ナースIRISのつぶやき

アメリカの生活からナースの仕事までいろいろ。。。とりとめのない日記です。

ナースのお仕事

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Irisは2007年の7月に新米ナースとして働き始めました。ナースの仕事は大変だけど、とっても楽しい。日本のナースの事情はあんまりわからないけど、アメリカのナースの事情なんかも書いていけたらいいな。
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今日は、もうひとつちょっと悲しいお話。

**ちょっとグラフィックなので、血がだめな人は、読まないでくださいね。

これはわたしが担当した患者さんではなかったのですが、きのうの朝、職場で起こったこと。

肺がんで入院していた56才の女性。
彼女は、セキに血が混ざってた、ということで、癌病棟に来ました。
でも土曜日は彼女の息子の結婚式で、どうしても、ということで、一時退院して、
結婚式の後、病棟に戻ってきました。

そして翌朝の日曜日。。。

彼女は突然、沢山の血を吐き出した。
肺がんから出血していたみたいです。
なんだか1リットル近くも。

そんなときに、その前日結婚した息子さんがやってきて、
担当のナースが急いで彼女の部屋には来ていたけど間に合わなくて、
彼女のはいた血がそのまま。
そんな母親の姿をみた息子さんは部屋にくるなり泣き出した。

医師があわてて来て、診察したんだけど、
さすがにその先生も彼女のあまりの壮絶な姿に、病室を出た後、涙を流していたそう。

その医師いわく、
彼女の肺のなかでの出血がひどくて、
そのとき、彼女は自分の血で溺れているような状態。
出血と溺れていることで、あともう彼女の死も、時間の問題。
肺がんが末期だったから、
もう何もできない状態だったみたい。

そんなことを聞いて、
私は、

人生で一番の幸せであるはずの結婚式の次の日、
自分の母親がこんな壮絶な死を迎えることになるなんて、
こんな辛いことはないな、

でもきっと彼女は息子さんの結婚式のために、今までがんばってきてたんだな、
きっとそれが本望で、末期の癌も今まで、待ってくれていたのかな、

だから、彼女にとっては、息子さんの結婚式になんとか出ることができて、
きっと幸せだったのかな、

なんて思いを馳せて、
とっても悲しくなった。

そして、そんな話を聞いて、
世の中のスモーカーたちに、
もうタバコやめなよ!っていいたくなった。
彼女の肺がんは、”Small Cell”という種類の癌で、
喫煙が多分原因の癌。

肺がんのおそろしいとこは、
がんがある程度大きくならないと、症状がでないから、
肺がんです、と診断を受けたときには、ほとんど手遅れの場合が多い。
だから、対外、わかったときにはすでに余命2,3ヶ月の人が多いそうです。

彼女のご冥福を祈ります。

あと1日で、とりあえず、オリエンテーションもひと段落。
メンターはこれからもアサインされるけど、本格的には明日で終わり!

初日の患者さん1人から始まり、今は5人まで。
最初は戸惑っていたけれど、だんだん楽になってきました。
でもまだちょっとタスク中心の私。
タスク以外のものを考える余裕が、まだそれほどありません。
だからまだまだ。

それでも、ちゃんと休憩を取れ、8時間で仕事が終えられるようになったのでいいかな。
患者さんにいろいろ教えてあげるのも、自信を持ってできるしね。

なんといってもうれしいのは、先輩看護師さんたちに認められること。
チャージナース(シフトのリーダーの人)にも、
忙しい中私が足を引っ張らずなんとかやってるので、ありがたられるし。
”今晩も働くの??よかった〜!”っていわれると、やっぱりうれしい。

ところで、今研修を受けているフロアは、癌の患者さんの病棟。
やっぱり見てると辛くなってしまう患者さんたちもおおいのです。

ここ3週間、何回か担当したMさん。
57才で胃がんが腸などにも移転して、あとあんまり長くないみたい。
昨夜仕事に行くと、彼のカルテに”DNR"の文字が。
DNR=Do Not Resuscitate
もし、息をしなくなったり心臓が止まったりしたら、CPRなどで助けないで、ということ。
お年寄りの方で慢性の病気があったりすると、DNRはよくあるけど、
この年でDNR、やっぱりあとが短い、ということで出した彼の結論なのでしょう。
そしてこれからは、延命治療はせず、緩和ケアのみにするみたいです。
何回も担当して、患者さんのことを知るようになると、やっぱり辛いな。
彼の家族にはあったことないけど、やっぱり辛いんだろうな。

私はホスピスと緩和ケアには大賛成なんだけど、
若い人がホスピスを選ぶことになる状況になるのを見るのはやっぱりちょっと辛いな、
とつくづく思いました。

Mさんの残りの時間はどれくらいあるのかわからないけれど、
有意義なものであることを祈ります。

私は、夜勤のナースとして、雇われたのですが、
仕事を始めて5週間、やっと夜勤が始まりました。
朝5時起きでの日勤がそろそろ辛くなってきたところ。。。
昔から、夕勤&夜勤ばっかりしてたIRISだから、朝早いのは苦手なのよね。

アメリカの病院はシフトが7時−15時、15時−23時、23時−7時と別れています。
新米のナースだと、対外が15時−23時か23時−7時のシフトが当たり前。
夜勤は体にきついけど、夕方働くとHoneyが起きている間に会えなくなってしまうので、
やっぱり夜勤のほうがいいかな、と思って。
前もやったことがあるし、大丈夫!

23時に仕事をはじめ、最初は患者さんを起こして、血圧などをチェック。
それから、簡単な診察をします。
夜中に点滴の薬をしたり、というのもあります。
そういったことの合間に書類。
前の日の書類を片付けて、次の日の書類を準備。
薬をチェック。
そんなことをしているうちに朝が来てしまいます。

昨日も新しく入った患者さんのインタビューから始まり、
輸血なんかもあり、
なんか忙しくて休みが取れなかった。。。
早く仕事がもっと短い時間でできるようになりたい!

まあ、時間帯はいいのですが、夜勤を始めてみると、何か物足りない。
そう、患者さんと話ができないから。
みんな寝てるもの、当たり前よね。
患者さんに薬のことや病気のことを教えたり、話をしたり、というのが好きな私は、
みんな寝てしまうと、なんか物足りないのです。
夜不安な人もいるから、そういうときに話をして不安を和らげたり、というのもあるけど、
やっぱりもっと話をしたい。

日勤に移るのはまだまだ遠いなあ〜

恐るべし投薬エラー

今日はフロアでの仕事の変わりに、講習がありました。

こちらの病院は対外、新卒ナースプログラムというのがあり、新卒に限って雇い、研修を行います。
IRISが就職したNM病院では、そのプログラムをACEといいます。
ACE=Acute Care Entryの略で、新卒に限らず、だれでも急性の患者さんのお世話をする病棟で
働いたことがなかったナースなら、応募できるようになっています。
今週から、週一回、約20人のACEプログラムのナースが集まり、講習が始まりました。

今日の講習で一番のインパクトがあったのは投薬エラーについて。
8分のドキュメンタリーを見たのですが。。。

とりあえず一言。

恐るべし、投薬エラー

ドキュメンタリーにはエラーによって起こった恐ろしい話がいろいろ。
手術医がHeparinとLidocaineの混合の注射をするはずが、
間違って濃度の濃いHeparinだけの注射をしてしまい、簡単な手術のはずだった子どもが死んじゃった。
看護師がLasixと間違えてカリウムを注射してしまい、患者さんが死んじゃった。
抗生物質と間違って、名前の似た筋肉を麻痺させる薬をあげてしまった。

一応こんなことになったら大変だから、気をつけなさい、というメッセージがこめられているのだけど、
見終わって、20人新卒ナースがみんな、あまりの恐ろしさに黙り込んじゃった。
やっぱりこれが自分だったら、と思うと、背中が寒くなる。

看護学校中は先生が薬をチェックしたりして、間違いがないようにしていたけれど、
もう”RN"(正看護師)という肩書きがある以上、自分がちゃんとやっていくしかありません。
どんなに普段気をつけていても、気が抜けた瞬間や、忙しさに負けた瞬間、
こういう間違いがおこるのかもしれない。
だから、あらためて、学校で習った”6Rights”が大事なのだなあ、と思わされる。

**6Rightsとは、Right Patient (正しい患者さん)、Right Drug(正しい薬)、Right Dose(正しい量)、Right Time(正しい時間)、Right Route(正しい投薬方法)、Right Documentation(正しい記録)で、投薬をするときにチェックしなくてはいけない項目のことです。これを3回繰り返すのが、正しい投薬方法、ということになっています。

でも、実習中何度も、看護師さんたちが、チェックするのを怠ったりしてるのを見たことがある。
やっぱり、忙しくて時間がなかったり、めんどくさかったり、いろいろ理由があるんだろうけど、
そうやって悪い癖を付けてしまうと、恐ろしい結果になったりする。
新卒ナースとして、私ができることは、今の気持ちを忘れないこと。
決して自信過剰になったらだめ。
初心を忘れずに、ちゃんとチェックをしないとね。

イメージ 1

イメージ 2

ナースとしての2週間目がやっと終わりました〜。
この年まで準夜勤と夜勤しかしたことなかったので、オリエンテーション中の日勤はかなりつらい。
早く寝ることに慣れてないんですね。。。

というわけで、ブログ更新を怠ってました。。。

昨日はやっと2人の患者さんを担当。なんとか上手くいったのでとりあえず安心。

今日はフロアの仕事から一休み、ていうことでまたまたオリエンテーションのクラスでした。

その中で興味深いな、と思ったことをちょっと。
それは、ナースと腰の大事な関係。

アメリカは肥満の国と言われていますが、ヘルスケアで働いていると、それを痛感します。
ていうか、患者さんがとにかく大きい、重い。
話によると、ヨーロッパのヘルスケアで”肥満”って言われている人の体重は、
アメリカの一般的な人の体重だそうです。
日本に比べてもそうね。日本の”太っている”人はアメリカでは小さく見えたり。

ということで、今日の講義のひとつは”Back School"。
つまり、腰を守ることについて。
ナースは腰が丈夫でないとやっていけないので、いろいろな腰を守る方法を学ぶ、ということ。
肥満の多いアメリカでは患者さんが年々重くなっているので、ナースの負担が多いからなおさら
ナースや看護助士の腰の怪我が増えているそうです。
看護学校でもいろいろ機械を使うことがあったけど、やっぱり病院としては、新しく雇った
ナースにすぐ怪我をされたら困る、ということで、結構時間をかけてこういう研修をするみたいです。

上の写真はちょっと小さいけれど、患者さんを移動するのに使う機会を売る会社のサイト(http://www.ezlifts.com/)から。
1つ目は人をそのまま持ち上げてしまう機械。この機械は重さのリミットによっていろいろあるんだけど、NM病院にあったのは最大270KGを持ち上げられるもの。さらにもっと大きいので450KGも持ち上げられるものもあるみたい。450KGはさすがに人が何人いてもちょっと大変だな。
2つ目は人を立たせるのに便利な機械。ちょっとしたベッドからいすまでの移動なんかに便利。

こういう機械はあんまり大きくない患者さんに使っても便利だし、安全だからいいんだけど、やっぱり200KG以上もある患者さんなんかだと、ほんとにないと無理です。

こんな機械のほかに、患者さんの下にひいてポジションを変えるときにやくにたつシートとか、患者さんのしたにひいてから膨らませるマットレス(ストレッチャーとかに移動するときに便利)とか、いろいろ使ってみました。それと、いえに帰ってから10−15分ぐらい座ってリラックスしたり、ストレッチしたりして体を保っていかないとだめみたいです。

やっぱりこの先のキャリアが長いからな〜。。。腰は大事にしないとね!

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