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陛下にも助けられ 産経ニュース
助けられたといえば菅政権は、
天皇陛下にも大いに助けられている。
陛下が被災者にビデオメッセージを発し、東北地方まで出向いて
被災者を励まされたことで、被災者だけでなく多くの国民が熱い涙を
流し、「立ち上がろう」との勇気と希望に胸を膨らました。
本来なら政治責任者たる菅首相が国民に希望を与えねばならない
ところだが、首相は希望どころか失望を増幅させるばかりで、
避難所を訪れても「もう帰るのですか」と反感を買う始末である。
そこで思い出したいのは民主党政権が、
天皇陛下の国会開会のお言葉に注文をつけたり、中国閣僚との会見で
陛下のご意思を勝手に忖度(そんたく)したりと、
皇室軽視の傾向が強いことである。それにもかかわらず今、
天皇・皇后両陛下はじめ皇族方に震災復興で助けられている。民主党は
自衛隊の大切さとともに、皇室のありがたさについても認識を新たに
すべきである。
そもそも総理大臣を首相、各省大臣を○○相と呼ぶのは、「相」の字に
「たすける」の義があり、「君主を相(たす)ける大臣」の派生義が
あるからだ。右大臣、左大臣は中国で右丞相(しょうじょう)、左丞相と
呼ばれた。日本では浄瑠璃「菅原伝授手習鑑」の主人公、菅丞相がよく知られる。今なら「菅大臣」といったところだろうが、この菅丞相とは、
天皇を守らんと生きながら雷神になった菅原道真公で、とても偉い
「菅さん」なのである。
一方、首相の「菅さん」はといえば、自らは誰をも助けられず、
天皇陛下に助けを仰ぐばかりである。とても「首相」の名には値せず
◆「平成の大政奉還」
天皇陛下に政権を還しましょう
例えば『日本沈没』(小松左京著)で、日本列島弧に巨大な地殻変動が
起きていると米国の測地学会が発表した日付が、今回の東日本大震災の
発生と同じ「3月11日」だったとか。また例えば日米同盟を弱体化
させ、日本の国防に重大な影響を及ぼした鳩山由紀夫前首相の誕生日が
「建国記念の日の2月11日」であるとか…。
私は決して詮索好きのタイプでもないから、ここに挙げたような全くの
「偶然」に、ことさららしく何かの意味を探ろうなどという気は、さら
さらない。もちろん阪神と東日本の2つの大震災が、ともに自衛隊を
疎んじる首相の在任時に起きたことも偶然だと信じている。もしこれら
・・・中略・・・
今回の大震災が菅直人政権下、民主党政権下で起きたこと自体は偶然で
あったにせよ、その後の不適切な対応は“人災”の誹(そし)りを
免れず、大震災は甚だ不幸な偶然だったと言わねばならない。
注:この世に偶然は無い!
国防を誤った政権
民主党は野党時代から国防意識が欠如しており、それが今回の不幸に
つながる結果ともなった。寺田寅彦は『天災と国防』と題する論考で、
「国家の安全を脅かす敵国に対する国防」と「一国の運命に影響する
可能性の豊富な大天災に対する国防」の2つの「国防」を指摘したが、
民主党政権がこれら「国防」を2つとも誤っていることは明白である。
前者の国防の誤りは、震災後すぐにも露見した。復興を急ぐべき大事な
時期に、中露両国が日本の領域近くに戦闘機を飛ばすなど挑発的な行動
をとり、ロシアの副首相は北方領土を訪問して不法占拠の固定化を一段
と進めた。すべては、民主党政権によって空洞化した日米同盟などを
見透かした上での行動だったに違いない。
民主党はこれまで、中国に「友愛」を示し、ご一行様よろしく大挙して
中国詣でまでしたのではなかったか。その中国に今、日本は脅威を与え
続けられている。震災支援の一方で強圧的な挙に出る中国には、
米軍の「トモダチ作戦」とは根本的に異なる「ソレはソレ、コレはコレ」
式の冷徹で狡猾(こうかつ)な論理、本居宣長の謂(いい)を援用する
なら「漢意(からごころ)」が垣間見えている。民主党もそろそろ、
そんな「中国流」に気づかねばならない。
民主党政権はまた、こともあろうに、前者の国防だけでなく後者の国防
にも極めて重要な役割を担っている 自衛隊を冷遇し、「暴力装置」
(仙谷由人官房副長官)と辱めてはばからなかった。
しかし今回の震災復旧で菅政権は、「おのが身はかへりみずして人の
ためつくすぞ人のつとめなりける」(明治天皇御製)を地で行くような
自衛隊の懸命の活動に助けられたのだった。被災地に
「自衛隊ありがとう」の大きな声が広がったのも当然である。
辞意表明の上は一刻も早い辞任を−。(せこぐち さとし)
連載 「私の日本憲法論」
国防と憲法と倉石問題
渡辺銕蔵氏の明らかにした米国製憲法の経緯
この問題に関して、私の尊敬している愛国者、法博渡辺銕蔵氏は、
「貴重なる倉石発言」と題して次のような声明書を知名人及び
関係諸氏に送った。
「倉石発言として国会の議事を十日間も停止させて罷免要求で大騒ぎと
なった事の起こりは、倉石農林大臣が記者会見後の雑談で話した言葉の
端をまた聞きの共同通信の記者村岡博人が通信記事とし、
特に『内外タイムス』の七日付夕刊に刺激的見出しを付けて報道したことが
火元であるとのことである。それを社会党の柳田議員が大問題にでっち上
げたのである。共同通信は多年共産党記者の巣として有名である。
社会党(現民主党)が社会主義革命実現の闘争手段として国会議事妨害
の常習犯人であることも周知の事である。是等の者の子供だましの奪権闘
争手段に、他の野党が踊り、自民党は狼狽し、マスコミが大問題の如く騒ぎ、
そのため国会議事阻止の重大事件について一向に非難が向けられない。
この愚劣の有様は全くあきれるのほかはない。
倉石君が農林当局の体験により漁船保護の防衛力の不足を嘆き、憲法の
欠陥に触れたとて、政治当局のかかる感覚の発表が、何故悪いのか、何故
憲法違反とまで騒がれるのか。
社会党は憲法九十九条に、天皇及び国務大臣以下の公務員が憲法を尊重し
擁護する義務を負うという規定を引用して倉石君を攻撃する。実際教員や
公務員は憲法遵守の宣誓書を提出させられており、それが憲法改正の
気運を阻害する一大原因となっておる。
しかし一国の最高の政務を担当する政治家が憲法の欠陥を認め、国家の
利益のためにそれを改善する希望を持つ時にはその意見をもらすことが
むしろその責任である。それを憲法違反と攻撃するのは為にすることの
ある者の策略である。
特に注意すべきことはこの九十九条が国民に対してではなく、
天皇、国務大臣以下の憲法擁護義務を規定したことは、明らかに
この憲法がアメリカの日本占領基本法である本質を裏書きするものである。
マッカーサー元帥の英文日本国憲法草案は憲法担当国務大臣であった
松本蒸治博士の許諾を得て、筆者が初めて昭和二十七年日本の憲法学者
と国会議員に発表したものである。
日本国憲法はほとんど全くそれの翻訳に過ぎない。松本博士の言によれば 強迫の下に翻訳が行われ、特に英文憲法の前文草案は一字一句も絶対に
改めてはならぬとの命令であった。
この前文はアメリカの敗戦日本国民に対する訓戒の辞である。その中に
『日本国民は……諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を
保持しようと決意した』とあるのは日本国民に『独立放棄』を宣言せしめた
ものである。
第九条戦争放棄において『戦力を保持せず』『交戦権を認めず』とアメリカ
のはそれを具体化したものである。
然るに昭和二十五年共産軍の朝鮮侵略により、アメリカは独立でアジアの
自由と平和を守る事の難きを悟り、日本の独立を承認し、或る程度の自衛
力の保持を認め、やがて日本は国際連合に参加し、渡辺銕蔵氏のこの所論
は既に今まで私たちが説いて来た処と同様であるが、唯、注目すべき点は、
あの憲法前文が、戦勝国に対する、謝り証文、的言辞であると私たちが
指摘して来た通りであるが、「特に英文憲法の前文草案は一字一句も絶対
に改めてはならぬとの命令であった」という点である。それで、
この憲法前文の文章が戦勝国に対する「謝り証文」的な文章に自然に
なっている理由がハッキリ判った訳である。
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