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憧れの涼子さまが、道後温泉について書かれた記事を拝読ー。
湯気の向こうに刺青の美女(?)が…、の記述に感嘆いたしました!
ところで道後温泉は、スタジオジブリの
「千と千尋の神隠し」
のモデルにもなったところだそうです。
あの作品では、なんといっても湯屋の建物の構えがポイントですね。
馬鹿馬鹿しくて、こけおどしで、やたらに広がっていて、
日本の古い建物の、「侘び」、でないほうのおもしろさを、
あますところなく表しています。
ちょっと、浅草あたりに感じるノスタルジーか…。
ところで、宮崎監督のほかの作品にも通じますが、
妖怪は出るは、強欲な魔女は出るは、
父親と母親は俗物…
こんな世界に、少女はひとりほうりこまれます。
無垢で正義感の強い少女
この無垢が、少女の力のみなもとです。
わたしも昔々、少女のころは思ってましたよ。
どうして世の大人たちは、ろくでもないことばかり考えるのか…。
戦争はするし、自分の利益のことばっかり…なんて(笑…)。
そして、見事にそんな汚れたおとなの一人になった身に、
「しょうがないわよ〜人生いろいろだから」
と日々自己弁護してます。
わたしがこの作品を観て一番おもしろかったのは、
あのまっ黒いやつ(ごめんなさい、なんといいましたっけ〜)ですね。
最初はおどおどとして、物かげに隠れるようにしていたのが、
金をあたえることで、相手が喜ぶことを知り、
徐々に巨大な怪物へと変貌していきます。
「あ、あ」と呻きながら、金をあたえるようす、
このあたりがすごい!
もともとそんな悪いやつじゃなかったのに…
こいつを、もとの心にもどしてやれるのは
無垢な少女の勇気だけです。
人の心の弱さや、不思議さ、
それを宮崎監督は、見事に描いています。
自分の心の底をかいま見るようで、こわいですね。
「風の谷のナウシカ」
この作品でも、あの勇気に拍手をおくりたくなりました。
「不思議の国のアリス」といい、
少女の魅力に参ってしまった作家は多いようですね。
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