日本の感性をよみがえらせよう

PC不調と、私事雑用多忙のため停止させて頂きます。

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

原発事故と日本人


         6月17日いわき市を行啓された秋篠宮両殿下

 御来訪感謝申し上げます。


 6月15・16日と脱原発(反原発)の流れについて記事を書いてきましたが、今日はまとめとさせていただきます。
 大地震・大津波・原発事故・無能政府による人災と4重苦にあえぐ福島県に在住する者として、最近頓(とみ)に高まっている脱原発(=反原発)の動きに関して僭越ながら個人的な見解を申し上げたいと思い、一連の記事を書き始めました。

 15日の記事での最初の書き出しは、「世の中は口に出してはいけないことで成り立っている」という、ある人物の言葉を拝借して始まりました。

 この言葉に敬天が反応したのは「この言葉こそ、戦後日本をいろいろな意味で象徴する言葉ではないか」、と強く感じたからです。
 その時にも書きましたが「口に出してはいけないこと」とは「タブー(禁忌)」であり、タブーということは、どうしても避けたい「不都合な真実」のことだろうと敬天は解釈したからです。

 戦後日本は大東亜戦争でアメリカに物理的に負けたことによる傷ついた日本人の心と自負心をごまかすために「戦争=悪」、その「悪」を導いた主謀者は暴走した軍部ということで、戦争を招いた背景や責任をすべて軍部の責任に帰して、一般国民はあくまでも軍部の暴走による被害者だったという立場にして、敗戦に対する免罪符を得ようとしました。
 したがって、そこには戦争に対する総括も反省も生まれませんでした。
 こういうと「いや、戦争に対する総括も反省もしたではないか」と必ず指摘する声が出てきます。 しかし、それは「軍部の暴走を許してしまった国民の責任」という、大東亜戦争を総括する上においては枝葉末節でしかない事実を大げさに誇大評価して自虐史観を植え付けるためにも、戦争の本質から目を逸らすための便法にすぎません。

 歴史に学ぶというのは、歴史上において実際に何があったのが、何が行われたのか、その背景には当時のどんな情勢があったのか、あるいは戦争の各当事者それぞれの事情に何があったのかなど、事実を元に検証する作業を行うことです。
 ところが戦後の日本はその基本的な作業(総括と検証)から逃げるばかりで、真摯に向き合うことを先送りして今日まで過ごしてきました。

 安倍晋三氏が首相に就任した時に「戦後レジームからの脱却」を国民に訴えかけました。戦後レジームとは「平和を愛する諸国民の 公正と 信義に 信頼して、 われらの 安全と 生存を 保持しようと決意した」という憲法前文で宣言された、アメリカ人によって作られた戯言をベースに構築された戦後日本の体制でした。
 敬天がこの言葉を戯言と吐き捨てるのは、この言葉をよく噛み砕いてみると「平和を愛する諸国民」を日本が無謀にも侵略したために平和を脅かした事態になったことを反省して・・・ということになります。つまり、ひとえに日本だけが悪かったのだと。
 まるで、日本以外の諸国は「平和を愛する」国々であって、それらの国々を侵した日本にすべての責がある。だから、日本はそれらの悪行を反省してこれからは「公正と信義を持って平和を愛する諸国民」に自分たちの運命を委ねますよ、ということになってしまったのです。

 今までの日本=悪、戦争相手である諸国はみな善であるという論法であります。
 つまり、戦後体制は日本人の贖罪意識を絶対的前提として形成された訳です。
 こんな詭弁を根底にして作られた戦後レジームから完全に脱却するには、方法論として、それこそ実は戦争相手であった諸国は悪であり、日本は善であったという歴史観に転換させようとする相当なる覚悟(史実の検証や東京裁判史観の見直しなど議論の喚起も含めて)がなければ出来る訳がありません。

 しかし、自民党政府は戦後レジームを脱却すると言いながら、村山談話を踏襲するとして「アジア諸国を侵略し多大な迷惑をかけた」と外交機会の事あるごとに謝罪していたのでは、言っていることとやっていることが真逆のダブルスタンダードになってしまいます。
 案の定、マスコミや左翼・特亜などを中心に戦後レジームを必死に支えたい勢力の激しい抵抗に遭った結果、安倍政権は短期間に崩壊してしまいました。
 ということは「戦後レジームからの脱却」も「口に出していけないタブー」だったということになります。
 安倍晋三氏が今でも尚、一部保守層から評価されるのはそのタブーに敢えて斬り込もうとしたからです。

 今回の福島原発事故を契機に反原発派が息を吹き返したように活発化してきたのも、元々「原発=悪」という価値観を信条にして来た連中が、これ幸いと騒ぎ出して来たからです。 
 誰か(何か)を一方的に悪者にし、それを全否定することで、それまで裏では自分たちも加担して来た事実や利益を享受してきた事実を隠蔽しようとしたり、その責任から流れるために、必死に活動をしている連中です。
 本来なら、原発事故に至った背景や原因を謙虚に検証し、安全対策や自然災害に対する不備などの総括をして、更なる対策や管理の充実を図るべきなのに、その議論(問題の本質論)をすることすら許しません。

 自民党の石原伸晃幹事長が「集団ヒステリーだ」と指摘しましたが、まさにその通りで自分たちの主張に反する議論や言論は断固として弾圧するという原理主義的な強圧的姿勢を見せています。
 これも本質論から目を背けて、考えることすらしたくないという戦後体制の主流である思考停止状態そのものです。
 
 じゃあ、原発事故の本質論とは何か!といえば、悪いのは原発ではなくて人間だろう?ということです。
 反原発派の理屈として「事故が起きた時、人間がコントロールできないような危険なものはダメだ」というものがあります。
 しかし、神様が作った自然をコントローすることは人間にはできませんが、人間が作ったものは人間がコントロールすることは間違いなくできるのです。
 なぜなら、人間が原理や仕組みを考え出した結果完成されたモノだからです。
 ということは、モノの故障や不具合は原理や仕組みを突き詰めれば必ず解決策は生まれるはずです。また、事故を未然に防ぐには管理する人間が考え得る限りあらゆる安全対策を施すことにより、99%可能となります。
 一番良い例が新幹線です。今回の大震災でも海外が驚いたのは、これほど大地震に見舞われたにもかかわらず、東北新幹線に事故が発生しなかったことです。
 東北新幹線は約15分に一本の割合で運行されており、上下線合わせれば相当の本数の列車が震災時にレール上を200km/h〜300km/hの高速で走行していたにもかかわらず事故が発生しなかったのは、まさに新幹線の原理と仕組みを弁えて日頃から安全管理を突き詰めていたからに過ぎません。

 しかし、福島原発には安全対策の不備や安全管理の不手際があったにもかかわらず放置されて来た結果が、今の不幸な状況を生んでいるということです。
 因みに、宮城県の東北電力女川原発は被害も事故も免れたばかりか、被災者の避難所にもなっているほどです。

 これこそ、因果応報ではないでしょうか。つまり、日頃からの人的ミスが致命的な被害をもたらした人間の問題であったということです。
 であれば、これらを全て検証し「想定外」という逃げ道を作らずに完全な安全対策を新たに構築するノウハウを身に付ければ、これ以上ない安全な原発を作ることができるのです。
 日本が原発をやめても、支那や印度、ベトナムなどの新興国は原発をどんどん建設していきます。それらに大事故が発生した場合、今回の日本の経験とノウハウが活かされることにもなり、それこそ地球を救うことにもなるのです。
 しかし、今原発を全否定すれば経験が活きなくなるばかりか何のノウハウも生まれません。また、被災者をはじめ福島県民も永遠に救われません。
 これが本質論ではないでしょうか。

 戦後、誰も責任を取りたくなくて本質論を避けてきたシワ寄せが、今一気に日本を襲っているのではないかと、敬天は考えています。

 すべて根っこは同じなのです。
 問われるべきものは原発ではなく、不都合な真実に目を瞑って来た日本人の姿なのだと思うのです。


  今こそ、日本人の転換期です!!

   ※人気ブログランキング(政治部門)に参加しています。
    下記クリックのご協力をお願い申し上げます。
    https://blog.with2.net/in.php?687099
 



 

 

  

転載元転載元: 新“敬天愛人”のブログ

全1ページ

[1]


.
さざんか
さざんか
女性 / B型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
友だち(19)
  • 敬天愛人
  • あかねこ
  • 櫻井よしこ大講演会名古屋
  • 朱雀
  • まー坊
  • 谷 潜蔵
友だち一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

Yahoo!からのお知らせ

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事