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昨年公開の韓国映画で、「母なる証明」「チェイサー」「映画は映画だ」とともに好評だった「セブン・ディズ」をDVDにて。ちなみに、この中では「映画は映画だ」のみ、ぼく的にはイマイチ。
さすが<暴力=犯罪映画大国>韓国ならではの、クライム・ムーヴィー、エクセレント! ミステリ好きとしては、最近の、日本映画はもとより、欧米映画の生ぬるいミステリ描写に不満だったのだが、さすが犯罪親和性の高い韓国、ミステリ好きのツボを外さない、ハンパないミステリの連打は、頼もしい。 とにかく、韓国クライム・ムーヴィーの特徴といえば、一も二もなく、善人が出てこないこと。主要登場人物のほとんどが、自分さえ良ければ、人を陥れるのも全然オーケー、という不逞のやからばかり。反省も躊躇もない、ハンパない悪徳キャラのオンパレード。これが韓国以外のドラマなら、大抵一人くらいはそんなことヤダ、というヒーロー・タイプが出てくるのに、さすが韓国ハンパないなあ。 高打率、つまり明らかに犯罪者でも、いったん弁護を引き受ければ、必ずや無罪を勝ち取るという、韓国人にとっては夢のようなヒーロー、その女弁護士の幼い娘が誘拐される。身代金の代わりに、ある殺人犯の弁護をして、無罪を勝ち取れ、というのが犯人の要求。発想もいいが、描写もいい。 ヒロインを演じる女優が、好演。これもまた、「母なる証明」なのだ。 |

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