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月曜日
昨年6月の記事で書いたCさんらに再会することが出来たので書きたい。
バシール大統領が、「南部が独立した場合には、北)スーダンに居住していた南部系の人たちを『外国人』として扱う」と明言していたために、不安を抱いた人たちは、昨年7月前後に大量に南部に帰還した。(2009年〜2011年の累計は約25万人とされる)。ただし、南北政府の未解決の問題についての継続交渉が続いていたため、暫定的に2012年4月までは、北に在住する南部系住民の滞在(就労)が認められていた。
その期限が過ぎ、今年4月以降は南部系の人たちは、外国人としての登録をしないと就労が出来ないことになった(他の人の情報によれば、一人当たり月100ドル相当もの登録料を払わなければ、滞在許可が延長できず、家族の多い通常の労働者には負担できない金額だ)。
CさんがJICA南スーダン事務所のスタッフとして働くことが出来ていると聞いていたので、今回の出張での再会を楽しみにしていた。
Cさんは、事務所でも現業職だったので、給与も安いため、コスティから、約3週間かけ貨物船に乗ってやってきたという。
すっかり疲れ切っているかと思ったら、意外に元気で「問題なかったですよ」とこともなげだが、昨年会った家族の暮らしぶりも見たかったため、彼の家を訪問した。
到着したCさんの家には、奥さんと3人の小さなお子さんが待っていた。とにかく、昨年6月に離れ離れになってから1年弱。Cさんの家族が再び一緒に生活することが出来て本当に良かったと思った。
しかし、家は、トタン屋根に壁は木材の骨組みに泥を塗っただけの質素なものだが、これでも家賃が月200SSDG(約3000円)と彼らにとっては高い。
水は少し離れた井戸まで汲みに行き、トイレも共同の粗末なもの。あとでスタッフに聞いた話だと、Cさんの幼い子供たちはこちらに来てから、マラリアや感染症などの病気にかかり大変だったらしい。
あまり時間がないので、早々に失礼することにしたが、彼らの不安や状況を思うと涙がこぼれた。
生活の足しになるようにわずかばかりの心付けを渡し、Cさんの家を後にした。
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2012年08月09日
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