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和服

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オークションの醍醐味
「出色の品を、廉価で」
のコツを。

まず
オークション>ファッション>アパレル(男性用)>和服>一般
と開けます。

http://list2.auctions.yahoo.co.jp/jp/2084045098-category-leaf.html?

で、
検索オプションを開いて、
「キーワードをすべて含む」

「大島」
を入れ、
「商品価格の範囲」


円以上
17000
円以内
と入れて検索を
ポチッとな♪

私的には、
商品価格の範囲がミソ。
狙いは、
個人ユーザの箪笥に眠っている
大島。

この値段設定で、
たいがいの業者さんが、除外となります。
 
後は簡単、
→着丈と裄で選別してウォッチリストに登録
→一つずつ、過去の評価や、出品物を通して、あやしい物は削除
→気にいった物を選ぶ
こんな感じです。
端から見ると、時間がかかりますので><

後は私の場合いたってシンプル
オークションは、
入札価格の吊り上げ
が、ありますね〜。

だから、
自分で、
上限の金額をあらかじめ設定して、
頃合を見て、
入札!

後は静かに結果を待ちます。

ちなみに驚きの出品者は、
こちら

http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/kimono_akane_0?
朱音さん。
くだんの泥大島の出品者様です。

それから、
業者さんからいい品を
という向きにお勧めを一件。
38000円でしたが、
100亀甲の藍大島。
これは、
秀逸の品でしたね〜。
こちら

http://rating3.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/kimonomarket
今確認したら、
非常に悪いが22ありましたが、
1594の非常に悪いですから、
そんなものでしょう。
新品同様、
580000円を標榜するだけの価値はありました。

ご参考に♪
(ご注意・入札は、くれぐれも自己責任で、お願いします)

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Yahoo!オークションで落札した、
正絹泥大島アンサンブル
15,833円也

オークションの添付画像を見ると、
焦茶に見えます。

「羽織のほうは着用はどうかなという感じです。着物は大丈夫そう」
という標榜でしたが、
サイズがピッタリでしたので、
普段着にと、
さして期待もしなかったのですが・・・

届いて、
感動!

黒茶の地に白餅で、
グレーの薄茶生地。

イメージ 1

シャリシャリ!
お値打ち物の泥大島です♪
着用は、
まったく問題なし。
外出もバッチリ。
あたりまえの、
小さなシミ程度です。

こういうことがあるんですね〜。
今、
オークションのお陰で、
本当に着物が身近になりました。

画質の悪い携帯ですが、
さっそくあてて、
堪能しております♪
今日は書けそうだぞ〜。

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いよいよ和服を着る

八王子には未だ、
『絹の道』
の一部が、残っている。

この道を介し、
かつて貿易の港横浜と、
絹の町八王子を、
生糸貿易を生業とした行商が行き来した。
その距離なんと10里=40キロ!

幕末から明治にかけて、
八王子の生糸業は隆盛を極め、
その後洋装に道を譲ると、
急速に衰退した訳だが、
その名残である呉服店が、
甲州街道沿いに今も点在している。
(ユーミンの実家、荒井呉服店もその一つ)

のっけから、
なんでこんな紹介をしているのかというと、
先日実家からもらってきた和服と、
その後オークションで落札した安価な着物の内、
特に気に入ったものが、
裄足らずなのだ。

どう見ても、
腕が出すぎ。

実家が懇意にしていた小金井の呉服屋はもう店を閉じ、
仕立てで付き合いのあった方も、
亡くなったか、
仕事をやめていて、
あても無い。

で、
タウンページ片手に、
会話の相性で、
一つの店にめぼしをつけ、
裄だしを依頼しに出かけた。

職場のそば、
西八王子の駅近くの呉服店に行ってみると〜

おっ、
敷居
たかくない。

奥に20畳ほどの座敷。
手前が展示フロア。
こじんまりしていて、
入りやすい感じ。

初老のおばあちゃんと、
お孫さんが、
お店の旦那だろうね、
作務衣姿の初老のオヤジと木造のテーブルをはさんで、
お話中。

どうやら商談後の駄話中だったよう。
私が畳紙をかかげ入っていくと、
すぐお開きとなった。

『電話の方ですね〜』

さっそく店主の鑑定開始。
やおらオヤジの顔、
劇的に突然しかめっ面になり、
こちらもハラハラ。

亡父の生地は西陣織りのもの。
オークションで落札したものは、
出品者の標榜通り、
大島紬の正絹との事。
なんせ、
長着と羽織で1万円以下で落札したのだから、
超お値打ち品といえるだろう。
感動する。

で、
早速こちらが説明開始。

「父より腕が長いんですよね」

するとオヤジ、
ポケットからスッと糸きりバサミを取り出し、
間髪入れず、
継ぎ目をチョキチョキ!
「う〜ん、でるよ、でますね、五センチくらいかな」
「洋装のように長くしないでも平気ですよ」
するとお尻のほつれを見つけ、
「継ぎ目の糸が弱るんだよね〜、ほらっ」
と引っ張って、ブチブチッ!
絶句、
「生地は弱ってないかな…」
不穏な独り言とともに、
生地の端を引っ張りだす、
ヒィ〜

オヤジ、
ニコッっと笑って、
「やっぱり良い物だね〜、
中には生地が弱ってて、
すぐに破れちゃうものを持ち込む人もいてね」
って…
この間10秒足らず。

わかったけど…
破れちゃったら、
そのあと、
どうするのさ…?

そんな感じで鑑定も終わり、
商談に話は移ります。

「裄を出して、ほつれを直してもね〜
特に大島の方は、継ぎ目の糸が弱ってるからすぐ破けちゃうよ。
仕立て直ししたほうがいいね〜」
「昔は皆裁縫ができたからね、
ほぐして丈を出したり、
洗って自宅で干したんだよね〜
それが当たり前だったんだけど」
「洗い張りすると、着物は生き返ります。
丈や裄も出るように、
生地をあまらせて縫いこむからね、
親より大きな子供にも対応できる。
大島なら100年着れる」

なるほど〜
二年にいっぺん、
背広を作ったとして、
一着仮に五万とすると〜
10年で25万
100年で…
確かに安い買い物だな〜
と、納得。
父から譲渡とオークションで1万以下だから…。
これは仕立て直しだな〜
と話は進み、
ところで
値段の話が出ないな…

続くオヤジのウンチク
「最近体系が大きくなったからね、
折り返しも多くとるようになってる。
この着物は古いものだから、
生地はいいけど、折り返しが少ない。
今はこんな感じ」
と反物を持ってくる
「これは42センチ、
180センチ位まではできますね〜」

このあたりでちと、
水を向ける
「ところで、お値段はいかほど」
するとオヤジ、満面の笑み
「和服は高いですよ」
「家は、八王子では良心的です」

はいはい
で、
値段はいわないんかい…

「それでね」

オヤジ全開。
結局こちらも引き込まれ、
アーだコーだ。
話に花を咲かせました。

とオヤジ
突然立ち上がって伝票の綴りを持ってくる
はやい〜
でガンガン数字を記入、

なんか、
万円の桁が
ズラズラ
お〜い!
のぞく首も
ながくなりますぅ

で、
これ
しめて
93500円

う〜ん、
たかいっ、
たかいよね〜


イメージ 1

で、
帰宅してじっくり眺めてみる
ちなみに↓は単価

長着の仕立て代が 21000円
羽織の仕立て代が 19000円
洗張  表地    5000円
    裏地    5000円
    羽織    3000円

長着と羽織の仕立て代が一着 53000円
これであと50年生き返るなら…
やっぱり安いな〜

その後、
ネットで安価と標榜している
和服リフォーム店の値段と比べても
大差はなかった。
と、
呉服店から電話、
「羽織一着分、入れ忘れました〜」
だって!
ヒィ〜〜

ちなみに生地はピンキリだということが
よくわかりました。
ただし、
それは値段の話。

見栄えとしての、
生地の良しあしではなく、
生地を織る、女性物だったら染める、
その手間が値段に反映する。
機械織りから、
機械による手織りまで。

1万の正絹の反物から、
72万の大島の120亀甲まで、
いろいろと見せていただいたが、
その全てが一様に、
背広の極上品を、
凌駕する美しさをたたえていた。

男物和服をオーダーすると
63000円から803000円まで。
これは、
背広のイージーオーダーから、
ゼニア等極上の生地のオーダー背広に匹敵する値段。
ただし、
良い生地ほど、
扱いや行動が制限され、
気を使って着ても、
もって数年。
それに対し、
着物は最低50年。

女性物は私の年代で、
標準的な反物9万と良い帯12万、
仕立て代込みで、
しめて26万。

これを50年も着れば、
コストパフォーマンスと言えるだろう。

帰ってツラツラ思いました。
50年たって、
色あせず美しい絹。
それをさらによみがえらせる技芸。
伝統は、
私のような新参者には、
まさに前衛に見える。
着てみると、
その着心地の良さは、
他の類を見ない。

そして今、
本来は高価な正絹の和服に、
手ごろな値段を実現した最大の功績は、
オークションと言わなければなるまい。
うまくすれば、
非常に安価で、
孫子の代までの逸品を手にすることが
できるのだから。

だまされたと思って、
ぜひヤフーのオークションをごらんください。
三枚もあれば、
一生楽しめます♪
だまされたと思って、ね。

この記事に

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雪見酒の後、
不覚にも爆睡してしまった。
飛び起きて、
エサ・・・

もとい

飯を作って家族に食わせ、
食休みしてから、
正絹のアンサンブルをあてなおす。

実は今、
和服がマイブーム。

父は元来和服好きだった。
週末は常に、
和服で通していた記憶がある。
だから成人を向えた子どもに、
和服を仕立てるのは、
父にしてみれば、
当然至極だったのだろう。

だが、
もらったこちらは閉口至極。
あっけにとられ、
唸るしかない。

「きれねーよ、
いつ着るんだよ、
こんなもん」
と顔で笑って、
心で泣いて。

それでも正月実家に顔を出す時ぐらいは、
父を喜ばすために、
着て帰ったものだった。
で一年間また、
お蔵入り。

兄に至っては、
試着以来、
着た姿をついぞ、
見たこともない。

それが今さらながら、
マイブーム到来。

きっかけは、
一昨年1月に他界した、
父の葬儀にさかのぼる。

(経過省略)

納棺がすみ、
そろそろ出棺準備の段になって、
突然葬儀社のニーチャンが、
母にこう切り出した。
『それでは生前故人がお召しになっていた、
お気に入りの和服をおあて下さい』
母、ビックリして、
『もう着てますが』
ところがニーチャン、
断固として
『いえ、生前故人が気に入られていた中で、
もっとも良い物を皆様あてます』
と譲らない、
母はのろのろと桐箪笥から和服を引っ張り出し、
それでも
『二枚も入れる必要があるのかね〜、
村山大島の良い物なんだけど』
とぶつぶつ。
『いいじゃない、
誰も着ないし』
と母から長着をひったくり、
あてた訳であるが。

ひったくった刹那、
心臓の鼓動が大きく、
ドクン
と裏返った。
衝撃。
何が?って、
その触感が、
である。

衣擦れのシャリシャリとした音。
手触り、
まるで、
手のひらに吸い付くよう。
光沢、
角度にしたがって、
色合いがうつろう。
グレーがかった白地に小さな黒の餅柄が、
網膜に焼き付いた。
(再び経過省略)

そんな一件後、
生地というものが、
非常に気になるようになった。
着るついでに、
必ず触って、
ムニュムニュしてみる。

う〜ん、
違うな。

試しに洋服箪笥を開け、
片っ端から、背広の生地を、
ムニュムニュしてみた。
だが最も値が張った物でも、
とてもあの触感には程遠く、
及ばない。
では、と、
黒光沢で有名なロロピアーナの
スーパー120をムニュムニュ。

う〜ん、
違う。

少し、
にじり寄った気がするが、
記憶の中の感触とはマッチしない。
歴然とした差が、
存在する。

では、
カシミアかなと、
コートをムニュムニュしてみる、
おっ!
いい。
いい、手触り。
かなり近い。
だが何か、
決定的に、
物足りない。
あの独特の、
シャリシャリ感が、
ないのだ。

家にはウールのアンサンブルしかおいていない。
で、
預けておいた、
和服を取りにいこうと、
実家に電話を入れると、
母は、
「お父さんの和服が、
他にまだあるわよ、
もっていきなさい」
と嬉しそうに、
のたまう。
聞くと父が結婚したときに、
仕立てた和服だって。

“お〜い、50年も、
前のものじゃねーか”

いくら良いものでもね、
半世紀だよ、
背広だって、
良い生地ほど、
痛みも早いだろ。
父の二周忌の後、
実家から、
さして期待もせずに畳紙にくるまれた
和服を持ち帰った。
で、
まず自分のを開けてムニュムニュ・・・。

う〜ん、
これ、これ!

あの感触には劣るが、
明らかに質感が同じ。
で、
やおら父のを、
いや、
けっこう恐る恐る、
開けてみると・・・、

『ぶわ〜』
飛び退いた。
家の中に防虫剤の匂いが充満する。
「なにしたの〜!」
「なんの匂い〜?」
家人が口々にモーレツに非難。
「すげー臭いだな〜」
畳紙をオムツの如く顔から離し、
二階に持って行って、
早速叔母に電話すると、
幸い防虫剤の臭いは、
陰干しすれば、キレイさっぱりなくなる
との事。

ハンガーに掛けようと、
長着を持つと・・・、
“シャリ”
黒地に緑の亀甲が、
光を反射し、
濃黒緑の光沢の波を返す、
その美しさに、
息を飲む。
そしてあの、
まさにあの時の手触り。
それに合わせる、
漆黒の羽織。

本当にまじまじと、
時を忘れ臭いを忘れ、
魅入ってしまいまいした。

イメージ 1

驚くべきは、
半世紀の時を経て、
少しも色あせず、
いや、
なお輝きを増す絹の光沢と、
よれない造り、
クシャらない張り。

早速母に電話して由緒を聞くが、
服より人間様の方が早く痛んだようで、
え〜
だの
う〜ん
だの、
どうにも要領を得ない。
そこで、
画廊をやっており、
和装に造詣の深い叔母や、
後日、個展に和装で来た先輩に、
その話をしたら、
非常に興味深い話を聞くことが出来た。

長い話になるのでギュっと要約すると、
近年貨幣価値に換算すると気が遠くなる程、
いくつもの行程を経て、
作られているものであること。
そして、
半世紀前はまだ、
和装が当たり前の時代であったからなお、
今より格段に縫製が良いこと。
そしてそのように作られた、
良い和服は、
保管方法さえ間違えなければ、
孫子の代まで着れるのが当たり前な、
ものであるという事であった。

例えば大島紬の行程などを見れば、
よくわかる。

http://www.oshimatsumugi.or.jp/

正直泥大島の前では、
ロロピアーナだろうが、
ゼニアだろうが、
低頭して道を空けざるを得ない。
力と心と技芸と、誇りと。
造詣と創造と、美と。
全てが統一された、
粋で、
心地よい集大成だ。

また、
着た感触。
歩いた時の、
えもいわれぬ感覚。
帯を締めると、
下腹がきゅっと整い、
肩がこらないという点では、
洋装の非ではない。
おそるべし、
日本文化だ。
はじめてちょっと、
誇らしい。

身体を整える。
そして心を整える。
また、
心を整え、身体を整える。
そんな、
うってつけなツールとして、
伝統的な和服は、
極めて斬新である。

貴方もいかがですか?
特に御仁。
試しにぜひ、
実家に物色しに行って、
父上の古着を譲り受けて見て下さい。
またはお召し下さい。

長着、羽織があれば、
充分。
襦袢はなければ、
半袖シャツに股引でバッチリ。
角帯が面倒でしたら、
マジックテープ式の物で充分。
気分転換には最適です。

そう、
この気分転換、
気分の切り替えという点でも、
和服は力を発揮する。
いくつか種類の違う仕事を抱える
私のような者には、
ステージを切り替える逸品として、
大変に有効だ。

43にして、
和服がわかるトシになったという
ことかな〜。

そこで最近、
ヤフーのオークションをよく覗いている。
すると、
たまに出色の出物が、
非常に安価で、
顔を出す。
集める趣味はないし、
増えると保管場所がないので、
入札は今のところしてないが、
一度やってみようと思う。

そしてぜひ、
妖艶な女性と、
和装のいでたちで、
茶懐石でも、
いこうと、
夢想中だ。

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