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シリーズ31作目

夢は佐渡金山、チンドン屋
騒動は運動会
ヒロインは都はるみさん

演歌歌手が超国民アイドルな時代もあったのですね
テレビは家族全員の団らん
老いも若きも同じテレビ番組を見ていた時代

佐渡島に向かう途中寅さんが出逢った女性は
演歌の大物歌手、京はるみでした
でも、放浪の旅の寅さんはそんなこと知りません
いつも通りのフェミニスト

そんな寅さんに、はるみは心を許します
そして芸能界から、マスコミから逃れた
寅さんとの楽しく自由な旅
だけれど結局はるみは見つかってしまい、寅さんと別れます

スーパーアイドルとの夢のひととき
これもまた男性の願望のひとつのような気がしますね(笑)

でも、寅さんははるみが招いてくれたリサイタルには行きません
はるみは再会を願っていたかもしれないのに・・
寅さん版「ローマの休日」か、「望郷」か、ですね(笑)

矢切の渡し「つれて、逃げてよ〜♪ついて、おいでよ〜♪」の
歌詞(特別出演:細川たかし)も、妙にしっくりきます
(ローマの休日に、コレが流れたらトンデモないだろうけど)

山田監督も、渥美さんも
都はるみさんのファンだったそうです

当時の都さんの芸能界引退への
頑張ってねっていう

そんな、はなむけの
作品だったのかも知れません



【作品情報】MovieWalkerより
寅さんが旅公演の途中失踪した演歌歌手と知り合い恋をするシリーズ第三十一作。マドンナに都はるみを迎え、脚本は「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」の山田洋次と朝間義隆の共同執筆、監督も同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。
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シリーズ30作目
夢はブルックリンのジュリーにジゴロの寅
マドンナは田中裕子さん。

ストリー同様に沢田研二、田中裕子夫妻の
馴れ初めとなった記念作だそうです。

冒頭でオバちゃんが御前様からもらった松茸を前に
「寅ちゃん帰ってこないかなあ」というセリフは思いやりがありますね。
寅さんにも美味しい松茸料理を食べさせてあげたいのです。
でもその松茸が騒動になるんですけど。笑

湯平温泉の馴染みの宿に来た寅さん。
生前そこで母親が働いていたという青年、三郎と出逢います。
じゃあ母親の供養をしなきゃという寅さん。
たまたま観光で宿泊していた蛍子ちゃんとゆかりちゃんも
一緒にお参りすることに。
だけど寅さんがお焼香のときに
間違って火種のほうをつかんだものだから大騒ぎの大笑い。

一見、清楚なふうなんですけれど色っぽいですよね。田中裕子さん。
顔も、しぐさも、喋り方も、ちょっとバランスに欠けているところに
妙に女性の色香があるのです。

そう考えるとMMが左右の靴の高さを変えることで
男性を魅了するセクシーな歩き方を生み出したのも納得いきます。

田中裕子さんには天性のそういう
男性が手を差し出したくなるようなバランスの悪さがある。
真似してできるものではありません。

甘くて儚げ、シリーズの中では
一番男心をくすぐるマドンナでしょう。

「ほら、変な色気があるでしょ、この子?」
山田監督にここまでの台詞も書かせちゃうんですから。笑
もし渥美清さんが生きていて、49作目が公開されたなら
マドンナ役は再び田中裕子さんの予定だったそうです。

三郎青年は可愛い蛍子ちゃんに一目惚れ。
どうにか寅さんに仲を取り持ってほしいと懇願します。
動物園に勤めている彼はあまり人間の相手はしたことがないらしい。
寅さんは蛍子ちゃんと待ち合わせ、お酒を飲みながらそのことを伝えるけれど
でも蛍子ちゃんかから、三郎青年は「あんまり2枚目だから」と
断られてしまいます。

ちょっと嬉しい寅さん。
それでも三郎青年のため、とらやでふたりが再会できるよう
セッティングしてあげるのです。

三郎青年と蛍子ちゃんの恋物語のほうはちょっとヨワかったですね。
どちらかというと、さくらちゃんと博さんの
結婚までのなれそめのほうに物語の重点がおかれていました。

それから寅さんの、ひとり恋愛妄想物語。
実は毎回、案外とてもいいこと言うんですよね。笑

作品全体は少し物足りない感じもありましたが
田中裕子さんに女性の色気を学ぶことは出来ました。笑



【解説】allcinemaより
フーテンの寅こと車寅次郎の活躍を描いたシリーズ30作目。脚本は前作「寅次郎あじさいの恋」と同じく山田洋次と朝間義隆の共同執筆、監督は山田洋次、撮影は高羽哲夫がそれぞれ担当。青年と娘の恋の仲立ちをする寅次郎の姿を描く。今回のゲスト出演者は田中裕子と沢田研二。
 寅次郎は大分の湯平温泉で三郎という青年に出会う。寅は、亡くなった母の遺骨を埋めに来たという三郎をいたく気に入る。寅は供養の席を設けるのだが、そこに同じ温泉宿の客である螢子という娘もいた。ほどなくして、三郎は螢子に求婚するのだが…。一途な三郎と、二枚目過ぎると乗り気ではない螢子。寅次郎は二人を結びつけるために画策する。
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シリーズ29作目
夢は今昔物語、ふすまの雀の絵
マドンナはいしだあゆみさん。

たぶんシリーズでいちばん切ないマドンナに
いちばん切ない寅さんなのではと思います。

どんな人にも分け隔てなく、いつも陽気に接する寅さん。
綺麗な女性となるとさらに親切心もパワーアップ!
それが逆にどんどん生気を吸い取られてしまうような
そんな女性に出逢ってしまったのです。

美人だし、真面目だし、どこも悪いところがない。
なのに男性が逃げ出してしまいたくなるような
そういう女性。

加茂川のほとりで鼻緒の切れてしまったおじいさんを助けた寅さん。
「チビた下駄」だの「息子の嫁に買ってもらえないのか」だの
散々言いながらも手際よく下駄を直してあげます。
そんな寅さんを気に入ってしまったおじいさんは
陶芸の人間国宝加納作次郎でした。
このふたりの出逢いのシーンは逸品ですねえ。

作次郎先生演じる13代目片岡仁左衛門さんがとにかくイイ!
風格というか品格というかさすがのオーラがあります。
ホンモノの陶芸の人間国宝と言われても誰も疑いません。笑

その作次郎先生のもとで働くかがりさん。
彼女は夫に先立たれていました。
そのうえ現在付き合っている陶芸家の男性からは
違う女性と結婚すると言われてしまいます。
いしだあゆみさん、男性に捨てられる役が似合いすぎます・・

実家のある丹後に帰ってしまったかがりさんに
旅先で寅さんは逢いに行きます。
再会を喜ぶふたり。
でも何かがいつもと違った・・

寅さんに対して、かがりさんは「女」になったのです。
お酒を飲む。
夜の寅さんの布団のそばにやってくる。
カーテンを閉める、電気を消す。
ひたすら寝たふりをする寅さん。

「女」としての本気のかがりさんの態度は
寅さんから笑いも、ふざけた態度も消滅させてしまいました。
寅さんは逃げるように船に乗り柴又に帰ります。
見送るかがりさんの顔がまた辛すぎる。

それでもまた、かがりさんは東京の寅さんへと逢いに来ます。
かがりさんとのデートに満男を連れて行ってしまう寅さん。
その時点で女性なら断られたんだな、と気が付くでしょう。
白けてしまうふたり。

寅さんは、たったひとりの女性を受け止める
それだけの甲斐性も、覚悟もない男なのです。
かがりさんと別れた後の電車で、自分の不甲斐なさに泣いてしまう寅さん。
大人の事情をそっと見守るだけの満男。

ずっとしんみりしていましたね。
ラストの寅さんと作次郎先生の再会で、やっとホッとしました。

露店で焼き物を 「聞いて驚くな人間国宝加納作次郎の作品だ!」と
「こうなったら、2万!…、1万5千円、あ〜!やけくそ、1万でどうだ!」
とテキトーな商売しています。
そこに「1万円は高おうないか?もう一声」とツッコむ作次郎先生。
さすが器が大きいなあ。笑

寅さんには片思いが似合うのです。
両思いは彼を余計ダメな男にしてしまう。
でも、そういう男性は世の中に意外と多くいるのかも知れませんね。
だからこのドラマに共感してしまうのでしょう。



【解説】allcinemaより
「フーテンの寅」が活躍するシリーズ29作目。今回のマドンナにはいしだあゆみがキャスティングされた。脚本は山田洋次と朝間義隆の共同執筆、監督は山田洋次。撮影は高羽哲夫が担当。
 葵祭が行われている京都。川のほとりで寅次郎は加納という老人と知り合う。実は加納は人間国宝の陶芸家で、立派な邸宅に住んでいた。そこで寅次郎は加納家のお手伝いであるかがりと知り合う。丹後出身のかがりは、夫に死なれて娘を故郷に置いたまま働きに来ていた。望んでいた結婚ができなくなったかがりは丹後に帰ることに。その後寅次郎も丹後へ向かうのだが…。いつも振られっぱなしの寅次郎とかがりの運命は如何に。
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シリーズ23作目
マドンナは桃井かおりさん
夢は便秘の研究をする車寅次郎博士

シリーズのなかで、最もしんみり感のない
「男はつらいよ」ではないでしょうか。
最後までカルく明るく見れますね。

マドンナは、今も、昔も、どの作品でも
「かおり節」の桃井かおりさん。


桃井さんって、私が思う
料理でいえばカレーのような女性。

味も濃いし、辛いし、匂いもきつい。
だけど、みんなが大好き。
どんな具材を入れても美味しいし
ご飯にも、パンにも、麺類にもあう。

桃井さんもとびきり個性が強いけれど
どんな作品でも役柄でもぴったりマッチしてきます。
ここでも渥美さんと息ピッタリ
軽快なトークが心地いいです。

北海道で寅さんと知り合った田園調布のお嬢様、ひとみちゃん。
彼女は自分の結婚式の途中で結婚するのがイヤになり
披露宴から逃げ出してしまいます。
そして柴又のとらやにやってきます。

そりゃあよかった!
俺がいるから誰が来たって指一本触れさせやしねえと
寅さんは大喜び。

だけど、おいちゃんもおばちゃんもさくらちゃんも
よそ様の娘を、嫁を、家においていいものかと悩みます。
(それはそうだ。笑)

ひとみちゃんに逃げられた花婿の邦夫は
ひとみちゃんが忘れられずに逢いに来ます。
英会話を教えて仕事をするというひとみちゃんを応援してくれます。
自分も親の会社を辞めて仕事をし自立するといいます。

ひとみちゃんは邦夫の人柄に、やさしさに気が付きます。
自分の我儘ばかりで、彼のことを何も理解していなかったのです。

再び邦夫と結婚する決意をしたひとみちゃん。
振られてしまった寅さんはなんと仲人を頼まれます。
この寅さんの仲人のスピーチ・・・
なんともお下品でございます。笑

でもこんな笑いがいっぱいで
和気あいあいとした結婚式いいですね。
盛大だから、立派だから、幸せになれるとは限らない
いちど失敗したふたりだからわかるのです。

ラストの支笏湖では再び旅館のエロ若旦那登場。
最後まで楽しく見れました。



【解説】allcinemaより
いつものスタッフ・キャストによる人気シリーズの第二十三弾。マドンナは山田監督作品「幸福の黄色いハンカチ」に出演した桃井かおり。
 北海道で一人旅をしているひとみと知り合った車寅次郎。支笏湖の旅館のどら息子に襲われそうになっているひとみを、寅次郎は助け出すことに成功。彼女は会社社長との結婚話が進んでいたが、マリッジブルーで悩み逃げ出してきたのだという。そんな贅沢な話はないと寅次郎にたしなめられるひとみだったが、邦夫との結婚披露宴の最中に会場を飛び出し、ウェディングドレスのまま柴又のとらやに行ってしまう。新婦側の親族は、ひとみが寅次郎を好きだから逃げたのだと誤解していた。ひとみは一笑に付すが、寅次郎はその話を聞き舞い上がってしまう。

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シリーズ28作目。
マドンナは音無美紀子さん。
夢は寅さんは名医(こういう手術シーンって好き)
騒動は同窓会(寅さん仲間外れでかわいそう、でも「ババアばっかり」は禁句)
 
大分の宿で頼まれて同部屋になった粋のいい小娘、愛子ちゃん。
最初は寅さんに食ってかかりますが、あっというまに意気投合。
寅さんと一緒に旅をし、仕事まで手伝ってくれます。
 
一歩間違えばただ煩くてウザいキャラを
岸本加世子さんが可愛く演じていましたね。
本当に寅さんの妹分という感じで。
(良い意味で)女性の魅力が全くなかったのが
マドンナのキャラとぶつからず良かったと思います。
 
そして福岡、テキヤ仲間のカラスの常三郎から
「万一俺が死んだらあいつ(妻の光枝)ば女房にしてやってくれ」と
頼まれる寅さん。
ヤクザ同士の義理人情、「ああ、いいよ」と寅さんは承諾します。
 
しかしこういうときの男性心理とは
いかがなものなのでしょう?
自分の妻が知らない男と一緒になるくらいなら
信頼できる仲間と結婚したほうが安心なのでしょうか。
ただ、まだ若い妻が独り身になってしまうのが
かわいそうとか気の毒だからでしょうか。
 
それとも寅さんに一度は結婚してもらいたいという
そんな友情からなのでしょうか。
病気になったヤクザなど、誰も見舞いになんて来なかった。
でも寅さんだけは違った。
変わらない態度でこんな自分を心配してくれる・・・
 
常三郎が亡くなり上京した光枝さんは寅さんと再会します。
御前様もとらやのみんなも
ずっとヤクザの面倒を見て苦労した女性なら
寅さんともうまくやっていけるかもしれない、そう思います。
寅さんも浮かれ、本気で就職し、アパートまで借りようとします。
 
光枝さんだって、本当は寅さんを頼って上京したのです。
だけど寅さんは最後の最後でやっぱり逃げてしまいます。
 
「あの人、寅さんに何か頼んでいなかった? 
 死んだら、私を女房にもらうようにとか」
 
「そんなこと言ってたよ。
 だけど病人の言ってることだし
 成行きで"うん"と言っただけだ」
 
「そうよね・・」
 
この駅でのシーンは情緒あります。
寂しそうな顔をする光枝さん。
そして別れるふたり。
 
おばちゃんがよかったですね
寅さんにひどいことばかり言われているのに
本当に寅さんのことを思っていてやさしい。
 
マグロを担いでとらやにやってくる地井武男さんは豪快。
どうせなら思い切り寅さんと戦ってほしかった。笑
 
なんだかプロローグからラストの焼津港まで
ボリュームたっぷりの「男はつらいよ」でした。
 

 
【あらすじ】ウィキペディアより
夢は寅がノーベル医学賞受賞。柴又に帰って満男のお土産に紙風船を出す。その日の柴又小学校の同窓会に出席するが、みんなを困らせ、旅に出る。相室を頼まれ、寅次郎は家出娘の愛子(岸本加世子)と知り合い、一緒に旅をする。その途中、
テキヤ仲間常三郎(小沢昭一)の若い女房光枝(音無美紀子)から夫が病気だということを知る。常三郎を見舞った寅次郎は、思いがけない相談を持ちかけられる。自分にもしものことがあったらの事を頼むというのだ。間もなく常三郎は亡くなる。柴又に帰り、おばちゃん(三崎千恵子)が「寅ちゃんが真人間になってくれたんだよ」というと博(前田吟)が「まさか」という。愛子は柴又に来るが、兄がマグロ一本持って迎えにくる。ほどなくして、光枝も本郷の旅館で働く。再会した寅次郎はこの若く美しい未亡人と所帯を持とうと皆に語る。就職活動さえ始めるのであった。光枝から夫との約束を聞いていたと言われ…。

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