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はるばる、青葉台まで行ってまいりました。
ここは、海側ではないけど、とりあえず横浜市。
何故、ここまでししまるが来たかというと
心から尊敬する「白井光子」さんのリートリサイタルを聞くためです。
本日のプログラム、オールシューマン♪
「リーダークライス」
「ミルテの花」から、献呈、くるみの木、僕の心は重い―ヘブライの歌から―、
ひとりぼっちの涙は何を望む
「女の愛と生涯」
白井さんの歌はどちらかというと、美声で歌い上げるのとはちょっと違うかと思います。
詞(ことば)を語るような感じ。
まるで朗読、または朗誦していることが、そのまま音になっているような
とても不思議な響きをもっているのです。
とても地味な分野にもかかわらず、
コンサートはいつもSOLD OUTなので、本当に久しぶりに聞くことができました。
シューマンのこれらの歌曲は、まさにクララとの愛の中から生まれたといってよいほど
なかでも私は「女の愛と生涯」が一番好きです。
大事な人に出会い、人生を共にし、そして、その人を見送る。
現代、全ての女性が、このような生き方をするわけではありません。
白井さん自身も、伴奏のヘルさんという、音楽のパートナー(他の人のピアノでは歌いません)
が、いらっしゃいますが
でも、その人生はまさに、歌に生き、音楽に生き、、、、。
近年は大病もされて、実は今日のコンサートもどうなるかと思って、ちょっと心配でした。
たしかに、身体が楽器の声楽家、どう頑張っても年齢にはかないません。
それを超える演奏ができるのは、まさに歌い続けていたからこそ。
詩に触発され、見事な音楽に変えていった作曲家の思いは
白井さんの声と心を通して、私達聴衆の心に、本当にしみわたっていくのでした。
調子が悪くないかと心配しましたが
アンコールを4曲も
最後のベルクの「山の彼方の」は、歌の世界の果てしなさと、深さを感じてしまい
涙が出そうになりました。
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