The Sea & Cake

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The Sea And Cake について

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The Sea And Cake シー・アンド・ケイク

MEMBER
Sam Prekop サム・プレコップ
Archer Prewitt アーチャー・プレヴィット
John McEntire ジョン・マッケンタイア
Eric Claridge エリック・クラリッジ

ALBUMs
1,The Sea And Cake (94)
2,Nassau (95)
3,The Bizz (95)
4,The Fawn (97)
5,Oui (00)
6,One Bed Room (03)
7,Everybody (07)
8,Car Alarm (08)
9,The Moonlight Butterfly (11)

OTHER CD
A,Brief Historical Retrospetive (97) 日本編集盤
B,Two Gentlemen (97)
C,Glass (03)

元シュリンプボートのサム・プレコップと元カクテルズのアーチャー・プレヴィット、
そこにトータスのジョン・マッケンタイアが加わり音響派バンドとして注目を集める。

音響派としては4〜6、9がエレクトニクスを加えた録音ポップとして聴けます。
1〜3、7〜8は音響というよりはアンサンブルに重きをおいたギター・ロック。

前者の点では5→6→4の順に、
後者の点では3→1→8の順に聴くことをオススメします。
両方味わいたいなら9かな。

Aの編集盤は1〜2から曲を抜粋し若干のボーナストラックを加えたもの。
Bはリミックス、CはEPですが4〜6が好きなら聴くべきだと思います。

イメージ 1昨年、出ていたサム・プレコップのソロ3作目。
 
シー・アンド・ケイクのボーカルで、
比較的ポップなソロ作を作っていたけれど、
本作は完全にエレクトロニカ。
 
以前もボーナストラックでなら、
エレクトロニカやってましたが……
本作はボーカルなし、リズムなし、メロディなし。
 
でもポップ感は残ってて、かなりいい。
オヴァルとかミクロストリアとかその辺に近いか。
 
日本盤のリリースはなし?
まあそれもやむなし。

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去年に続くザ・シー・アンド・ケイクの新譜で「カー・アラーム」。
8枚目だそうです。

今月のミュージック・マガジンのレビューでは、
小野島大に「手持ちのカードが残り少ないと思わせる」とか書かれてますw
確かに目立った新機軸があるわけではなく、前作に続いてバンド演奏に重きを置いたアルバム。

ジャケットのピンク一色も驚いた。
「フォーン」「ウィ」「ワン・ベッド・ルーム」の白を基調としたミニマルっぽいジャケットの頃に顕著だったテクノロジカル路線(あくまでバンド演奏を軸として、でしたが)から完全に脱却しつつあることがうかがえます。

バンドの演奏自体は前作以上にダイナミックで、アルバム全体の出来は前作よりいいように思います。
それと引き換えに、か、どうかはしらないが、ポップなキラー・チューンがないようにも思う。
シー&ケイクの場合、あくまでバンド・アンサンブルが軸であって、
必ずしもポップであることがすべてではないけれど、それが大きな魅力であることも否めない。
前作なら"Coconut"とか、切ないギター・ポップ曲が必ずあったんですけどねえ。

バンドの演奏に重きを置いたという点では、2nd「ナッソー」〜3rd「ビズ」辺りも思い浮かびますが、
音楽的幅を捨ててでも清廉な音の重なりを選んでいたあの頃に比べると、グルーヴに太さが出ています。
フィーリーズ(The Feelies)がよりアメリカン・ロックになった感じですかね。
こう書くと否定的なニュアンスを含んでいるように響くかもしれないけど、個人的には大歓迎なんです。

というのも、以前のシー&ケイクのアルバムではすごく好きな曲がある一方で、
やりたいことは分かるけれど、いま一つのめりこめない曲も多かったんですが、
このアルバムでは最初から最後まで演奏に退屈することなく聴けるんですね。
あとは決定的な佳曲があれば、と思うけど、まあそれは多くを望みすぎかもね。

もう一つ、以前から気になっていたことを指摘しておきます。
「フォーン」の頃から、ボーカルのサム・プレコップのウィスパーを引き立たせるためか、
サムの歌声を二つ重ねて録音していることが多いように思います。
ドリーミーさが増す場合もあるんだけれど、演奏の勢いを削いでるようにも思っていたんです。
ライヴで聴くと、サムのボーカルはもっとパワフルで、それが心地いいんですけどなあ。
まあ今回はあんまり気にならなかったけれど、ね。

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サム・プレコップのセカンド。
シー・アンド・ケイクのヴォーカル&ギターを担当。
スリル・ジョッキーの社長の恋人ということでしたが、、(情報は更新してません)

シカゴ音響派と一口に言っても、
その共通性は録音/音響操作をその音楽性に取り込んでいるということぐらいで、
もちろんその結果生まれた音楽を幾つかのタイプに分けることはできるが、
ポップなものから実験的なものまで音楽的には様々な側面がある。

その中で、これは新譜が出たアルミナム・グループと並んでもっともポップな音楽の一つ。
シー・アンド・ケイクもすごくポップな曲はあるがバンド形態に徹しているため、
ポップ成分だけをとればタヒチ80の方が優れている、と思われても仕方がない。
それは「ギター・ポップ」がポップなのかロックなのかという命題でもあるのだが。

本作の場合、電子音を含む音響操作の実験的な精神は失われておらず、
それがシー・アンド・ケイクのポップな部分を抽出したような音楽を奏でるという、
極めて贅沢な室内楽的ポップの実験場になっている。

ジョン・マッケンタイアのミックスももうほとんど職人芸の域。
音をきらびやかに飾り立てるのではなくて、
音の粒一つ一つの手触りを引き出すことに細心の注意が払われている。
知識をなんでも詰め込めば音楽が豊かになるわけではない。

サム・プレコップのソング・ライティングは前作はボサ・ノヴァ風味だったが、
本作では全体にソウル風味。ただあくまで風味であってソウルそのままではない。
ソウルのフォーマットをなぞっているだけの疑似ソウルはいくらでもあるが、
ソウルとは違うアプローチをしながらソウル風味が出ているところが面白い。

独特のウィスパー・ヴォイスは、
シカゴ・ソウルの御大、カーティス・メイフィールドの影響もあるという。
もちろんロックにおけるウィスパーと言えばロバート・ワイアットの影響もあるだろう。
そのどれもがポップで複雑になっても、いつもプライベートな響きがある音楽である。

日本盤ボーナス・トラックの2曲は珠玉のポップ・インスト(エレクトロニカ)です。


関連項目
The Sea and Cake → 1st http://blogs.yahoo.co.jp/skks1979/22186179.html
          7th http://blogs.yahoo.co.jp/skks1979/11763863.html
The Aluminum Group → http://blogs.yahoo.co.jp/skks1979/23286452.html
Curtis Mayfield → http://blogs.yahoo.co.jp/skks1979/15909873.html
Robert Wyatt

The Sea And Cake (1994)

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シー・アンド・ケイクのファースト。
当時、日本盤は出なかったのでこれは再発盤。
ファーストとセカンドから8割方の曲を集めた編集盤が出たのが、
ビズかフォーンの頃でしたね。

というわけでまあやっぱり後追いに変わりはないのだが、
オリジナルは1994年ですか。
この頃はまあギター・ポップと言ってもまあ差支えない。
たとえば同時期のUKにはトラッシュ・キャン・シナトラズなんてバンドもいたけれど、
それと似たような音といえばそんな音ですね。

でも実はトラッシュ・キャン・シナトラズっていい曲書くと思うけれど、
のめりこむほどはピンと来なかったんだな〜
手作りな感じはいいんだけれど、サウンドに芯がないような気がした。
その点、シー・アンド・ケイクの方はそういう感じがしなかったのは、
やっぱりジョン・マッケンタイアのドラムがしっかりしていたからなのかもしれない。

入墨の入った腕で叩くマッケンタイアのドラミングは生で見るとやっぱりロックンロールだったし。
音楽的にはグランジからラウンジへという道を歩んだカクテルズ(アーチャー・プレヴィット)の色が強いのかな。ミニマルなグルーヴが独自なボサノヴァ解釈になっている点が面白い。

ギター・ポップについてはフリッパーズ・ギターが解散して、
日本ではさらにその手の音の再評価は進んでいたけれど、
同時代的には表層的なポップばかりになっていったという印象が否めませんでしたね。
カーディガンズみたいなスウェーデン・ポップが流行ってた頃??

そういう要素がないわけではないけれど、
おもちゃっぽいチープな盛り上がりや、表層的なオシャレさからは一歩引いている、
だから一人で聴いていると心に染みるそんな音楽。
しかし、このジャケット、、笑

訂正
トラッシュ・キャン・シナトラズのファーストは1990年なんで時期については記憶違いです。
この時期の4年の違いは特に録音の違いが大きいです。聴き比べて改めて思いました。

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