久保木牧師のきらきら探訪〜ゆるりと生きる〜

オカリナ奏者で鹿児島在住の牧師が描くきらきらした日常。ぼちぼち更新していきます。

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孤食とセックス

大葉ナナコ著「いのちはどこからきたの?」を
読んでいると、興味深い統計が出ていた。

それは、家庭で家族で食卓を囲む機会の少ない、
つまり孤食している子ほど、セックスの初体験が早いそうであり、
またセックスが生活の中に日常化するそうである。

食事とは単に空腹を満たすものではない。
共に食事をすることで、心を満たし、さみしさを満たす意味もある。

食卓で心が満たされず、またさみしさが満たされなければ、
性体験で満たそうとすることはわからない話ではない。

今はエイズだけでなく、さまざまな性感染症が流行っている中にある。
18才の女性、10人に1人がクラミジアという感染症にかかっている、という統計もある。
クラミジアは感染したままでいると、自覚症状も乏しい中、
不妊に至る可能性がある恐ろしい病気である。
そして、複数の人と肉体関係を持つならば、その感染は広がることになる。
特に男性は、感染の自覚は乏しいそうである。
自覚が乏しい中、フリーセックスでいろんな人と関係をもっていくなら、
クラミジアは広がってしまう。
女性は数日、自覚症状を持つらしいのだが、そのあと、自覚症状はなくなるそうだ。
そういうわけで、病院に向かうこともなく、
その結果、子どもを生みたくても生めなくなってしまっている女性たちが
現われてしまうのである。

多くの人が孤食でなく、暖かい食卓がそこにあるのなら、
クラミジアはここまで広がることもなかっただろう。
また、望まない妊娠もここまで広がることもなかっただろう。

「今の私たち(親)の状況で、この子が生まれても不幸だ」と
人工中絶手術をする人がいる。
もちろん、そうせざるを得ない事情があるのだろう。
しかし、既に子どもが生まれていたとして、
「今の私たち(親)の状況で、この子が生きていくのは不幸だ」と
わが子を殺すのはとんでもない話である。

生まれた子は人間で、生まれる前の子は人間ではないのだろうか…。
(もちろん、人工中絶手術をしたあなたを神は愛しておられる。
 その愛を知りたい人はぜひ教会へ足を運んでほしい)

セックスは楽しいものだし、すばらしいものだ。
でも、夫婦の中で、子どもを迎え入れられる状況でしていかなければ、
悲劇も生まれてきやすい。

もし、暖かい食卓が増すことで、そんなセックスから始まる悲しみが減るのであるなら、
孤食の機会を減らしていく努力をしていきたいのだ。

正しいセックスを教えようとするのなら、
言葉で何かを言うことも大切だが、
それ以上に、暖かい食卓を提供することも大事なのだ。

教会も説教で何かを教えるだけでなく、
暖かい食卓を提供することは言葉以上に確かなものを提供することになる。

主イエスは言葉で福音を語るだけでなく、
共に食事をすることを大切にしていた。

初代教会は、礼拝と食事がミックスされていた。

今は、親がお金を渡しておけば、孤食が簡単にできてしまう時代なだけに、
食卓の意義をもう一度見直したいのである。

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閉じる コメント(4)

はじめまして個食に関する記事よませていただきました、食卓は大切ですね。

2007/9/28(金) 午後 9:36 めいきょ 返信する

めいきょさん、ご訪問と書き込みありがとうございます。そうですね。食卓は大切ですね。単に腹を満たすだけのものではないですものね。

2007/9/29(土) 午前 9:11 くぼき 返信する

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>孤食している子ほど、セックスの初体験

この様に統計的な正しさも検討せずに俗説化された固定的なものの見方が流布されることにより人の心は次々と穢されていくんです。

(分析が正しくなければ、考察も正しくないと言うこと)
そういえばつい最近も海の向こうの大国で、依存症の話が出ていましたが・・・家族で食事が出来なかったのか・・・・ 削除

2010/4/22(木) 午後 1:12 [ ??? ] 返信する

???さん
私も勉強していきますが、今はコメントに対し????です。

2010/4/22(木) 午後 5:22 くぼき 返信する

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