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こんにちは、ゲストさん
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現実逃避の盛り上がりと、 |
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大統領選と総裁選。 |
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小泉純一郎元首相が政界引退を表明した。 はっきりと自身の政治思想を主張する、 日本には珍しいタイプの首相だった故に反響も大きく、 氏の功罪を語る記事が一通り、 あらゆる媒体を飾った。 功罪は半々か? まず私が目を惹かれたのは、 罪の部分の下記のような主張だった。 「小泉は地方を駄目にした」 本当にそうか? 私は、そうは、思わない。 彼が駄目にしたのは、 “地方” ではない。 彼が駄目にしようとしたのは、利権である。 つまり、こうだ。 「小泉は、地方の利権を駄目にしようとした」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 私の血縁・親族は、 圧倒的に地方自治に携わった者が多い。 父は都の官僚で、母方の叔父はK市の議長、 父の叔父は都議、従弟はM市議やH市官僚。 だから、私自身幼少の頃から、 耳に入る話といえば、その類の話ばかりだった。 ちょうど高度成長期、 都庁移転等に絡み、右から左、 上から下まで実に様々な方面から話が飛び交い、 自宅にまで聞こえてくる始末。 当然私自身の、進退や身の処遇に関しても、 特に、彼らが一線を退く間近の頃は、 官僚に上り政治家転進というルートへの期待は、 日々よせられてきたことを記憶している。 幸い皆今は老い、または他界し、 私自身本を出版し講演に出かけ、 コトバの研究やボクシング活動に傾倒する姿勢を見せ、 それらを理由に、彼らの期待から逃げ切れそうな按配であるが。 実は私にも、 主体的に真剣に、議員の道を模索した時期があった。 “このままでは、地方は駄目になる” その、動機からだ。 原因は、地方自治に、 “パブリックな精神” つまり公共意識が、 政治家のみならず有権者に根ざしていないと、痛感したからだ。 共存共栄的発展に不可欠な “真の公共” の実現には、 負担することで痛みを分かち、孫子のために世を治すこと、 そして自分の利益にそぐわなくとも、 あるべき公共を実現する思想に共鳴するバックボーンと、 行動として支持・支援する姿勢が不可欠だ。 だが、特に私に聞こえてきた政治家たちの姿勢は、 現職も含め “後援者への利益還元活動家” になりさがったソレであった。 つまり“カバン”のため、“カバン”を肥やす政治。 そんな訴えや圧力を、 父の横で日々、肌で感じていた。 そして残念だが、そんな風潮は、 一向に改善せず、現在に至る。 私自身、 “市議に出ないか?” と打診を受け、呼び出された先で、 自分の政治思想や心情を語ると、 打診者は、驚き去っていくのが通例である。 まあ、当たり前であろう。 私の話(思想)には、 後援者への利益還元など、微塵もないのだから。 つまり、それが日本の政治の土壌だ。 では、彼ら(現職政治家)の活動は如何にして成り立っているか? たとえば彼らは、 官僚から都市計画決定の情報を入手し、 後援者に流す。 後援者はそこの土地を買占め、利鞘をせしめる。 あるいは、事業や落札に便宜を働く。 その時振りかざすのが、 “公共” という詭弁。 正直、やってられない。 地方官僚で絶望し、政治家に転身した叔父、 私は非常に尊敬しているが、彼なども、 パブリックな精神を追求するあまり、 幾度も火達磨になり、孤軍奮闘する姿を、 私は何度も見てきた。 パブリックな精神はその実日本では、 有権者のアナロジーだと今、 確信している。 政治の悪さはイコール、 有権者の質の低さの証明にほか、ならない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 政治家はリーダーである。 研ぎ澄まされた弁舌で、 自身の思想を主張し、 支持を受け具現化し世直しする。 そういう政治家の少なさという点で日本は、 圧倒的にアメリカやスイスを上回る 談合体質、護送船団という意味において、 派閥や世襲という意味において、 今の日本の政治は負に、突出している。 小泉純一郎が入れたメスは、 まぎれもなくその土壌であった。 靖国神社の参拝への固執など、政治家としての資質を 問われる問題もあったが、それらを上回る元凶へのアプローチ、 そこに打たれ、私は喝采し支持したのだ。 だが一方で、 “どこまでもつか” 懐疑的であった。 やはり“案の定”だった。 彼は “利権” を壊しにかかり、抵抗を受けた。 その膿が当然のごとく経済に波及するが、 新たなシステムが立ち上がる前に、 ようは “つぶされた” のである。 既得権侵害がその身に波及することを危惧した、 地方の者達の声によって、だ。 幾度かブログやサイトで言及してきたが、 国民一人当たりの借金は、 今やすさまじい額に及んでいる。 彼のような“公共”意識を持つ政治家を引退に追いやり、 再び将来のわが子たちに、借金のツケを上乗せしてまでして、 甘い汁を吸いたいか? “うん、吸いたい!” 自分の身の上に事が降りかからないと、 想像できない、有権者の発想の貧困さ。 人はどうでもよいから、自分の利益に。という、 意地汚さ。 11月上旬の総選挙以降、 そんな声を具現化する政府がまた、 誕生するであろう。 最後に、 毎日新聞の加藤氏が、 小泉純一郎の功績を、コンパクトにまとめていたので、 紹介したい。 『…ブッシュ米大統領との個人的親交が基だった。北朝鮮から拉致被害者を初めて救出したのも、電撃訪朝で金正日(キムジョンイル)総書記と直談判したからだ。個人の資質が国際舞台で通用した戦後まれな首相だった。…欧米各国では今も「コイズミ・リフォーム(構造改革)」への評価は高い。世界金融危機の中、日本の銀行・証券会社が米大手投資銀行に出資するほど体力を回復したのは、小泉時代の不良債権処理など荒療治の成果だ』
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