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野草を食べる会の講師であったスティーブさんから、 こんな3冊の本を借りた。 一冊目は梅干の本。 2冊目は表紙が取れてしまっていたが、豆腐作りの本。 湯葉とか、がんもどきの作り方にスティーブさんのアンダーライン。 スティーブさんが日本の食材に興味を持って勉強したのは70年代で、 これらの本もその時代に書かれたもの。 麹の香りが好きだというスティーブさん。 彼に味噌作り教室を地元の日本人対象に開いてもらえないかと お願いしたら、今は忙しいので自分でやってみたら、と これらの本を渡されたのである。 はちまきして、アメリカで味噌、豆腐、梅干を自分で作る日も
遠くないかもしれない。 |
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長男は、アメリカの中学生1年生。 |
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先週末は、食べられる野草を勉強する会に参加してきた。 友達のSteveさんが講師で、最初の一時間ぐらいが講義で、 あとは農場の敷地を散策しながら、食べられる野草について教えてもらうという企画。 Steveさんは、指圧の先生でもあり、野草、薬草などに詳しい。 70年代ごろから、車に頼らない、食料はスーパーに頼らない、自給自足のような 生活をしている人だ。「仕事をしなくても、どこにいても、生きていけるように」 と参加者に説明。 これからの時代は、彼のような生き方を選択する人が増えてくるかもしれない。 参加者は約15人。老若男女。みんなすでに野草についてかなりの知識を持っている。 食べられる野草の筆頭は、なんと「ゴボウ」。 日本の食べ物に詳しいSteveさんは、「これは日本でよく食べられている野菜で、 きんぴらにすると美味しい」ときんぴらの作り方まで説明。 しかし「日本では、男性と女性の食べ物が異なり、ゴボウは男性がよく食べるようです」という 説明には「???」。そうなのかしら。 その次も、私にとってはなじみのある「よもぎ」に似ている草。 香りも非常に似ているが、ヨモギとは違って、虫除けに使う草だそうだ。 私の知っている草といったらそんなものである。 それ以降は、知らない草の説明が続く。 皆、熱心に食べ方、効果などについて詳しいメモをとっていた。 これは、どこにでも生えているGarlic Mustardという草。食べてみると、確かにニンニクとからしの 混じったような味がする。 これは、我が家の裏庭の畑にいっぱい生えている雑草。今まで必死に草むしりしていたけど、 食べられるんだ〜。雑草から食べられる草に昇格。 Steveさんの野草いっぱいの手作りランチで勉強会を終了。 パンについているのは、りんごジャム。 野草のサラダ(タンポポ、Garlic-Mustard,その他の野草がかなり入っていた) 野草のパスタサラダ(いろんなものが入っていたけど、ゆり根が入っていていた。パンの下に隠れて見えない、残念) 豆腐の和え物(木綿豆腐と野草を麦味噌・アーモンドバターであえたもの) 野草はちょっと苦味やえぐみのあるものが多い。 Steveさんは、原則として調理に砂糖を使わないので、ちょっと苦味が強く感じられた。 一般的にアメリカ人は苦味のある味が苦手だと言われているが、 みんな結構食べていた。こんな会に参加する人は、ちょっと一般人とは違った食生活をしているのかもしれないな。 散策中に結構いろいろ試食したのと、調子に乗ってランチも大量に食べたので、 帰宅してから、舌が野草のえぐみで味がわからなくなってしまった。 なんでもほどほどにしておくべきだと反省。 幼いころは、田舎で育った私は 田んぼ道に生えている、草を食べたりしていたことをふと懐かしく思った。 よく考えれば、日本では、タンポポ、フキノトウ、つくし、たけのこ、など 春は食べれるものがいっぱい野原や山に生えていたっけ。 祖母は、よくヨモギもちを作ってくれたなあ。 えぐみのある春の味を、舌が覚えていたようだ。 一気に郷愁の念にかられる。 この会に参加したのをきっかけに、 我が家の食卓にも、もっと野草を取り入れようと決める。 野草は、食べられるだけでなく、 煎じてお茶にしたり、薬として服用することもできる。 なかなか奥が深い野草の世界。 とりあえず、今日は簡単にサラダに野草を混ぜてみた。
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政治デビューとは、大げさだが、 3月から地元の町役場で、Environmental Advisory Council (環境審議会)のメンバーになって 月1回の会議に参加している。 この環境審議会は、ボランティアの市民で構成されており、 市町村 (Township)に関するいろいろな案件を話し合い、 市議会にアドバイスをする仕事を行っている。 8人ぐらいのメンバーで、2人が市議会委員、あとはいろんなバックグラウンドを持つ市民。 退職したおじさん、環境会社に勤めているおじさん、環境問題に興味のあるおばさん(私を含む)、 口が達者なロビイストのおじさん、市議会がいろんなプロジェクトを委託しているエンジニア会社の お兄ちゃん、庭師の経験を持つおじさん、などが主なメンバーだ。 先月の会議ではこんなことが話し合われた。 1)スーパーマーケットの駐車場にガソリンスタンドを追加するプロジェクトについて 近くを流れる川の汚染が懸念されるだけでなく、必要な手続きを踏んで申請していないという理由で 反対。 2)市が管理する公園のメンテナンスについて 有害な殺虫剤、および除草剤をつかわない「有機芝生メンテナンス」計画について話し合い。 エンジニア会社のお兄ちゃんが、草案を作ることで合意。 化学薬品を使わない芝生のメンテがどれだけできるかに注目。 3)雨水を再利用する庭を作るワークショップの準備について ペンシルバニアは降水量が比較的多いが、せっかくの雨水が、芝生の表面を流れて 近くの川に流れてしまう。雨水管理の一環として芝生を剥して、Rain Gardenを作れば、 化学薬品に汚染された水が川に流れ込むのを防ぐだけでなく、芝生の水遣りの量も減らすことができる。 4)ごみ埋立地の環境チェックに関して。 最近わが町のごみ埋立地にメタンガスの小発電所ができた。その排気ガスの定期的検査にかんして。 などなど、2時間にわたりわが町の問題を検討するのである。 まだ3回しか参加していないが、 非常に勉強になっている。 今の町に引っ越してかれこれ9年になるが、環境問題に詳しく、 わが町の環境を守ろうと頑張っている人が地元にもいること を知ってうれしくなった。 雄弁な人が多く、今のところ私はもっぱら聞き役で、 あまり発言できていないのが心苦しいのだが、 そのうち慣れてくるだろう。 地球規模で考えて、地元で行動を (Think globally and act locally) ということがよく言われるが、ちょっと実践してみようというのが動機である。 今まで知らなかったアメリカの町政治が見えてくるかもしれない。
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あっという間に5月の半ば。 我が家の子犬ももう少しで8ヶ月になって子犬とは呼べなくなってしまう。 最期にエアロのことを記事にしてから数ヶ月。 いろんな出来事があった。 まずは、 子犬トレーニング。 第一回目は、よかったのだが、だんだん犬の訓練も文化の違いがあることに気づいてきた。 しつけは大切だが、なんだか元気のないロボットに育てている気がしてきたのだ。 トレーナーと夫の相性も悪かった。 「トレーナーに耐えられない。僕の訓練のほうがいい。」と夫は途中で参加拒否。 3ヶ月で我が家に迎えたときから、エアロは毎日数キロの散歩をしているが、5ヶ月ぐらいになってから 参加したトレーニングで、 トレーナーに「さあ、近所を数ブロック歩いてみましょう。初めてだから気をつけて」と言われて、 私たちも気が抜けてしまった。 そういえば、この犬のブリーダーも、「子犬のときは長い散歩は避けて、一歳ぐらいになったら 一マイル(1.6KM)ぐらい歩けるようになるから」って言っていたっけ。 10Mのバス停まで車を走らせる文化である。 人間が歩かないのだから、犬も歩かなくてもいいんだろうな。 誤解のないようにしておきたいが、散歩に行くと犬連れの多くの人に会う。 だから、歩いている人もいるのだが、家の中に飼いっぱなしにしている人も多い。 またペットショップの中の訓練という環境もよくなかった。 狭い場所で、他の犬と一緒の状況で、じっとおとなしくしているエアロではない。 インストラクターの話を聞いている間、ずっとエアロをコントロールするのに疲れてしまった。 というわけで、学ぶこともあった訓練であるが、我が家の場合は、森に行って思いっきり走らせながらの訓練が一番ということになった。 これも子育てと似ている。 特に次男は、小さいときから教室や保育所が苦手で、みんなと一緒のことをするのを嫌がる子であった。 自然の中を走らせると、次男は生き生きと元気いっぱいだった。 エアロも同様に、なるべく人の少ないところに連れて行って、紐を放して自由に走らせてやる。 鹿やリスを見ると、どーっと走ってしまうところは訓練が必要だが、実にうれしそうである。 男の子だもの。ちょっと元気よすぎるぐらいがいいんじゃない、
と思っている。 |



