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フリージャズは70年代末には廃れたとか、
フリージャズはジャズじゃない、もしくは失敗だったという人は多いです。
フリー以外はジャズじゃないという少数派もいてそれはそれで問題なのですが・・・
そもそもフリージャズはジャンルじゃないです
建前上は規則がないわけですから一括りにできるわけないのです
フリージャズは理論に頼らない感覚的な実験であり、それ以上でもそれ以下でもありません
実験である以上、成功もすれば失敗もします
フリージャズが無意味だったという人もいますが、
フリーで開拓されたイディオムが後に理論化されることもあるわけです
多くの音楽は理論に基づいていますが
もし理論があるだけでいいならライブや録音を聴く必要はなく
正しく楽譜通りに打ち込まれた電子音を聴けばいいでしょう
でも実際にはあるライブだったりある録音にしかない瞬間がある
もしくはそういう瞬間があるような感覚がある
そこには感覚でしか裏付けられない何かがあるかもしれないわけです
単なる幻想でしかないかもしれませんが
フリージャズはジャズにおける実験的な要素と感覚的な要素を極端なまでに抽出して煮詰めたものです
実験音楽に限りなく近いですが、ジャズなのでだいたいセッションを基軸としています
さらに実験は失敗する可能性も高く、ハズレを引く可能性は高いです
だからフリーを肯定する必要もないし否定する必要もありません
ちなみにマイルス信者の多くはマイルスの言葉を信じてフリーを否定しますが
実際にはマイルスも電化したあたりで音楽を統御しきれなくなっていると思います
エレクトリックマイルスは実験に失敗したフリーみたいになってることも多いですね
伝統的なジャズファンはそもそも電化マイルス自体を肯定しないと思いますが・・・
実験音楽をすべての人が楽しまなければいけない義務もないので
フリーを聴かない人がいてもそれはそれで構いません
誰だって手っ取り早く結果だけほしいと思うことを否定はできないでしょう
フリージャズと一括りにされる中でも電化したものと生楽器主体のものがだいたいあります
そもそも今では生楽器にアンプを付けることは多いので単純に電化云々だけでは語れないことも多いです
80年代以降のフリージャズの多くは電気楽器や、そもそも電子音を使ってたりすることも多いです
この辺はもうジャズに聴こえない人が多いと思うのですが、それはそれで面白いものです
理論をすべて取り払った演奏行為の果てにいったい何が残るのか、それは感覚と身体だと思います
単純に音が大きいとか、面白い音が出るとか、音感やリズム感がおかしいとか、手癖で音がズレるとか
演奏技術の向上という点でこうした手癖や身体性は排除されるべきものです
しかしリスニング視点で言うと手癖は必ずしも不快なものではないのです
実験音楽であるフリージャズは聴き手にも個別の感性を要求する、敷居の高いものです
とはいえ、何も考えなくても気に入ってしまうことがあったりするのも面白いんですけどね
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コメントさせていただいちゃいました(*^_^*)
私のブログより全然、濃厚でびっくりしました☆
本当に素敵なブログだと思うので参考にさせて頂きます♪
まだまだ初心者なので是非、絡んで頂けたら嬉しいです♪
2015/11/13(金) 午後 0:27 [ ゆうこ ]