「クズ」になる薬 by 細谷 知司

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昨夜はまた別の友人と食事をした。
2人で会うのは実に久しぶりのことだった。
想い出話も含め、長い時間真面目な話をした。
彼とは、良い想い出も、哀しみも、色々なものを共有している。
私の中に眠っていた感情が、彼との会話によって呼び起こされた。

忘れていたわけではない。
だが、真剣に目を向けてきたかと言われれば自信がない。
地上の空気の息苦しさの中で、己の体制を整えるのに必死だった、というのは言い訳だろう。
もちろんそのことは自分が一番よくわかっている。
だからもう言い訳しなくて済むように目を逸らすのをやめる。

世界の危険地帯へ出かけ、事件に巻き込まれる日本人を目にする度に思うこと。
誰かのために生きることは尊いが、それがどうして遠い海の向こうでなければならなかったのか。
身の回りに、彼ら/彼女らの助けを必要としていた人は本当にいなかったのか。
隣人を幸せにできずして、遠くの誰かを幸せにすることが本当にできるのか。
心の奥底にあるのはつまらぬ虚栄心のようなものではないのか。

そんな疑問が今、すべて己の身に跳ね返ってきている。
自らの幸せは誰かの幸せのためであり、しかし私は本当にそのことを考えていただろうか。
無論、挑戦すること自体を諦めるつもりはない。
それでも、その挑戦が一体誰のためであるのかを、もう少し見直す必要があるように思った。
そのことを気づかせてくれた友人に心から感謝する。

同じ人生の先輩を共に尊敬してきた友人。
その先輩が故人になった後も、彼は故人縁の店でボトルをキープし続けている。
私の挑戦に目途がついたら、故人の墓へ参り、そしてボトルの酒を飲むことにしよう。
大切な仲間と共に。
大切な仲間たちの幸せのために。


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