ペンシルバニアでの再出発

今年は裏庭畑を拡大。裏庭の芝剥しに励んでいます

環境

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このままでは、地球は滅びてしまう、と危機感を抱いています。子供たちの世代、孫の世代にどんな環境を残すことができるか、考えていきたいと思っています。
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このところ、厳しい寒さが続いている。
今日も氷点下10度。明日はもっと寒いそうだ。

スウェーデンから夫のお兄さんが訪ねてきているが、
「ストックホルムより寒い!!」と驚いている。

寒がりのお兄さんのために、家の暖房設定温度を2-3度上げているが、
それでも、我が家はお兄さんのストックホルムの家より寒いようだ。

我が家ではお正月休みに、一番手っ取り早い省エネとして屋根裏の断熱材を増やしたのだが、
床からじんじん冷えてくる。
我が家の既存の断熱材の厚さは20cm。それにさらに20cmのセルロース断熱材を吹き込んでもらったのだ。

屋根だけ断熱しても仕方がないのだろうな。

今度家を建てるとしたら、パッシブハウスにしたい。
断熱効果抜群のパッシブハウスでは、冷暖房設備は一切要らず、体温、調理器具、家電などからの
熱で快適な温度が保てるらしい。

パッシブハウスは最近北欧やドイツで人気があるようだが、
それらをネットで検索していたら、
面白いサイトを見つけた。

都会に住むことを考えているなら、
こんな都市はどうだろう。


スウェーデン貿易振興会みたいなところのウェブサイトだが、
なかなかおしゃれである。

右のコラムにあるSuccess Storiesをクリックすると

Large scale: Hammarby (ストックホルムの南にある)
の例がある。

都会に住むなら、こんなところに住みたいな。
*地下ごみ自動収集システム
*ごみ発電、下水処理場からの廃熱を利用した冷暖房設備
*ソーラー発電のお湯や電気
* 下水処理場からのバイオガス利用
* 雨水、流水の再利用
* 超省エネビル、グリーンルーフ
などが完備している。

Small scale: G??rdsten
は、パッシブハウスの例。
これも悪くないな。

パッシブハウスの詳しい説明が出ているリンク
http://www.scanhome.ie/passive.php

とりあえず、重ね着ルックと半纏を羽織って冬をのりきるつもりだが、
それにしても
もったいないな
建物に消費されるエネルギー。

イメージ 1

次期米大統領オバマが、ノーベル物理学賞授賞者をエネルギー長官に指名し、
地球温暖化対策を担当するポストを新設し、アメリカがとうとう重い腰を上げて、
石油依存症から脱出する方向に動き出そうとしているように感じられる。

それにしても、随分時間がかかったもんだ。
多くの国が、気候変動に関して様々な取り組みを行っているのに、
アメリカでは、草の根運動は近年盛んになったとはいえ、
トップにいる政治が動かなかったから
他の国にずいぶん出遅れてしまっている。

ところで、アメリカの国としての取り組みがいかに大きな問題であるかを示す
環境対策取り組みランキングを見つけたので紹介しようと思う。

カナダのスウェーデン大使館のHPで見つけたスライド
(http://www.swedenabroad.com/SelectImageX/72988/sustainable_sweden_II_080422_earth_day.ppt#313,20,Environment )
[https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/8c/e9/skog06/folder/514184/img_514184_27055697_0?1229463734


ちょっと読みにくいが、これは最近行われた3つの環境対策取り組みランキングの結果である。
スウェーデンが見事に上位、米国がかなり下のほうにランキングされている。

一番左は、GermanwatchというドイツのNGOのもので、
温室効果ガス排出量の多い国を56国比較したもの。

表のランキングは、2008年版のものでスウェーデンが第一位、
米国が55位 になっている。

Germanwatchのランキングは、各国の温室効果ガスの排出量、
その傾向、政府の対策などを基にしたもので、
バリのサミットで最初に発表されて以来、多くの国から注目されている。

先週のポツナムで開かれたサミットでは2009年のランキングが発表された。
スウェーデンはまた一番高得点を得たが、
それでも不十分だとして第四位に位置付けられている(第一位から第三位までは空席)。
日本は特に政策が不十分だとして、59カ国中43位と手厳しい。
米国はビリから2番目の58位。

詳しくは、
http://www.germanwatch.org/klima/ccpi09.pdf
(これは地図やグラフがたくさん使ってあり、読みやすいので興味のある人は是非どうぞ)

真ん中のランキングは米国のイェール大学とコロンビア大学が共同で発表した
「環境パフォーマンス・インデックス」からのもので
149国を25のインデックスを使って比較したもの。
温室効果ガス削減だけでなく環境保護に対する大きな取り組みをも含めたものだが、
これもスウェーデンはスイスに次いで第2位。
アメリカはこのランキングでは、39位となっている。


一番右側のランキングは、Newsweekのもの。
原典の記事を見つけることができなかったけど、
これでもスウェーデンは一番目にランク。日本はここでは6位になっており「
津波などに対する警告制度が優れている」と高く評価。


何を測定基準にするかによって、ランキングは変わってくるのだが、
どの調査でもスウェーデンが健闘しているが目立つ。

それで自国のPRを含めて、カナダのスウェーデン大使館はこのようなスライドを準備したのだろうが、
もう少し北欧の環境に対する取り組み(特に政策)が北米で報道されてもよいと思う。

日本では最近スウェーデンに関する情報は増えているようだが、
アメリカにいるとスウェーデン情報は皆無と言ってよい。

世界で初めて二酸化炭素税を導入(1991年)したとか、
原発は1980年の国民投票で増設を否決されている(注:拘束力はないが)とか、
国民一人当たりの温室ガス排出量が約7tで、
日本の10.7t、アメリカの24.3tと比べてかなり低いなど、
もっと注目されてよい情報が全く入ってこない。

もちろんスウェーデンはたかが人口9百万ほどの小国だけど、
IPCCの初代議長を送り出したり、国連の数々の環境会議をリードしたりと、
存在感は大きい。

というわけで、スウェーデンからアメリカに引越ししたときは、
「こんなことが許されていいの??」と驚きと怒りでいっぱいだったのだが、
最近は、ここに住みながら何ができるか考えている。
幸いにも志を同じくする地元の知り合いも増えてきた。
でも先はうーんと長いぞ、アメリカ。




果たしてどれだけの規模で、どれぐらいのスピードで
エネルギー改革ができるのかな

イメージ 1

さて、ヨーロッパでもエネルギー消費量の4割は
建物に使われているという。

北国のスウェーデンでは冷房は必要ないが、
断熱費がエネルギー使用の半分を占めている。

ペンシルバニアとの大きな違いは、
家の作りがしっかりしている点と、暖房が再生可能なエネルギーでまかなわれている所だろう。

90年代になって世界の石油価格は安くなったが、
それで大きく石油浪費の道を歩んだアメリカと違い、
スウェーデン政府は、二酸化炭素税を導入し、石油消費を抑え、
化石燃料依存から脱皮する道を取ったところが大きく違う。

まず、生産と輸送で7割が無駄になってしまうという従来の火力発電から、
消費地に近い所で生産する地域暖房(district heating)が広まった。

自分の住む市町村で、発電するのである。
発電所で発電された熱は、温水にして住宅に送り地域暖房にする、
燃料は、最初は石油が使われてきたが、最近では再生可能な資源として、
木質ペレットをが使われている。
木質ペレットは、おが屑や鉋屑などの製材廃材や林地残材、古紙といった木質系の副産物、
廃棄物を粉砕、圧縮し、成型した固形燃料のこと。
つまり通常では、捨てられるものの再利用。
可燃性ごみも燃料として使われている。


この地域暖房につながっていない一戸建ての場合、石油ボイラーを
ペレットボイラーに交換するように推奨されている。

いくら環境に対して意識の高いスウェーデン人とはいえ、先立つものはコスト。
単なるエコロジーだからという理由では普及しない。
スウェーデンでは、石油タンク(暖房用)をペレット貯蔵タンクに交換すると助成金が支給され、
交換費用は2-3年で元が取れるほどだという。

スウェーデンの家庭部門における石油燃料の占める割合は、
70年代の石油ショック時には80%であったが、現在では10%にまで減っている。

スウェーデンの家は快適で暖かい。
「スウェーデンは寒くて大変だったでしょう」ということをよく言われるが、
家の中は快適で、断熱効果が高い作りになっている。

寒い国であるスウェーデンでは、
特に、70年代の石油危機のときに、断熱材が非常に厚くなり、3重窓が標準となった。
スウェーデンでは
築100年の家も珍しくないが、家を改築するときに、
エネルギー効率を2倍以上にするのが普通だという。
だから、古い家でも快適で暖かい。

(下のグラフはスウェーデンハウスのHPから)


このグラフでは、アメリカの家の耐久性は、75年になっているが、
最近立てられた家は、見かけは立派だが、
作りがちゃちでとても75年も持つとは思えない。

省エネや耐久性を考えると、スウェーデンの家が
懐かしい。
朝夕の冷え込みが厳しくなってきた。
今朝は、マイナス2度。
私たちの家はセントラルヒーティングで、天然ガスを燃料として
使っている。石炭に比べて効率はよいとはいえ、
天然ガスも化石燃料である。
電気の暖房の場合は、ペンシルバニア州の場合
石炭を原料とする火力発電所や原子力が主な供給源となる。

地球温暖化への影響などを考えると、
多くのエネルギーが窓や屋根などから逃げている
私たちのアメリカの家は、実にもったいない作りになっている。
サイズが大きいだけでなく、エネルギー効率が悪い。
でっかい家で、冬にTシャツで過ごせるぐらいの温度に
暖房している家も少なくない。

我が家は築9年。典型的な郊外型住宅である。
石油が安いバブル時代に建てられた我が家は、
建物省エネに関しては、改善する所がいっぱいある。

窓は”最新の2重窓でエネルギー効率が素晴らしい!”と
こちらでは言われているが、寒い日に窓の近くに立っていると
窓からどんどん熱が逃げているのがわかる。
建築中に、屋根や壁の断熱材の厚さをチェックしたら、
スウェーデンの標準半分以下で驚いた。

暖炉は、雰囲気はあるが、熱が煙突から逃げていく設計のもの。
暖をとるものではない。

統計によると、アメリカにおいて住宅や商業用建物の消費エネルギーは
全国消費量の3分の1にものぼるという。
家庭におけるエネルギー消費量をみると、
暖房に使っているエネルギーが約半分なので、この部分を節約すると
省エネ効果は高い。

省エネ電球に変えたり、こまめに電源を消したりとしたちまちました省エネも
やっているが、暖房に比べたら全体のエネルギー消費量に対する割合は
小さいものだ。

ということで今年は、屋根に断熱材を吹き込み、屋根の断熱効果を上げる予定である。

ペンシルバニアでもこのように家の建物の省エネに興味を示す人が増えてきているようである。
電力会社や、不動産関係の会社が”エネルギー効率診断”という
サービスを提供しだしている。

エネルギーの専門家が家に来て、どこでどれだけのエネルギーが
無駄に使われているかを診断し、省エネ対策案を提示してくれるというもの。

ハイテクを使わずに既存の措置(断熱材など)で、
3割ぐらいの省エネは簡単にできるという。
これらの簡単にできる対策をlow hanging fruitsという。
さて、我が家にはどれだけlow hanging fruitsがあるだろう。

次はスウェーデンの住宅の省エネについて。

レジ袋

近所のスーパーにも再利用できるレジ袋が売っているけど、
利用している人はほとんどいない。

ヨーロッパのように早く有料化しないと、
売っているだけでは効き目がないようだ。

世界中で消費されているレジ袋は
毎年 5000億枚。
リサイクルされているのは、1%以下

プラスチックのレジ袋は、アメリカの海岸に流れ着く
ごみの一割を占めるという。

下のリンクで捨てられたレジ袋の行方を見てください。
http://www.poconorecord.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20080506/MULTIMEDIA02/80505016


マイバッグ持参は誰でもできること。

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