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こんにちは、ゲストさん
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DVDにて。 |
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う〜ん。ヒットしているし、おおむね、評判は、よいようだが? ぼくには、イマイチ、イマニ、だったなー。 「ぱちん」と、はじけもしないし、「ドカーン!」と、爆発もしない、不完全燃焼作。 センスはあるが、センスだけ。センスだけだから、ウチワにしか受けないよ。 たいへんPOPな作風なのに、妙にシリアスな題材を選ぶんだよね。「嫌われ松子」もそうでした。 パッパラぱーな作風なんだから、「下妻物語」のような、ノー天気な映画を撮っていればいいものを。ないものねだり、隣の芝生は青い、ということか。 ミステリとしても。 松たか子の告白を始め、何人もの告白が繰り返される。そのたびに、新しい視点が導入され、前までの<常識>が、くつがえされていく。の、だが、その、くつがえし方、その振り巾が、あまりに、小さすぎて、ドンデンの返し方の巾が、小さすぎ。 なんの衝撃も、ない。 誤差の範囲内のプラマイの、どんでん返しなのだ。だから、ならせば、どんでん返しともいえないような、小ネタのどんでん返し。アッと、驚け、ないのよ。 階段を、コケ落ちても、せいぜい一段程度。だ・だ・だ・だーんと、階段は、落ちなきゃ。衝撃、ないわ。 復讐、というからには、<犯人>殺すべき。だけど、<犯人>は、14歳以下。現実的にも、法律的にも、罪には、問えない。映画的にも、子供を殺すことは、まったくのタヴーだ。商業映画としても、<子供>は、殺せない。それゆえに、映画は、屈折した表現を取らざるを得ない。隔靴掻痒、というヤツで。 きっぱりはっきりした表現をしつつ、実際はタヴーにおもんぱかって、しまらない表現をせざるをえない。ほんとうは、<センスある映像>というのは、タヴー表現の規制に、面従しつつ、そむくための方法では、なかったのか。どんなに卑怯な裏技を使っても、ドンデンは、きっちり、返すべきなのだ。 センスはいいだけに、まあ、ないものねだりで。 こういう映画を見ると、つくづく、思う。 1960年代半ばの鈴木清順か、1990年代半ばの三池崇史で、見たかった、と。 |
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デヴュー作「油断大敵」が、たいへん好ましかった成島出だが、その後は、はっきり行って低迷していた。あまり面白くないアクション映画などがあり、ついには、あからさまな反日映画「フライ、ダディ、フライ」まで。反日でも、面白ければ、いいのだが、脳内お花畑映画の例に漏れず、まことにお粗末で。
今回も、柄本明市長が演説ぶつ市議会の、背後壁面の日の丸が、本作わりと緻密な美術映画なのに、ガン・タッカー(ホッチキスのでっかい、業務用)で、ゆるく壁に留められている感じで(旗が、ぴしっ、としてないのよ)、そのあからさまな日の丸の扱いは、「フライ、ダディ、フライ」以来、おなじみのもの。 「油断大敵」から柄本明、夏川結衣、「フライ、ダディ、フライ」から堤真一、と成島組おなじみの面子がそろい、この三人は、まことに快。柄本だけは、くさい演技のままだが、堤、夏川の、さりげない名演は、素晴らしい。 「油断大敵」の夏川結衣は、役所広司との濡れ場で、とってもおいしそうな(笑)太ももを惜しげもなく披露。太もも映画というくくりがあれば「油断大敵」かなり上位だと、これは、ぼくの個人的趣味か。 今回の夏川には、そんなセクシー・シーンは用意されてはいないが、バカ医者の、あまりにすさんだ手術に、げんなりしているところから、天才手術師・堤の、神業のような手際のいい手術に、あこがれ、何とか追いつこうとする看護婦になる、変化を、さりげない華やかさで演じて、目の快楽。 そして、それを引き出す、堤の、これまたさりげない演技も、まさに目の快楽。 その他の脇役陣も、良。ただ、いい加減な医師、この映画では悪役になるのか、その彼を演じる俳優(「トリック」シリーズで、ズラ刑事を演じる、わりと人気の役者なのだが、こちとら、酔いどれなので、名前ド忘れしてしまいました<泣>)の、クサく、軽いコメディー演技が、違和感。この映画に、この種の、くさい演技は、いらないから。 ここで、思うのは、成島演出は、「油断大敵」のようなコメディーに合うので、この種の重厚なテーマは、合わないのでは、ないか、という疑念が。シリアスなアクション「ミッドナイト・イーグル」がつまらなく、本作の余貴美子も、せっかくの、さりげない演技が光る名優を、くさい号泣演技に追い込む、など、違和感あり。柄本、ヅラ刑事のコミカル演技も違和感だし。 さらにいえば、夏川の子供が成長した姿の、成宮君、彼独特のアヒル口が気になって、気になって、成宮君パートは、とっても、まじめに見れないよ。ヘンなんだもん、アヒル口。 と、いうわけで、成島出には、ぜひ、コメディーを、やってもらいたいもの。 堤、夏川、柄本、成宮、でんでん、ヅラ刑事、その他、総出演でね。 なお、手術シーンの内臓各種は、美術部最高のスタッフ・ワーク。とにかく、リアルで、美しい。今年の美術賞は、本作で、決まり、で。 ちなみに、最後のクレジットで、その他大勢の中に、日向明子の名が。かつての日活ロマンポルノで、日活の百恵ちゃんとして、人気のヒロイン。えー、どこに出てたの。そういう年代で、せりふがある女優というと、成宮君が最後に行く田舎の医院の婦長か? う〜ん、気になる。 |
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たぶん、昨年放映のフジTVのドラマ「任侠ヘルパー」の、1・2話を、DVDにて。
ひいきの女優が二人も出ている、夏川結衣と仲里依紗、ということで見たのだが。 草なぎ・黒木メイサら、やくざたちが、親分の命令で、老人ホームのヘルパーにチャレンジする社会派?コメディー。 夏川は、老人ホームのフランチャイズ化を、効率第一で推し進め、弱小ホームを、次々傘下におさめて、画一的なホーム運営を追及する、まあ、一種の悪役なのだが。でも、いつもの、華やかな快演技でした。 第2話で、ゲスト・津川雅彦老人と、草なぎが、浜辺で争う。 それを、並んで見ている、メイサと里依紗。 たぶん、メイサのほうがメインのヒロインなのだろうが、一応クールなオンナやくざ(笑)という、まったく非現実的な役なので、メイサも演技のしどころ?がなく、棒のように突っ立って、無表情のまま。 一方の、老人ホーム・ヘルパーの里依紗、草なぎらの争いに、ワーワーキャーキャー。その天然系演技を、余すことなく、適切に。棒と天然の演技で、視聴者の目が、どちらに行きがちになるかは、実に明らか。演技力と、キャラの差が出た感じ。 |
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DVDにて。
東中野で、今週末からレイトで<R18 LOVE CINEMA その男、城定につき。>という特集があるようだ。チラシを見ると、城定(じょうじょう)秀夫というカントクの特集で、主にDVDで、ヤングアダルトなコメディーを作っているらしい。 <殺伐としたVシネの荒野に「ちびまる子ちゃん」的ほんわかワールドを導入した男>らしい。 なんとなく気になるが、東中野くんだりまで、DV素材の上映を、見に行くのも、癪だ。というわけで、近所のレンタル屋を探したら、とりあえず本作(一応、劇場公開作、という触れ込み)を見つけた。 「あたくし、一分間に50キロカロリー以上を消費する、労働なんて、未体験ですワ」という、頭でっかち、かつ天然なお嬢様女子高生が、父親の会社倒産、いきなりホームレスに。とりあえず、お嬢様女子高をやめて、仕事探し。方々を断られて、弱小AV製作会社に、住み込み(事務所のソファに泊まり込みの)ADに、なるという、脱力コメディー。 主題歌は、あの、 ♪ヤッホー・ホートランラン・ヤッホー と、いう、おなじみのスイス民謡の替え歌だ(タイトルは知らん)。 ♪ヤッホー・ホートランラン・ヤッホー
♪あなーたの、おうちは、どこー ♪私のおうちは、パール企画よー ♪あなーたの、お仕事、なにー ♪私の仕事は、ローションと(撮影用擬似)ザーメン作ることよー ♪ヤッホー・ホートランラン・ヤッホー この、フォークソング独特の、おまぬけなメロディー(作詞・城定秀夫)が、絶えず流れ、ほのぼの、というよりは、脱力な、イージー・リスニングな、けっして三塁打以上を狙わない、いや、二塁打も夢のまた夢というような、いまどきな、ローテク、ローコスト、ローリスク体質の、低温コメディー。
面白いか、といえば、正直、う〜〜ん。そこそこいいのだが、決定的なパワー、問答無用なオーラ、サムシング・エルスに欠けている。ヒロインのグラビア・アイドル田代さやかは、それなりに健闘しているが、たとえば、綾瀬はるかのような、決定的な天然感が、ない。 しかし、まるきり、否定するのも、何かためらわれる(笑)愛嬌があるので、早速、その続編借りてきました(笑)。 |
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