|
この監督の前作にして出世作「ジャーマン+雨」は、気になりつつも未見。 |

- >
- エンターテインメント
- >
- 映画
- >
- 映画レビュー
こんにちは、ゲストさん
[ リスト | 詳細 ]
|
この監督の前作にして出世作「ジャーマン+雨」は、気になりつつも未見。 |
|
前作「ゆれる」は、世評の割には、あまり心を引かれなかった。肝心の橋も全然「ゆれ」ていなかったし、人の心も、あの程度は普通で、特別「ゆれ」ている気がしなかった。タイトルも違えば、別の感想もあったのかもしれないが、何しろギャグがほとんどなかったのが、ぼくにはつらい(ギャグも、また、真っ当な世界に「ゆれ」をもたらす一要素で)。いや、ギャグなしで成立する世界、映画があることはぼくも知っているが。それも含めて、肝心の「ゆれる」がほとんどなおざりにされていたのが、つらい。映画で、いろいろなものが「ゆれる」のは、結構大事なことで。「ゆれる」の主役、オダギリジョー、香川照之の演技は一切ゆれることはない。つっころばしの二枚目演技が平然と出来てしまうオダジョー、あまりにうますぎて一切の「ゆれ」を感じさせない香川、今回の「ディア・ドクター」を見て、この監督の資質に、「ゆれる」のこの二人は合わないのでは、と、なんとなく思っただけなのだが。 |
|
木村大作が撮影監督としてクレジットされる映画も、かなり見てはいるが、一度として、いいなあ、とか、うまいなあ、とか、面白かったなあ、と満足したことがない。一応、その名の通り、70年代以降の東宝系大作映画のキャメラを任されることが多いのだが、大作というより、大味な印象のほうが勝るものばかり。コクがなくて、キレもなくて、雑味ばかりの映画。そういう映画を好んでキャメラを回す大作氏なのだが、ではせめて映像がすばらしいか、というと、これまた、よく出来て観光絵葉書の一枚。きわめて安定した技術に支えられた職人技とも、見る側の動揺を誘うような超絶映像とも、まったく無縁。かつての蓮実の名せりふを借りれば、よく言っても<そつのない凡庸さ>に収まってしまうものだった。 |
|
船橋ララポにて。 |
|
DVDにて。2004年。 |
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | |||||
| 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
| 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
| 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
| 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
登録されていません
[PR]お得情報