素がたっぷりで
もしかしたら、この作品の失敗が教訓となったおかげで
「ラ・ラ・ランド」の成功があったのかも知れません(笑)

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サントラの成功と、ナスターシャ・キンスキーの女神級な美貌な
マニアックな楽しみ方はできますし

痴話喧嘩が絶えない、ストーカー気質を感じる人にとっては
もしかしたら思い入れのある1本になるかもしれません



【解説】allcinemaより
フランシス・コッポラ監督によるロマンティック・エンタテインメント。7月4日の独立記念日を明日に控えた、ラスベガスの街。ツーリスト・ビューローに勤めるフラニーの夢は南洋のボラボラ島へ行くこと。そして同棲生活5年目を迎える恋人ハンクはそんな島へ行く事よりも彼女との平凡な家庭生活を密かに望んでいた。そしてそのような性格不一致の二人はささいな事からケンカ、フラニーは遂に家を出ていってしまう……。

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女優の樹木希林さんが、インタビューで夫の内田裕也さんのことを

(うろ覚えですが)「自分の汚れた部分を一枚、一枚

 全部剥ぎとって行って
 最後に残った純粋なものが裕也さん」と、語っていたのが印象にあります

世間からみたらなんでこんな男と・・と思っても

妻にとっては誰より愛すべき男

決して見捨てることができない男


そんな愛の形がここにもありました


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2011年にリメイク版の話が持ち上がった当初は
クリント・イーストウッド監督×ビヨンセ主演で交渉されたそうですが

ビヨンセの妊娠により延期


私はブラッドリー・クーパー×レディー・ガガで良かったと思います

確かにクーパーの初監督は未熟なものもあるかも知れませんが

その素人っぽさが、かえって初々しい


ガガの初主演も、自分に自信のない不安げなヒロインの姿と

うまくシンクロしていたような気がします

カメラは数々のミュージックビデオも手掛けているマシュー・リバティーク


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ジャック(ブラッドリー・クーパー)は

ライブでアリーナを埋めつくす人気カントリー・シンガー

そして重度のアルコール依存症でした

あるライブの後、酒を飲むため偶然入ったドラッグ・バー

「ラ・ヴィアン・ローズ」を歌うアリー(ガガ)の歌声に

魅了されてしまいます


次のコンサートでジャックは突然アリーを起用し

ふたりのデュエットは観客から喝采を浴び

動画サイトでも話題になります


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アリーはツアーを同行するようになり、ジャックと恋人にもなります

やがてアリーメジャーデビューのチャンスが舞い込み

カントリーから、歌って踊れるポップ歌手へと転身

テレビにも出演し、瞬く間にスターへの階段を駆け上がっていくのです


アリーが音楽性を捨たように思えてしまうジャック

しかもジャックの片耳は聞こえず、もう片方も進行性の難聴でした


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ベートーベンやベドルジハ・スメタナ

フジコ・ヘミングさんから、今時のシンガーソングライターまで

なぜか音楽家に難聴は多い


耳の聞こえが悪いと簡単に言っても

日常生活におけるストレスは相当なもので、鬱にもなります

ましてやミュージシャンにとっては致命的


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ジャックが酒やドラッグで現実逃避するのも気持ちも

わからなくはありません


だけど泥酔しすぎてライブに遅刻したり

道端で寝込んでしまうことも度々

ついにはアリーの授賞式でこれ以上ない失態をしてしまう


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それがきっかけとなりジャックはリハビリ施設で更生

アルコールを絶つことに成功するものの

アリーのマネージャーであるレズが、海外ツアーの決まった

「アリーの成功を邪魔するな」と警告しにやってきます


だけどアリーは「海外ツアーを中止してあなたと過ごす」と

新しいアルバムを作るのだと嘘をつくのです


そして、ジャックがとった行動とは・・


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愛し合うふたりが、なぜやりなおせなかったのか


オリジナル&2度のリメイクありきの作品ですが

ミュージシャン同士のいざこざや、仲間割れ

依存症への苦悩というようなお馴染みの展開は一切省いて

恋愛描写のみに焦点を当てた作風は

「ボヘミアン・ラプソディ」と、また違った味わいがありました


「ボヘミアン・ラプソディー」のヒットにも通じることですが

もしかしたら時代は、シンプルなロックやカントリーを

求めているのかも知れません


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カントリーは特に、歌詞がいい

愛する人や、故郷への想い

失った時にはじめて気が付く切ない気持ちには

誰もが共感するものがあります


ジャックの死に「嘘をついたから」と自分を責めるアリー

ボビー(サム・エリオット)はそんなアリーをなだめます

「誰も悪くない、悪いとしたらそれはジャックだ」

ジャックのやさしさも、純粋さも、弱さも

兄のボビーがいちばんよく知っているのでしょう


やがてジャックの追悼式、(髪の色を戻した)アリーが

一度も歌われることのなかったジャックの曲

IllNever Love Again」を歌い上げるシーンは感動的


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サントラは5ツ星級の傑作」と評価され

多くの国でアルバム・チャート1位を獲得

サントラを聞いてから映画を見るのもいいでしょう


それにしても4度も映画化されるなんて

アメリカ人はよほどこの映画が好きなのでしょう(笑)

もしかしたらアカデミー賞もマジで獲ってしまうかも知れません




【解説】allcinemaより

これまでにも何度もリメイクされてきた1937年の名作「スタア誕生」を原作に、世界的歌姫レディー・ガガが映画初主演を果たし、相手役を務める「世界にひとつのプレイブック」「アメリカン・スナイパー」のブラッドリー・クーパーが記念すべき監督デビューを飾った感動の音楽ドラマ。歌手を夢見る一人の女性が、国民的人気ミュージシャンに見出されたのをきっかけに、瞬く間にスターダムへと駆け上がっていくさまと、その中で皮肉な運命が交差していく2人の間に芽生えた愛と葛藤の行方を、レディー・ガガの圧巻のパフォーマンスとともに描き出す。
 ウェイトレスとして働きながらも歌手を夢見るアリーだったが、なかなか芽が出ず自信を失いかけていた。そんな時、場末のバーで歌っていたアリーの前に、世界的ロックスターのジャクソンが現われる。彼はアリーの歌声に惚れ込み、彼女を自身のコンサートに招待する。そして、いきなり大観衆が見つめるステージにアリーを呼び込み、一緒にデュエットを披露し、観客からの喝采を浴びる。これをきっかけにアリーは一気にスターへの階段を駆け上がっていくとともに、ジャクソンとも深い愛情で結ばれていくのだったが…


ソウルガールズ(2012)

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カントリーミュージックも、ソウルミュージックも、どちらも喪失を歌う
 でも違うのは、カントリーは喪ったものを故郷で嘆く
 ソウルはそれを取り戻そうと闘い続ける


実話ベースのアボリジニ版「ドリームガールズ」(2006)

しかし歌手として大成功を収めるわけでもなく

黒人差別撤廃に大きな貢献を果たすという偉人伝でもなく

女性としての幸せを求めるという、あくまで個人的で素朴な物語


映画として観るには物足りないですが(笑)

作りこみすぎていないところは好感が持てます

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1968年、オーストラリア

ゲイル、シンシア、ジュリーの三姉妹は

幼い頃からカントリー・ミュージックが大好きで歌ってきました

スター歌手になることを夢見て、町のコンテストに出場

素晴らしい歌唱力でマール・ハガードを歌います


しかしアボリジニの居留地から来た彼女らは

審査員に悪意に満ちたコメントで迎えられ

下手くそな白人女性が優勝するのです


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しかしショーの司会者デイヴだけは彼女たちの才能を評価します

そして姉妹の音楽ディレクター兼マネージャーを引き受け

ベトナム戦争の慰問歌手のオーディションに参加するため

カントリーではなくアメリカ軍の黒人兵士に受けそうな

ソウルの歌い方を教えます

白人として生活している従姉妹のケイもメンバーに加え

4人は「サファイアズ」として活躍するのです


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オーストラリアは最近まで白豪主義を唱え先住民を迫害し

なんと1920年代にはアボリジニは絶滅の危機になったそうです
そして1869年からアボリジニの色の白い子どもたちを親元から誘拐し

アボリジニとしてののアイデンティティをなくするため

白人として教育するとい政策を取っていました


そんな子どたち「盗まれた世代」と呼ばれ

従兄弟のケイもそのひとりでした

その盗まれた世代を扱った映画が「裸足の1500マイル」(2002)

併せて見ると、より当時のアボリジニへの迫害がわかりやすいでしょう


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でもこちらの作品にはそんな迫害の暗さはありません

ステージシーンは華やかで見ごたえがあり、ソウルミュージックを堪能

メンバーの女の子たちは逞しく、気が強く、口の悪さも相当なもの

特に長女のゲイルは常に仏頂面であまりの毒舌に胸糞が悪くなる


それがまあ終盤には、その歯に衣着せぬ物言いが清々しくなり

だんだんと可愛く見えてくるから不思議なもの(笑)

デイヴは最初からゲイルの隠れたやさしさに気が付いていたのかな

ふたりは結ばれ


居留地に戻ったケイアボリジニの儀式を受けます


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人種差別や戦争のスリルといった濃い味を想像すると期待外れですが

90分という尺は見やすいですし

逆に、気軽な音楽映画として
友だちや恋人と楽しむのにはいいでしょう



音楽の力を武器に逆境に立ち向かった実在するアボリジニの女性ボーカル・グループの知られざる感動の実話を描き、本国オーストラリアで大ヒットした音楽コメディ・ドラマ。1960年代後半のオーストラリアを舞台に、差別に苦しむアボリジニの姉妹シンガーたちが、彼女たちの才能に惚れ込んだ自称ミュージシャンのダメ男と手を組み、チャンスを掴むべく戦火のベトナムで米軍基地の慰問巡業に繰り出すさまを、ユーモアを織り交ぜエネルギッシュに描き出す。出演は「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」のクリス・オダウド、「裸足の1500マイル」のデボラ・メイルマン、そしてオーストラリアの人気歌手ジェシカ・マーボイ。監督はこれが長編デビューのウェイン・ブレア。
 1968年、オーストラリア。アボリジニの居住区に暮らすカントリー音楽が好きな三姉妹、ゲイル、シンシア、ジュリー。スターになることを夢見てコンテストに出場した彼女たちだったが、アボリジニに対するあからさまな差別を受け、あえなく落選。そんな中、司会をしていたデイヴだけが彼女たちの才能を評価してくれた。ジュリーがそんなデイヴに声を掛ける。新聞の切り抜きを見せ、アメリカ軍の慰問に参加する歌手のオーディションを受けたいので手を貸してほしいというのだ。渋々ながらもマネージャーを引き受けたデイヴは、米兵にウケがいいからと、カントリーではなくソウル・ミュージックを歌うよう3人に要求する。こうして三姉妹は従姉妹のケイも加えてアボリジニ初の女性ボーカル・グループ“サファイアズ”を結成し、デイヴの熱い指導でソウル・ミュージックを一から叩き込まれていくが…。


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