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土用の丑の日

イメージ 1

疲れが出る。

梅雨疲れと、
暑さ中り

こんな時期には、
やはり是、
いと旨し!

今日は自宅で一人、
じっくり味わいました。

閑散期の鰻屋に、
平賀源内様様と、
イロイロ言われておりますが、
疲れの出るこの時期に、
鰻君の助けはありがたし!

夏ですね!

8/5の土用丑の日は、
Xかな?!

うなぎとボクシングは似ている。

いづれも、
意味不明な
“魅力”
を持ち合わせているところが、だ。

一度刷り込まれると、
逃れるのはむずかしい・・・

と、それこそ
“意味不明”
な私的たわごとは抜きにして、
あらためて、
“うなぎ文化”
をつらつら眺めてみると、
この魚には、
未だ解明され尽くしていないその、
不可思議な生態同様に、
滋養強壮として、
顕著な効能が、
長きに渡って記されてきた歴史がある。

特に、
江戸末期に蒲焼というスタイルが登場し定着してから、
その歴史はもっぱら書き言葉で、
垣間見ることが出来る。

元来うなぎは、
日常の食べ物であったようだ。
当時の文献には、
川であたりまえに見れた日常と、
狡猾なうなぎを釣り上げ、
食卓に持ち帰り、
泥抜きをしてからさばいて焼いて食した光景が記されている。

食卓からうなぎを遠ざけた要因は、
家庭で魚をさばかなくなった食生活以前に、
河川改修の影響と言われている。
反面、
豊富な油を蒸して焼くことで、
適度に流す手法が定着してからは、
もっぱら専門店が、
食の台所としてその任を担うようになった。

そんなうなぎのスペシャルな効能。

その掛け替えのなさを痛切にコトバに乗せて時代を超え、
届けてきた者たちは、
実は歴代の著名な文士たちであった。
さすがに、
“餅は餅屋”
筆に込められ、
凝縮されたその情熱は、
歳月を超え現在色あせず
“うなぎ”
の魅力を、
余すところなく記している。

歴代のスーパー文士たちの中でも、
稀代の横綱文士は、
アララギ派の歌人、
“斎藤茂吉”
であろう。

“この父にして”

“ドクトルマンボウシリーズ”
で、
その常軌を逸した情熱が、
長男茂太、次男宗吉(北杜夫)によって、
あますことなく語られおり、
本人の日記が、
その奇癖ぶりを裏打ちしているが、
綜合すると茂吉は、
44才から68才までの24年の間に、
1000食食べおり、日常を加味すると、
その倍はうなぎを食べていたと言われており、
なんともスサマジイ。
(“賢者の食欲”里美真三も参照)

それらによると、
南青山の自宅が戦火で全焼するまで、
茂吉はもっぱら近所の、
表参道 佐阿徳から出前で鰻を取るのが常であったようだ。
(現在の佐阿徳)

http://www.a2-navi.com/shopHP/F/saatoku/index.htm

また、
フラリと出かけた先は、
渋谷・道玄坂の花菱

http://doron.allabout.co.jp/s/060315/index4.htm
と、
築地の竹葉亭だとは、茂太の弁。

http://www.unagi-chikuyoutei.co.jp/index.html

そして、
疎開にそなえて茂吉が、
買い占めたという、
かの有名な
“うなぎの缶詰”

http://www.soc-biz.net/gotochi/sizuoka.html

死に近き母に添寢のしんしんと遠田のかはづ天に聞ゆる
「赤光」

繊細な体感と、つきぬける空間性、時間性。
その最たる歌人が、
疎開先で、
自身のうなぎの消費に苦心するサマは、
滑稽な感も否めないが、
どうもこの歌人、
こだわり偏愛する癖が
様々な嗜好に見え隠れするところを察するに、
苦心惨憺、偏愛至極の果てに研磨された末の、
それらは結晶化された言霊と言えようか。

さてさて、
話をすすめ茂吉を
“横綱”
と冠たれば、
大関はいずこに?
これも必然、
文士と絞れば、
東は夏目漱石、
西は二葉亭四迷か。

キラ星のごとき、
稀代の鰻文士たちのなかでも、
私の中での筆頭はこの、
“夏目漱石”
にほか、ならない。

“それから”
で代助が三千代のために、
兄に無心する場面。
この昼間っからの鰻屋での痛飲っぷりが、
幼少の私に、
オトナへの憧れ的クサビ効果をもたらしたのは、
言わずもがな。

“それから”
のプロットにおいても、この痛飲の間の、
三千代に対する代助の、感情の変遷と、状況表現の蓄積が示す暗喩。
この秀逸な舞台のモデルが、
“柴又川甚”
であると突き止めた瞬間の喜びは、
今でも思い出すに付け胸躍る有様だ。

http://www.kawajin.co.jp/

そしてこれが、
漱石が日常生活上、
最も好んで足を運んだ
“すず金”

http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13010886/

さらに極めつけ!
今度私が訪問を予定しているのが、
この、
X。

こちらは漱石と正岡子規との書簡に表れ、
もともとは、二葉亭四迷の贔屓の店で、
漱石が紹介されたという経緯をもち、
剛の者、茂吉もその味わいを記したことで知られている。

しかし・・・

ここまで記してみて、
特筆すべき事実が浮き彫りにされる。

いずれ劣らぬ名店達の、その見事な、
“長寿振り”
だ。

上記の全てが、
当時から現在まで、
途切れることなく鰻を供給しつづけ、
つつがなく今日に至っているという事実。

それはとりもなおさず、
移り変わりの速い現代に至ってすら、
変らぬ魅力の供給と、人気の堅持の証に他、ならない。

例えば寿司屋などは、
扱う魚の種類も圧倒的に多く、
切り身のみならず、
焼き、煮、締めなど、
実に多彩な方法で食を提供しつづけているが、
前出の鰻屋と比肩する歴史を持つ寿司屋は、
皆無に等しい。

さてさて、
その魅力と、
長寿の秘訣はいずこに?

そんな疑問と興味が、
私をこの度、
現調へ駆り立てた理由だ。

 つづく

土用の丑の日

今年は、
7月24日(木)
8月5日(火)

うなぎの旬は冬だが、
梅雨疲れのダメージ快復には、
うってつけの時期だと感じる。

その前に、
タップリ寝て、
免疫機能を快復したい。

うなぎの栄養
ビタミン ABDE
DHA
EPA
カルシウム


特にAが多く、Dとカルシウムのセットも魅力。
Cがない分は、サラダを付け合せかな?

梅雨末期の食い物は

イメージ 1
            世界中のフレンチ料亭が争奪戦を繰り広げる、
            南仏の覇者、
            ドメーヌ・クロ・マリ
            敷地から出土したという守り神、太陽は、
            私には、太陽の武神に見える。
            この神、強いよ

近々、
完全無敵のリーサル・ウェポンをこの手に入れる予定。

それまでの凌ぎの間、
天敵、
梅雨末期を乗り切る食い物 Part2はコレ等!
(ちなみに、Part1は鰻)


イメージ 2

ずばり、
“ミネラル”
です!

夏野菜の筆頭、
トマトを岩塩で。
フォトはジェラールセレクションのカマンベールがアテ。

そしてワインは、
太陽の武神、
ドメーヌ・クロ・マリのフラッグシップの一翼
“レ・メテリー・デュ・クロ”

イメージ 3

はじけるミネラル。
夏を迎える脱皮に必要な、
滋養が大変にふくよか。

あぁ、
それらに守られ、
今年も無事に君のお陰で、
夏を迎えられます!

さて、
その前に、
正月から放置していた、
さわり心地の妙をお片づけ。

最も気に入っている、
銀泥の大島
まずは羽織から、
たとう紙に納めます。


イメージ 4

極上の人肌には、
到底敵わぬまでも、
我の鮫肌よりは、
さわり心地、
着心地、
絹ずれの音の妙は、
他に変えがたい。
これは長着


イメージ 5

たとう紙で包み、
また来期、
よろしく。

イメージ 6

土用の丑の日は、
24日(木)

先日鰻重を堪能させていただいた、
赤坂ふきぬきの高島屋店で、
「24日に近づくと、大変込み合います」
と注意を受けた。

何日か前から、
どうも長蛇の列が、
始まるらしい。

ここの
“ひつまぶし”
を本店で食す狙いがあったが、
要検討だ。

世にはあらゆるジャンルで、
嗜好を通り越した剛の者が必ずいて、
鰻に関しては、
歌人斎藤茂吉(1882〜1953)は、
その筆頭と言えよう。

疎開前に缶詰を買い占めたり、
好きで一日三食は、
それだけで充分度が過ぎているが、
晩年更に、
その嗜好が加速される。

好みや旨いを通過し、
そこに神秘的な効能を見出すエリアに、
突入する。

それが、
本人の言のみならず、
それを見ていた医師である息子の言が裏付けるのだから、
なんとも興味深い。

これほど食せば、
中毒症状の一つも発症し、
体調が悪くなったりしそうなものだが、
血色、生気、
これがみるみる良くなるというのだから、
うらやましい。

実は私にとってこの話は、
あながちひとごととは言えない感がある。




毎年梅雨に苦しめられる。
蒸して汗が流れ、
しかし身体は冷える。
流した汗も、容易に乾かず、
スッキリ出きらない。
なにより眠れない。

元来遺伝的に短時間睡眠のクチだから、
眠れないのは余計に参る。
それが一月つづくものだから、
毎度生命を脅かされる。

その心身が、
見事生き返る筆頭アイテム。
それが
“うなぎ”
だ。

食べると身体の弱った部分が補強され、
立ち上がるのが体感的に実感する。

これはもう、
絶対何か、
物理的な効能があるとしか思えない。
本人的に体感の劇的な変化を実感する訳だから、
その存在感たるや甚だしい。

好き以上のもの。
嗜好+α

だから、
ひとごとでは、
ないのだ。




かような訳で、
うなぎには敏感である。
うなぎを語ると、
少しくうるさい。
そこはご容赦いただきたい。

うなぎが持つ効能。

まるでそれを裏付けるように、
今日まで様々な語りを生んでいる。
前出の茂吉は、
その突出した依存度で、
他の追随を許さないが、

他に目を向けると、
意外に秀逸な語り部達が、
存在している。

その筆頭は、
夏目漱石(1867〜1916)だろう。
私の好きな作家の一人。

漱石も茂吉のように、
日記などにその嗜好の一旦を、
垣間見ることができるが、
漱石はさらに、
その嗜好を作品に盛り込んだ。

なかでも秀逸なのは・・・

それは、近々、
フォト付きで、
紹介しましょうか。

今書いて、
土用の丑の日に向けて、
競争率が上がるのは痛いからね><

こうご期待♪

↓ちなみにこれは、久々に娘のスケッチ
イメージ 1

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