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長い大統領選が終わった。 アメリカ市民が、いかに変革を求めているかが証明されたような結果であった。 前途多難ではあるが、アメリカ社会が大きく軌道修正されることを期待する。 さて、次男の小学校で今、歴代アメリカ大統領のことを勉強しており、 アメリカの子どもたちは、こんなビデオで大統領の名前を覚えている。 子供向けのYou Tubeみたいなサイトだが、次男は、もう既に覚えてしまい、 大統領の名前と実績を ラップで歌っている。 President- Smart Songという。 おもしろいよ。
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アメリカ社会
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アメリカ生活も今年で7年目になりました。去年一年間はスウェーデンに住んだので、また新たな目でアメリカ社会を見ることができるようになりました。ペンシルバニア発信生活レポート。
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お弁当のお礼ということで、 夫の同僚から美容サロンのギフト券をいただいたので、 美容サロン&スパに行ってきた。 ペンシルバニアに引っ越してから初めてだ。 いただいたギフトカードの金額にちょっと足して、 30分の上半身マッサージと 60分のアンチ・エイジング・フェイシャル・マッサージを選んだ。 このサロンでは、マッサージやスキンケアだけでなく、 ヘヤ、メイク、ネイルの手入れなど幅広いサービスを提供している。 サービス料はかなり高めだが、サロンはかなりの客が入っていた。 さて、マッサージのほうは、個室に案内され、 気持ちのよい、マッサージ用ベッドにうつ伏せになること30分。 極楽気分を味わった。 痛くもなく、くすぐったくもなく、絶妙の強さである。 あまりにも気持ちがよいので、これは何というマッサージかと聞くと、 「Swedish Massageよ」いう。 スウェーデンに8年間住んだ私であるが、一度もスウェーデン式マッサージを経験したことがなかった 。 スウェーデン式マッサージの免許が取得できるストックホルムにある学校のことは聞いたことはあるが、 スウェーデン式マッサージは、アメリカや日本でのほうが知られているのではないだろうか。 スウェーデン人の夫は、まったく聞いたことがないというが、是非 マスターしてもらいたい技の1つである。 次は、フェイシャル。 部屋を移動するので、自分の着替えを持っていこうとしたら、 「今日はあなたは、皇女様なんだのだから、そんなことしなくてもいいのよ」と言われる。 さて、すっかり気分は皇女様になった私は、若返りスキンケアに期待を寄せる。 「何歳ぐらい若返りするのかしら〜」と担当者に聞くと、 「何歳かわからないけど、肌が明るくなり、引き締まるわよ」と嬉しい答え。 照明が暗くなり、オイル、蒸気パック、スクラブ、などなどありとあらゆるものが ぬりくたれ、拭取られていく。 最初の夢心地のマッサージに対比して、こちらはちょっと手荒だ。 パックを蒸しタオルでごしごしと拭取られると、ひりひりしてきた。 最終のパックのときは、塗られているときから、皮膚がぴりぴりしている感じ。 「こりゃ、ちょっとまずいなあ」と不安になってくる。 60分のスキンケアが終了し、 「随分、肌があかるくなったわよ」と担当者に言われ、おそるおそる鏡を見ると、 そこには、まぎれもない中年の女性の顔が映った。(ガーン!) 首の辺りが、赤っぽくなっている。 タオルを巻かれた髪はぼさぼさ。 肝心の肌は、お世辞にも30代に戻ったとは言い難い。 ちょっとショックだったが、触った感じはつるつるしているようだ。 気を取り直して、サロンを後にした。 マッサージのおかげで肩がすっきり軽くなったが、 アンチエージングのほうは、ちょっと期待はずれだった。 おまけに翌日には、顔ににきびができていた。 これが肌の若返りってことなのかもしれない。 その夜から、自分の年の半分ぐらいの若い生徒たちと一緒の 大学の授業が始まった。 今度は脳の若返りのつもりで頑張ろう。 楽して老化は避けられない。
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今年も花見を楽しんだ。 というわけで、今日は写真中心。
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私は今年、L大学女性クラブの奨学金委員会の役員を務めた。 最近、その最終審査があり、応募者のエッセイをたくさん読む機会があった。 応募者は、L大学の学部長推薦の優れた22人の女学生たち。 3年生が対象なので、二十歳そこそこの若い女の子たちだ。 学部長から推薦されているので、成績は皆優秀だ。 優等生対象の奨学金は他にもたくさんあるので、 わがクラブの奨学委員会の審査で重要とされているのは、 「Community Service」と「Leadership」。 「地域社会への奉仕活動」と「リーダーシップ」だ。 Communityの対象は、大学のキャンパスでの活動だけでなく、 この大学のある町、アメリカの他の地域、 国境を越えて外国での奉仕活動などを含む。 履歴書とエッセイを読んで、驚いた。 忙しい学業(アメリカの大学は本当にたくさん勉強させる)の合間に、 何とたくさんのボランティア活動をこなしているんだろうと。 最終的に選ばれた4人の学生を、ちょっと紹介してみよう。 国際関係選考のモリー: 先学期エジプトに留学。カイロで難民キャンプでボランティア。ペルーでも難民キャンプで ボランティア。キャンパスでは、世界クラブのプレジデント。地元の中学・高校生へ無料家庭教師。 天体物理学専攻のトレーシー: 研究者になるのが希望だが、南米にも興味があり、チリに留学経験あり。チリではボランティア活動も行う。地元の恵まれない地域の小学校で定期的に理科を教えている。春休みの一週間は、Katrinaの災害にあった地域に何回も出かけて災害復旧活動に従事。 経営学専攻のメーガン: インドに留学中。インドの田舎でインド人家庭に滞在しながら、大学に通い、英語を教えるボランティアをしている。キャンパスでも多くのクラブのリーダー。教授のアシスタントもする。 物質科学専攻のアリス: キャンパスで3つの環境クラブを立ち上げ、そのプレジデントとして采配をふるう。 テコンドーの黒ベルト、大学のオーケストラではバイオリンを弾く。卒業したら環境建築に 携わるのが夢。 何と頼もしい女の子たちだろうというのが私の第一印象だった。 女の子らしく、「私は結婚して家庭を持ち、仕事とバランスをとっていきたいと思う。でも育児は 大変だろうな」などと書いている学生もいた。 学費の高い私学に通い、留学経験もあるので裕福な家庭出身の学生ばかりかというと そうでもない。 ある学生は、母子家庭で育った。 その学生は、看護婦の仕事をしながら 2人の子どもを育てた母を通して、「女の無限の力」を学んだという。 彼女の母親は、自分の子どもにだけでなく、患者、その他の人にとても優しい人だったらしい。 もう一人の学生は、父親から大きな影響を受けたと書いている。 高校卒業後、すぐに仕事を始めた彼女の父親は、毎晩遅くまで働き、 どんなに疲れていても、帰宅後は必ず彼女の話を一生懸命聞いてくれたそうだ。 そして自分にとっては夢であった、大学教育を受けることができた娘を非常に 誇りに思い、絶えず励ましてくれたという。 改めて、親が子どもに与える影響について考えさせられた。 親の子どもに対する態度、 親の社会人としての生き方、 親の価値観、人生観、専門などが、子どもに非常に大きな影響を与えていることが エッセイが明確に語ってくれたから。 自分の親としての責任を考え直すのと同時に 、 この学生たちにエールを送りたくなった。 Girls, be ambitious ! (女の子たちよ、大志を抱け!)
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「アメリカにおける出産の3分の1が帝王切開である」という記事を読んだ。 2006年の統計によると、アメリカでの出産の31.1%が帝王切開で、 この10年で5割増えているという。麻酔も何も使わない自然分娩は、アメリカでは「まれ」に なってしまったという。 「ちょっと多すぎやしないか?」素直な疑問である。 帝王切開は、第一の選択肢でなく、「医学的に判断して必要な場合」に行われるというが、 「医学的に必要な場合」とは何だろう? 自然分娩を推奨している人たちは、病院側が「人為的に」この必要性を高めていると非難している。 たとえば陣痛を促進するために、Pitocinという薬剤を投入する。→ 陣痛がひどくなるので、epiduralという鎮痛剤を投入する → Epiduralを使うと陣痛が弱まるが、胎児にストレスがかかるので帝王切開となる というパターンが多いという。 自然分娩を推奨している人たちに言わせると、「普通分娩は病院が儲からない。帝王切開は 自然分娩の3倍儲かる」そうだ。 医者の中には 「妊婦からの要望も強まっているので」と弁解する人もいる。 忙しい妊婦は、自分の出産を計画したがる。 帝王切開だと何月何日に生むとスケジュールできるので便利だということだろうか。 それにしても、10年間で5割増という数字に胡散臭さを感じてしまうのだ。 そういう私も、長男を自然分娩で出産したときに死ぬほど痛かったので 次男を妊娠中に、 もう少し痛くない出産方法がないものかといろいろネットで調べた経験がある。 スウェーデンでは自然分娩が普通だが、アメリカではepiduralという無痛分娩が主流であるという 情報を得て、スウェーデンの助産婦さんに 「あの〜。あんな痛さにもう一度耐えられるとは思えないので、epiduralは 使えないでしょうか?」と相談した。 スウェーデンでは妊娠中の検診、出産(自然分娩の場合)ともに助産婦さんが 責任を持つ。 「薬を使うとね、いきめなくなるのよ。副作用もないとはいえないから、もう一度頑張ってみたら?」 この助産婦さんの一言で、epiduralを使うことをやめたといういきさつがある。 結果としては、長男以上の痛みで、出産中に「注射でも、針でも、なんとかして〜!!」 とわめいたらしい(本人は記憶がない)が、無事に自然分娩ででてきた。 大切なのは、妊婦が適切な情報を与えられる(あるいは自分で調べる)ことじゃないかなと思う。 誰でも痛みは少ない方が望ましいが、その背後にあるものを知って選択することが 大切だろう。また「医者の言うことはうのみにせず、疑ってかかれ」ぐらいの 態度は必要だろう。 病院と医薬業界と保険会社に利用されないためにも。 ここで誤解のないようにしておきたいが、私は決して帝王切開を非難しているわけではないし、 逆子の場合のように「絶対的な医学的必要性」がある場合は、望ましい出産方法なのであろう。 でも私は医者でないので、その「必要性」は判断できない。 どの方法にしても、頑張って子どもを生んだ母親は皆偉い! と思っている。でも安易に無痛分娩を選ぶのはよくないと思う。 |







