今、そこにある映画

傑作も駄作も、ともに見る。ともに、愛する。 変態です。出来れば映画はフィルムで見たい。別ブログ「昔の映画を見ています」もあるでよ

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 ナチス支配下の、オーストリア。画廊を営む、それなりに裕福なユダヤ人一家の話。
 父親の画商、その後継者の息子、母親。これに、使用人の息子(非ユダヤ人)がからむ。
 暗い話かと思われようが、終始軽いコメディー調で、ふたりの息子たちの愛憎劇が展開する。
 ナチス親衛隊の面々が、妙に憎めない面子、かつお間抜けで、コメディー感に貢献。一応、ミステリ仕立てで、ネタバレはしないが、なあに、あまりにあっけない謎で、キモの「暗号」が出た瞬間に、観客は全員、暗号が解ける。
 お宝(たいへん価値のある、ミケランジェロの未公開作品)の、ありかを巡る、一種のどたばた劇に翻弄される、ナチ親衛隊の面々を、楽しむ映画。
 そして、ふたりの息子、裕福なユダヤ人の息子、オーストリア人でありながら、ユダヤ一家に雇われた母の息子として、そのシタデにいざるを得なかった息子の、奇妙な入れ替わり劇。
 ころころ変わる、二人の立ち居地の変転が、見事なドラマで。オススメ。
 
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 評判がよいので、つられて、見た。
 最初のショットが、夜の、雨の、港。フェリーが接岸する。
 このファースト・ショットが、明らかに、合成の、やすっぽいCGの雨。
 ファースト・ショットに、安いCGは、ないだろう。
 最近の映画は、水と火に安いCGを使う。しかし、水と火は、もっとも微妙なテクスチャーで、CGであることが、バレ易い。パソコンでの合成作業では、ちいさな画面で、デジタルと合成は相性がよいのだが、大画面の映画館では、その違和感はバレバレ。
 ファースト・ショットで、こういう雑な映像処理を見ると、がっり来るのだが、映画全体としては、たいへん好ましい。
 慎ましやかな、しかし豊かなサスペンス。非常にまじめな人が作った、ヒッチコック。
 いや、ヒッチコックは、明らかにB型(イメージ)的映画なのだが、本作のロマン・ポランスキーは明らかにA型(イメージ)。A型が作った、B型ヒッチコック映画。
 メインの女優はふたり出てくる。ちゃんと、ブロンド黒髪。わかりやすい。
 元英国首相ピアーズ・プロズナンが、アメリカの、本土とはフェリーでつながれた島の別荘に住んでいる。英国の首相経験者が外国に住むというのが、まずびっくり。でも、これも伏線か。
 実は、この元首相には、CIAのスパイである、という疑いがある。
 最近のニュースで、現英国首相が、ロシアに行って、若い頃KGBから接触を受け、もう少しでロシアのスパイになるところだった、と<告白>したバカがいた。本人はジョークのつもりかも知れぬが、しゃれにならない。イギリスの<スクールボーイ>と、ロシアの相性が、すごくいいのは、よく知られるところで。
 日本でも、公の場の国会で、朝鮮式水の飲み方(らしい)独特の、奇妙な水の飲み方を見せたのが、菅直人、野田佳彦。こいつらも、しゃれにならない。
 そして、絶対にアメリカに戻れないロマン・ポランスキーの、アメリカに対する愛憎あふれる(?)イヤミの数々。
 いいなあ。わざわざ、ドイツやフランスで、アメリカ・シーンを撮る。どう見ても、アメリカ(イメージ)には見えない、寒々とした風景。嫌がらせのように、寒々しい貧相な風景の<アメリカ>。見ていて、何度もニヤニヤしてしまう。
 伝言ゲームのように、パーティー会場で、人から人へと、えんえんと手渡されるメモ。この、何でもないシーンの、豊かなサスペンス。ただただ、メモが人から人へと渡されていくシーンの、ただならぬ緊張感。
 こういう小味な(褒め言葉)サスペンス、一年に一作は、見たい。グッド。
 出演者たちも、意外と豪華。こちらも、ひそかに、にやにや。
 
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 小沢一味の元秘書たち、代貸しや若頭って言うところか、違うのか、その三人が、とりあえず、有罪判決。当初、小沢一味の側が、願望を込めて予想した、無罪判決では、なかった。
 これは、この三人の裁判だけではない。その先に、小沢「被告」の裁判がある。
 小沢はふつうの被告ではない。
 検察審査会という新しいシステムで、強制的に起訴された、ほぼ最初の大物である。
 この大物に対する、裁判をゆるめて、小沢に有利な裁判をしたら、今度は矛先が裁判所に向かう、と、裁判所は考えるに違いない。やっぱり、日本の裁判所は、<巨悪>には、からっきしダメだと国民からの批判を浴びるに違いない、と。
 だから、推測するに、多少、無理筋でも、小沢一味の子分は、とりあえずは、有罪にしたかったに違いない。でなければ、裁判所の、対小沢の腰の引け具合が、露呈してしまうもの。
 一審の地裁で、少しメーターを振った判決を出し、高裁、最高裁と、徐々に、軌道修正していく、という、お得意の手口だ? 
 もっとも、これにつき合わさせられる「被告」たちは、たまったものではないが。というのも、この三被告に関しては、最終的に、限りなく「無罪」に近い判決になるだろうと、わたしは予測する。

 しかし、たとえ「無罪」になったとしても、「無実」とは言いがたいのも、小沢一味の一味たるゆえんだろう。
 一味の首魁、小沢一郎被告の、ゆがんだ「性格」、キャラクターが全ての原因である。
 主犯である小沢、実行犯たる三被告秘書の、複雑な金のやり取り、移動、入金支出(出所、出した先)は、あまりに後ろめたくて、小沢も秘書たちも、うまく説明できない。
 それはそうだろう。複雑だから説明できないのではない。説明できないように、わざと複雑にしているからだ。
 政党を作っては壊しの、小沢の政局人生も、こういう言葉を出すのは恥じらいがあるが(笑)、<生一本な、男の生き様>とは、正反対のものでは、ないか。
 小沢の存在は、政局を、さらに混乱させる。
 政局屋たる小沢は、<政局を収拾>させることには、ことごとく失敗する。作った政党は解党に追い込まれ、今また、民主党政権の混乱の元凶である。
 代表時代の、大連立騒動の一連の混乱は、失態のきわみであった。
 寝業師、政局屋の小沢は、物事をストレートに考え、実行できない。あえて複雑な経路を好み、事態を混乱させることのみに、腐心する。
 だから、政党を作っては壊し、作っては壊し。
 だから、説明できない、複雑なカネの流れ。
 だから、民主党政権の混乱。

 いい悪いは別にして(もちろん悪いに決まっているが)仮に小沢マターがなかったら、鳩山・菅政権も、もっと仕事をしたに違いない。まあ、鳩山・菅が、小沢に輪をかけて、クズである、という要素も、あるのだが。
 この何十年間か、小沢は<日本の政局>を、支配し、混乱させてきた。
 小沢なかりせば、どの程度<日本の政治>が、ストレートかつ透明になったことか。歴史のイフでしかないが。
 政局でのみ動き、事態をさらに混乱させた小沢であるが、果たして、政局以外の、政治の場での、日本への貢献は、あったのか。わたしには、それが思いつかない。
 
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 新文芸坐にて。成島出「八日目の蝉」との2本立て。
 新文芸坐の、新作落ち2本立ては重宝している。なんせ、本作のような、ミニシアター系新作は、オリジナル公開館(この場合は、ユーロスペースか)よりも、でかいスクリーンで見れる。ロードショー館で見るより贅沢。
 しかも、見に行きたいとは思うが、諸般の事情、イマイチ、ぜひとも見たい、それほど見たいという気にはならない映画、乏しい時間のなかで、選択できなかった映画を、大スクリーンで、効率的に2本立てで見れる、なかなか頼もしい。
 おそらくスーパー16で撮られたであろう、本作の画質の、フィルムらしい温かみ。いまや、映画館で公開される「映画」のかなりの部分が、いやったらしい画質のデジタル撮りであるなか、なかなか貴重。
 だって、デジタル撮りって、モノやヒトの輪郭がくっきりはっきりしすぎて、まるで、単純な線画が基本のアニメみたい。くっきり映らなくてもいい、細部まで、メインの部分と同じ、で、ニュアンスが、くっきりはっきりしすぎる。ニュアンスがふっ飛ぶんだよね。フラットすぎる。
 函館にロケした、架空の町<海炭市>の人々の物語。
 いやー、フィルム撮りの、暗くて、せこい、しみったれた話、落ち着くなあ(笑)。ただし、人工甘味料ならぬ、人工暗味料?まみれのような気もするのは、気のせいか。何か、頭で作った、危うさが感じられるのは、偏見でしょうか。
 プロの俳優と、函館地元のアマチュア俳優?との、合体。
 ネコばあさんはいいなあ。プロとしても、通用するんじゃない。
 加瀬亮の演じる、いやなやつ。加瀬亮の凄みを初めて見ました。加瀬亮の二度目の妻を演じるのも、アマチュアか、彼女の愚鈍ぶりもグッド。
 二度目の妻に対して、加瀬亮は、「使えねえ女だなあ」と、ののしる。<東京から来た浄水器セールスマン>にも、同じ扱い。こういう「使えねえ女(男)」という表現するやつも、また使えねえし、さらに性格も悪いというは、事実。加瀬亮も、引退した父親に、そういう扱いを受ける。
 加瀬亮は二度目の妻を殴る蹴る。二度目の妻は、加瀬の連れ子を殴る蹴る。息子を殴る妻を、加瀬はさらに殴る蹴る。わかりやすい負の連鎖。
 そう、この映画は、あらゆる負の連鎖を描く。そのなかで、泰然自若なネコばあさんは、なごむにゃあ。やはり、猫の力か(笑)。
 南果歩&小林薫夫婦のエピ。南果歩はさすが、この世界観に合っているのだが、小林薫甘すぎ、こういう映画にあんまり下手な俳優が出ると、その下手さが暴露してしまう。う〜ん、キビしい。
 そういう意味では、谷村美月も、うーん、うまいのか、うまくないのか、本作では、限りなく微妙。
 アマチュア俳優が健闘するなか、<アウェイ>でプロ女優として踏ん張った、南果歩は、素晴らしい。
 
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 ちょっと、ショック。
 年に数回、気まぐれに行く、船橋市のある銭湯が、燃料費の高騰などから、今月9月下旬に閉店するという。今日、久しぶりに行ったら、その旨の張り紙が。
 「ときわ湯」というありがちな名前のその銭湯は、船橋市の旧繁華街から一本入った住宅街にあるのだが(JR船橋駅からは、少し歩く)、名前と違って、ありがちな銭湯ではない。
 市内に何軒かある、天然ラジウム鉱泉の湯で、黒湯。湯船に入っていると、もうひざのあたりはまるで見えない。とろみのある湯質は、お肌によさそうななめらかさ。
 前に住んでいた大田区の黒湯はかなり有名で、タウンガイドにもたびたび特集されるほどだが、船橋の黒湯数軒は、地元タウン誌にも省みられず、近在住民のみに利用されるだけ。一度、入れば、その快は、保証つきなんだけどなあ。
 しかもこの、ときわ湯、他の市内黒湯系と違って、湯船の湯も、カランの湯も、<白い湯>は一切なし。ま、カランの湯は、水道水で薄めているのだろうが。
 さらに、この銭湯、月水金は休みの週4日のみの営業。ぼくも、最初の頃は行ったら、お休み、電気真っ暗、というのを、何度か体験した。まさに、街なかの秘湯たる所以で。たぶん毎日営業では、赤字がかさむからだろうが、そこまでして営業していたのに。
 船橋市内で、一番コアな黒湯が、仕舞い湯。あと残り数軒の黒湯は、どうなる。うーん。
 
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