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皆様、さいたま文学館をご存知でしょうか。
桶川駅から歩いてすぐ行ける場所にある
埼玉県ゆかりの作家や文学作品にちなんだ物を展示する文学館です。
野暮用が重なって、遊行寺にいけなかった腹いせに(?)行って参りました。
埼玉県で歴史のヒーロー!?
といえば、あの方でしょう。
「平家物語」のお好きな方なら、あの人、この人と
現在の埼玉県内で活躍した、多くの武将達の名前を挙げられるでしょう。
そう、埼玉は勇猛果敢な武将達の宝庫なのです。
今回の展示のヒーロー(ヒロイン)となられたのは次の方々。
直実さん、重忠さん、岡部六弥太さん、静御前ちゃん
太田道灌さんに、そして、平将門様!!
なんといっても、直実さんの文学作品における影響力が大きいようです。
直実さんゆかりの熊谷寺は、家康公とも繋がりのある浄土宗学僧「幡随意白道」によって
再興されたお寺でもあります。
この当たりのつながりを考えていくと、「直実」という人物がどうして庶民にまで
広まっていったか、発端が見えてくるのではないでしょうか。
中世〜戦国時代、能や幸若舞の題材にもなりましたね。
信長が「この世の50年なんて、あの世から見ればあっという間さ!」
と謡い踊ったのは、幸若舞の「敦盛」。
敦盛の首を父、経盛に送った際の手紙は、寺子屋の習字手本にもなっています。
それになんといっても有名なのは宝暦元年初演の「一谷嫩軍記」です。
人気作家並木宗輔が三段目までかいています。
歌舞伎が当たることによって、ご当地名所図会にも熊谷寺などの直実ゆかりの地が紹介されます。
庶民の旅が広まるにつれて、直実のゆかりの地を訪ねようとした人々も
大勢いたのではないでしょうか。
主な人々を紹介することがメインの展示になっていましたが
その奥にはおっと思わせるものもありました。
埼玉ゆかりのヒーロー達は、今の時代も多くの人々を楽しませてくれています。
そしていつも、その底辺にある「平家物語」の力に圧倒される気分です。
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今晩は。
やっと研究旅行から帰って来ました。
さいたま文学館を持っているなんて,埼玉県は大変進んだ文化度の高い県ですね。
展示されているヒーロー(ヒロイン)群像がいいです。
平将門,熊谷直実、畠山重忠、岡部六弥太、静御前,太田道灌とくれば,いうことなしですね。
2008/6/10(火) 午前 0:43 [ しげよあゆみ ]
しげよあゆみ様、お疲れ様でした。
残念ながらうかがうことが出来ませんでしたが、きっと有意義な会合になられたこと思います。
文学館、問題は生かしきれているかと、ということでしょうか!!
2008/6/10(火) 午後 11:39 [ ししまるさん ]
この展示、私の20年来の友人が手がけたものです。彼は、もともと歴史学者なので、文学館をただの文学展示場にしたくなかったんです。先日お目にかかったときも、壮大な計画を熱く語っていました。これからますます「さいたま文学館」から目が離れませんね(^_^)v
2008/6/14(土) 午後 11:22
負けぐま様、そうだったのですか!!今回の展示を知った時、ぜひとも取り上げて欲しい企画だったので、とても楽しみにしていきました。直実さん達の文学や芸能に与えた影響は大きいかと思います。
こんどは一人ずつ取り上げて欲しいと思うのは、贅沢なお願いかもしれませんね。
2008/6/15(日) 午前 8:35 [ ししまるさん ]