今、そこにある映画

傑作も駄作も、ともに見る。ともに、愛する。 変態です。出来れば映画はフィルムで見たい。別ブログ「昔の映画を見ています」もあるでよ

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 飯田橋ギンレイホールにて。大森立嗣「まほろ駅前多田便利軒」との2本立て。 
 同時上映「まほろ駅前多田便利軒」には、大森監督の兄弟・大森南朋、父・麿赤兒も出演。
 本作は、青森で100年続く大森食堂の、大森家4代の歴史を描くもの。大森が、大盛な二本立てであった。大森家の話だから、監督に大森が選ばれたのか? 何か、安易に選ばれたようにしか思えないのも、本作の不徳のいたすところか。
 安易な、安いヴィデオ撮りの、見るに耐えない映像は、さておき? かつての<青春映画の旗手>も、薄いドラマ作るようになっちゃったナーと。
 オリエンタル・ラジオの<アゴヒゲのほうのちゃらいヤツ>が、明治時代の、屋台から始めて、店を構える大盛食堂一代目。オリエンタル・ラジオの<メガネのほうのちゃらいヤツ>が、現代の四代目を継ぐかどうか悩む青年。
 ちゃらいアゴヒゲのほうは、明治の青年というのは、やや難役だったようで、というか、もともと演技力がないのか、顔つきや台詞が、間がもたない感じ。たびたび、間があく演技。
 ちゃらいメガネのほうは、現代のちゃらい青年をそれなりに好演。これから、脇役で演技もありの可能性。カンニング竹山、宮迫、ほか多数の、本業お笑い、副業シリアスものの演技、で、いけるんとちゃう。

 ちょっとした、ギミック。
 以下、ネタバレ
 
 
 一代目の、ヒゲ面の親友は、何かと一代目の面倒を見る、馬買い。
 四代目の、これまたヒゲ面の親友は、稼業の馬を、オートバイ・サーカスに、乗り換えた男。これも、四代目を好アシスト。
 さらに。
 一代目の連れ子が、四代目の祖母。
 これが、まったくおざなりな演出で、うまく、活かされない。さりげない演出とも、違うのだ。
 大盛一樹、やっつけ仕事だなー。
 この一代目連れ子の養女はじめ、青森弁ネィティブの出演者は、好演。
 
 なお、本作のラスト・クレジットには、めったに見られない光景が(笑)。ふつう、このての地方発・地方密着映画には、ありがちなことだが、地元の撮影協力の会社・個人・団体の名前が列挙される。本作では、さらに何人も何人もの前・元を含めた政治家の名前(全部、肩書きつき)も列挙。それもすごいが、<安倍洋子(安倍晋太郎令夫人)>の、肩書きにも、びっくり。
 いや、別に政治家が協力するのは、いいけどさ、何で肩書きをつけるかという。なお、聞いたことがない有象無象の政治家の名前は覚えていないのだが、令夫人の肩書きがあまりに衝撃的だったので、安倍洋子さんのみ目に焼きついてしまいました(笑)。
 映画の中身より、衝撃的なクレジット。そこがこの映画のキモか。
 
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