ペンシルバニアでの再出発

今年は裏庭畑を拡大。裏庭の芝剥しに励んでいます

おばさんの再勉強

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秋学期が始まり、私の勉強もスタートした。

環境政策に携わる人(主に文系の生徒)に対して、
環境科学の知識を身に付けさせようというというコースであり、
授業は、地球温暖化、生態系、エネルギー、土地利用など幅広い。

地球環境や生態系がおかしくなっていることを、私なりにきちんと理解したうえで
わかりやすく説明できるようになりたいと思っていたので、
このコースはぴったりだわ!!と飛びついた。

毎回違うテーマの学術論文をいくつか読んで討議する授業だ。
高校卒業以降、ほとんど文系の教育しか受けていない私にとって、
とても新鮮な授業内容なのだが、
課題の論文が学術論文なので、読むのがかなりきつい。
教授は、文系の学生でも理解できるような内容のものを選んでいるはずなのだが、
何回読もうとしても???のケースもある。

昨日は、私が割り当てられた論文をまとめて、自分なりの批評を発表する番だった。
内容は「長期環境政策のための統合評価モデルのケーススタディの結果」。
ドイツの経済学者が書いたものらしいが、
密度の濃い文章と、わかりにくーいグラフがいっぱいの論文だ。

課題は自宅のPCで印刷して読むのだが、
私は紙の再利用として、要らない紙の裏面に印刷する。

我が家に大量にある紙といえば、
息子たちが学校から持ち帰るプリント類、お知らせ用の紙である。
こちらの学校では、宿題はほとんど紙一枚(表だけ印刷してある)。
子どもたちは、学校に提出した数日後、表だけ使った紙を大量に持って帰る。
それを、印刷用に使っているのだ。

紙の再利用はよいのだが、
そこで困ったことに気が付いた。

眉間にしわを寄せて、
「An integrated assessment model is applied to explore options for long-term climate policy by
idetifying permitted emission corridors」という文章で始まるペーパーを1ページ読む。

ページをめくると、ページの裏にある
「この絵に鉛筆がいくつ隠れているかな!」という絵や
よくできた宿題に対して、子どもの担任の「WOW!!]や大きい星マークが書かれている紙とか、
学校の給食の献立、ジグソーパズル、
「僕は鬼ごっこが好きだ」などが書いてある子どもの作文
などが現れてくるのだ。

ついつい読んでしまうので、集中できない。

「二酸化炭素の排出許容範囲のグラフに影響を与えるのは。。」と考えた後で
「昨日はお弁当持って行ったけど、明日の給食のメニューは何かしら」と考える。

「どうして学者はこんなにわかりにくい言葉を使うんだろう」と思った後で、
「一年生の作文は、ほんとうに可愛いなあ」と数年前の子どもの思い出に浸る。

また、学校からもらってくるプリント類は、ピンクとか黄色の色付きの紙であることも少なくない。
私のノートは非常にカラフルである。

教室でノートを開くのがちょっと恥ずかしい。
違う紙を使ったほうがいいかもしれない。

それにしても子どもが持ち帰る学校関係の紙の量の多いこと。
どうやって使えばいいんだろう。学校では、リサイクリングすればよいと思っているらしく、
毎日、大量の紙が印刷され捨てられている。

私にできる紙の再利用と思って始めたけどなあ。。。

ちょっと一息

「これで、君を怖がらなくていいんだね」と夫が冗談気味に言った。

なるべく日常生活には支障をきたさないように勤めたが、やはり最近の私は異常だったようだ。

環境法のクラスの中間試験であるペーパーを提出したあとの夫の言葉である。

以前の記事にも書いたが、最初からとても手ごわいコースであった。

一ヶ月もするとかなり慣れてきて、授業にもついていっているなあという手ごたえを得ていたのだが、

中間試験は、本当に大変だった。

試験勉強をしているからといって、誰かが食事の支度をしてくれるわけでもなく、子どもたちの
送り迎えが減るわけでもなく、洗濯物がひとりでにきれいに洗われてたたまれるわけではない。

環境団体の仕事もいっぱいあったし、その他のボランティアもあったし、
私はきりきり舞いだった。(ブログも更新できなかったなあ)

おそらく「オニ」のように怖かったのであろう。

もちろん、夫は私の状態をちゃかして「ああ、怖かった」(ちゃんと日本語で)と言ったのだが、

ストレスは簡単に人間を変えてしまうのだ。

私は深く反省した。「ちょっと無理しすぎたなあ」と。


一年前ぐらいのブログ記事にも確か同じような内容を書いたと思うが、
私は、何でも頑張りすぎる傾向がある。

これがA型性格なのか、日本人気質なのか、日本教育の悪い所なのか、あるいは
ただ単に、自分の生まれつきの性格の所以なのかわからないが、

”頑張りすぎ”はよくない。
「あり」と「キリギリス」の中間ぐらいがよいだろう。

1度やり始めたことを途中でやめることがきらいな私は、やりかけたことの多さに
アップアップ(貧困な語彙だなあ)することが少なくない。

今回もやってしまった。家族はいい迷惑だろう。

中間試験をこなしながら、学ぶことも多かった。

試験では、提起された問題に対して自分の意見を
自述べ、その反対の立場の意見を言い負かすのだが、それが
いかに苦手かということもよくわかった。

私は、もともと問題に白黒つけるのよりも、白の立場もわかるが、黒も一理あるじゃないか、
というような見方が好きである。
映画でも小説でも、正義の味方が、悪者をやっつけるストーリーはあまり好みではない。

この試験では、私はこういう意見だが、反対意見もわかるなあという
回答はしてはいけない(と私は判断した)。

あくまでも自分の意見の正しさを主張しなければいけないのだ。
答えを下書きを書きながら、Aという意見も正しそうだが、Bももっともだなあ、
とAだBだといったりきたりしているうちに、何時間も過ぎてしまう。

単に自分の意見がはっきりとしていないだけかもしれないが、
私にとっては、両方の言い分を十分に理解するプロセスが勉強になった。

でも、そのために「オニ」のようになってはいけない。
それも、仕事の上司が命じた仕事でもなんでもなく、
自分で抱え込んだ仕事に自分でつぶれるなんて
愚かだろう。

というわけで、ちょっと一息つくことにした。

これから会計士に会って、昨年度の税金申告をしたあとは、ちょっとのんびりすることに
した。

化粧品売り場で働いている友達に、変身メーキャップをしてもらうのもいいし、

ご無沙汰している友達と、桃の節句を祝うのもいいし、

息子たちに学校を休ませて、ちょっと遠くまで出かけてスキーを楽しむ計画も立てた。

本来の自分(これもちょっと恐ろしいのかもしれないが)

に戻るために。

これも前に書いたと思うが、「心」を「失う」ような「忙」がしさ
はよくない。

てきとうにさぼりましょう。

やっぱり無理かなあ

先週から大学のコースが始まり、私は再び「学生」になった。

学生になったといっても、取っているのは夜間のコースとオンラインのコースの二つなので、

フルタイムの学生になったわけではないが、夜間のコースの準備と宿題に多大な

エネルギーと時間を取られて、あっぷあっぷ状態だ。

私が登録したクラスは、社会人対象の環境法と環境政策の大学院プログラムの必須コースなのだが、

大学4年生にも開かれているようで、クラスメートは皆、私の半分ぐらいの年に見える。

地元の環境団体では、60ー70歳代の人と働いているので、自分はまだまだ若いつもりでいたが、

やはり20代前半の若さにはかなわない。

女の子はお肌が輝いている。(いいなあ〜)

いや、こんなことを書いている場合ではない。

そのコースが手ごわいのである。

環境団体の活動をするにあたって、環境法とか政策の知識があるのは大切だろうと思って
コース登録したのだが、法律とか判例を読むのがこんなに大変とは知らなかった。

1度すーっと目を通しただけでは全然だめ。
重要な専門用語を調べて、2度目読むと、何となくわかるが、被告側の論拠、裁判官とか法廷の判決の論拠が入り組んでいてはっきり理解できない。
ノートをとり、図解(私にはこれが必要)すると、かなり分かってくるが、
えらい時間がとられる。

「慣れればすーっと論旨がわかるようになるから」と教授は言うが、
一つ10ページぐらいの判例を13読み(10個であきらめた)、ライティングの宿題をこなすのに、
何十時間かかってしまった。それで授業でディスカッションするときには、
半分以上、読んだ内容を忘れていた。

私が英語ネイティブでないから大変だと思っているだけではなさそうだ。
唯一の社会人クラスメートは、「常勤勤務して、こんな非常識な量の宿題こなせない!」と
早々とドロップアウト。

私もどうしようかと迷っている。

時間がたっぷりあったら、アメリカの環境法を知るのは面白く、
例えば、ごみは「商業の要素」として捕らえられるので、
ある州が、他州とのごみ処理に関する法律を制定すると
憲法の「通商条項」に違反するとして訴訟になるなど、
アメリカならでの事情が理解できたりするのは、ためになる。

でも私がおそらくこのコースから期待していることは、法律の知識よりも
「環境問題に関して人やお役所を説得できる論議ができるようになること」
という実用的なスキルなのだと思う。

別に弁護士のように話したいわけではないし、私にはとても無理だと思っているが。
感情に走るのではなく、筋道のたったArgumentができるようになりたいと強く思っている。

ある問題に対して、自分の立場を決め、論理的に議論させるという訓練を
日本の教育は行っていないと思う。
少なくとも、私はそういう教育を受けてこなかった。

Argumentは訓練次第で、かなり上達する。長男は5年生だが、
小学校で既に、自分の意見をいかに効果的に伝えるかという練習を始めている。

世の中、説得力のある意見だけが通るわけではないことは十分承知しているが、
説得力のある話し方や書き方ができたら、少しでも違いをもたらせるかもしれないという
希望も持っている。

でもそのためには別にコースで勉強しなくてもいいかもしれないな。

アメリカの女性の再就職の本に書いてあったが、女性が再就職するときに
「自信」を取り戻すために、再度勉強するケースが多いそうだ。

1度主婦になってしまうと、取り戻すのが難しいのが「自信」だ。
私も、年とともに「ふてぶしさ」と「度胸」は身に付けたが、
仕事に関する自信は小さくなってしまった。私はそれも求めているのであろう。

「何のために自分が頑張っているのか、頑張りたいのか、それが
どれだけ価値のあることなのか」を
もう一度問い直せということなのだろう。

「ママー、ただいま!おなかすいた〜」
子どもたちが学校から帰ってきた。

「学生」から「母」に変身する時間だ。

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