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うーん。空撮から始まる映画に、傑作なし、というジンクス?を、またもや、証明?するのか。
いわゆるひとつの、ヴァーチャル・リアリティもの、しかも、パラレル・ワールドものである。なにをかいわんや。見ている間は、そこそこ楽しめるが、終わったとたんに、ガックシ。 最近のハリウッド製アクション映画は、やたらめったら<仮想現実>モノが、目立つようなのは、気のせいなのだろうか。本作も、時間を<遡行>して、何十回も<過去>におもむき、列車爆破テロを防ぐというものなのだが。過去に遡行して、最終的に歴史を書き変えるなんて、「戦国自衛隊」か「フィラディルフィア・エクスペリメント」か、おなじみのSFモノ、ただし、この手のヴィジュアルものは、絵柄はキャッチーだが、筋は、通らない。最後は、ファンタジーに逃げるしかない。本作もその通り。 もともと、ファンタジーなのだから、最終的にファンタジーに「逃げる」のは、当たり前。 でも「逃げ方」には、「逃げ方」があるだろう。 いい加減な「逃げ方」では、しらけるのが、タイム・パラドックスもの、の、お決まり。「やらずぶったくり」なのは承知の上、いかに、逃げ切るかが、この種の映画の、宿命で。しかも、アメリカの大作映画の常で、最後はハッピーエンド、ヒーローとヒロインはラブラブでめでたしめでたし、そういう結末が、世界公開ハリウッド映画には不可欠で。 これって二律背反だよね。この種の物語で、たぶん、ハッピーエンドは、構造的に、ありえない。しかし、アメリカ人向けには、あるいは、アメリカ的価値観では、最後は必ずハッピーエンドでなければならない。いやー、映画作家の、タイトロープな二律背反。これを解決する荒業は、真の天才にしか、出来ません。 本作は、もちろん、真の天才によっては、作られては、いない。そこが、残念なところで(笑)。 なお、主人公が、盛んに「美しい」という「運命の女」は、ぼくには、大味な、ネクスト・ドア・アメリカン・ガールの成れの果てにしか見えない。むしろ<管理菅>を、演じたツンデレ美女の、たそがれた感じが、そそります(笑)。 https://movie.blogmura.com/movie_theater/
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