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何となく個人的にサイケ熱が高まっているんで、まだ10代だった頃の私をサイケデリアに導いた1枚。
当時、中古盤屋に並んでいたこれを、何となく名前の語感がポップそうなので購入。1曲目、「グリーン・タンブリン」はそうした期待に違わぬカラフルなメロディーが眩しいポップ・サイケな曲。フリッパーズ・ギターがサンプリングしたりしているのは聴いてから知った、というか思い出した。
レモン・パイパーズは67年にバブルガム・ポップとしても有名なレーベル、ブッダからデビュー。レフト・バンクなどの仕事でも知られるソングライター、ポール・レカによる曲の提供を受けたこのグリーン・タンバリン」は全米1位のヒットになった代表曲。
ただ、私のサイケデリアの扉を開いたのはそうしたおしゃれなポップ・サイケ・ナンバーの陰に隠れていた、予期せぬ長尺ガレージ・ナンバー。このバンド、実は元々はハード・サイケを志向していたらしく、ポール・レカの提供曲によってヒットはしたものの、バンドはそうしたポップ・サイケを拒絶、あえなく解散してしまったそう。こういう話、この時代にはよくありますね。
このアルバムは2枚のアルバムをそのまま2in1にして詰め込んだようだけど、ポップな曲とハード・サイケが分裂していて、”Through With You”なんて曲は延々同じフレーズを続けていくベースラインの上でSE音っぽいギターが重なるガレージ・ナンバー。これにはやられました。
それまでビートルズみたいなUKロックのサイケ路線とか、今では顧みられない?ジェファソン・エアプレインみたいなサイケも聴いてたように思うけれど、それらがよくできたポップであったのに対して、改めてこの時期のUSサイケの熱気はそうした意匠を凝らしたポップを突き抜けたガレージ直送のパンクであったことをこの盤で初めて知りました。
一方、そうしたガレージなサイケデリック関連の盤は数年前にレコード・コレクターズ誌で特集が組まれていたけれど、とにかく手に入りにくい。当時、むやみに多数購入できるほど経済力もなかったし、なんとなく中古盤屋でジャケットが原色だからとか、字がうねってるからとか、恐る恐る買ってはいたけれど、当たり外れも大きいし。
それがネットでカタログ買いできる環境でまたサイケ熱が再燃してきたというわけ。
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サイケ熱が再燃していると言う事で嬉しい限りです。是非サイケを広く広めていきましょう♪
レモン・パイパーズのこのジャケットはかなりサイケなカラーですね。これならついつい手が伸びてしまいそうです。
ブッダのバブルガム・ポップ勢では一番サイケ色が強かったバンドだと思ってます。ベスト盤にも収録されているハード・サイケ・ナンバーも本当にカッコイイです。
いわゆるサイケ名盤には名前が出てこないグループですがサイケ好きなら必聴!バブルガムやフラワー好きにもオススメですね。
2008/8/30(土) 午後 3:20
まあサイケ名盤の代表としては名前挙がらないでしょうねー。
でもハードなトリップだけがサイケじゃないし、
この時代は結構いろんなところにサイケが潜んでいるんで、
それを探っていくのは楽しいですね。
中には勘違いっぽいのもあるけれど、それもまた味、
というかそれがサイケの本質だと思ってます。
サイケは項目を立てながらぽつぽつやっていきたいと思ってます。
2008/8/30(土) 午後 5:23 [ skks ]
早く飲ませてと言わんばかりにしゃぶりついてきて焦ったぞ!
結局勃たなくなるまで4回も搾り取られますた。。。
まぁ、明日も搾り取られてくるんだけどね。(゜д゜)ウヘ
http://milk-bom.net/kaimasu_h/ecdl2bq
2008/9/9(火) 午後 7:15 [ クパァ星人 ]
りゅうどうです。
このバンドは知らないんですが、「パイパー」ってフロイドとか、ツエッペリンの「天国への階段」とかにも出てきて、いかにもあの頃のロックのボキャブラリーの様に感じます。
2008/9/14(日) 午後 3:25
ソフト・ロックだとサンド・パイパーズなんてグループもありましたが、ご指摘の辺りは思いつきませんでした。パイパー=パイプは「笛」と文字通り「キセル」ということで、サイケデリック期に音と煙を結びつける言葉の一つだったのかもしれません。ちょっと中世な響きも感じますね。
2008/9/14(日) 午後 8:45 [ skks ]