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『中国製ギョーザ中毒事件』が発生してから、一週間余が経過してしまった。
その間マスメディアは(ワイドショー等)は事件をセンセーショナルに伝えて、日本人の中国産食材に対する不信感は日に日に高まっているようだ。
今朝のテレビ報道等によると、「日中友好を快く思わない過激派が、故意に毒物を混入させた疑いがある」と中国政府幹部が指摘したとか。
そしてその過激派については、「日本と中国双方に可能性がある」と述べているというから。日本国内で燃え上がる中国産食材バッシングに対する、釈明というか抗議の姿勢を表明したものかもしれない。
この事件は日本側が中国産食材のズサンな管理を糾弾し、中国側がゴメンナサイと非を認めるという収束にはなりそうにない。過激派犯行説が持ち上がったことで、事態はいよいよ混迷の度を深めているのではないのか。
しかしスーパー等に並ぶ廉価食材の大半が、中国産というだから困ってしまう。もう日本人の食生活は中国産なしでは成り立たないというのが現実らしい。
いくら先進国を気取っても自国民の食材確保が、他国(中国)頼みというのでは何とも心もとなく情けない。
「毒入りギョーザ云々……」と連日テレビニュース等で煽るから、中国産食材は全て毒物混入しているような錯覚で人々は疑心暗鬼、日本社会は『食材パニック』ともいえる状況に陥っている。
とはいえ悲しいかなアタシは負け組み下層社会住民、廉価な中国産食材を避けていたのではタチマチ家計が破綻してしまう。
もし中国産食材で体調を壊したら、「運が悪かった」と諦めるしかないのかも。
それから消費期限偽装問題で営業中止になっていた、三重県伊勢市の老舗和菓子メーカー『赤福』が、昨日午前五時から営業を再開したようだ。
営業再開したにしても、さぞや世間の風当たりが厳しいはずと思いきや、開店を待ちわびた人々が長蛇の列をなしていたという。
しかも行列の先頭は開店前日から徹夜で並んでいたとか、消費期限偽装という大罪?を犯したにもかかわらず、これだけ再開が歓迎されるなんて、「老舗赤福のブランド力や恐るべし」と感心したり呆れたりしている。
赤福(消費期限をズルした)再開に喜々として群がった人々だって、おそらく中国産食材のズサンな製造管理には腹を立て、口を極めて非難しているに違いない、だけどその反応の落差って何だろうか。
オリンピック開催を控えて経済発展が著しいとはいえ、まだまだ中国は途上国という側面は否めない。食材の品質管理等、几帳面な日本人の感覚からすれば、中国のソレが雑に思えるのは仕方ないのかもしれない。
しかし、昨今の中国産食材バッシングがヒートアップすると、日中紛争にまでエスカレートしそうな危惧さえ覚える(考え過ぎか?)。
中国産食材に対するクレームは厳しく伝えるにしても、ただ一方的に中国産食材を糾弾するだけでなく――日本人(先進国民)としては、罪を犯した『赤福』を許し歓迎した方々と同様の太っ腹な態度を、中国側にも見せて欲しいものだ。
それに消費期限、産地、牛ミンチ等々の偽装とか、日本国内にもモラルに欠ける食品関連業者が続々発覚しているし……中国産食材を一方的に断罪する資格が、我が方にあるかどうかも疑わしいけど。
だって、これまで安い中国産食材の恩恵を受けてきたし、これからもより安全かつ廉価な中国産食材のお世話になるしかないのだから。
寛容な態度で中国産食材の生産管理の向上を見守り、それを援助するくらいの余裕を持ちたいものだ。
このところ、中国産ギョーザ中毒事件をはじめ、不倫殺人とか母子心中とか殺伐としたニュースが多く、鬱気味のアタシを益々鬱方向に追い込む……できたらホノボノとした話題だけを耳にしたいものだ。
ホノボノといえば、このところ人気沸騰中のテレ朝『ちい散歩』は、ズバリ『ホノボノ印』の番組である。
『ちい散歩』といえば、番組冒頭に登場した俳優・地井武男(六十五歳)が、
「皆さん、最近歩いてますか! 散歩って良いですよ〜。さぁ、散歩に出かけましょう!!」
と挨拶をしてから都内近郊のスポットを訪れ――散歩中にその土地の店に立ち寄ったりして交流を深めながら、街の紹介をしていく趣向の番組である。
番組が視聴者から好感を持たれている要因は、なんといっても散歩人・地井武男のザックバランな人柄に尽きる。
二枚目とは言えないまでもホドホドに整った男らしい顔立ち、笑うとヤンチャな少年そのものの表情になって可愛い。
ガッシリした体つきで腕っ節も強そう、女性に甘えられるとデレデレに照れるが、いざとなったら男気を発揮して守ってくれそう。
彼は兄一人、姉六人の末っ子だとか。これだけのお姉さん達に囲まれた環境にいた男の子というのは、普通はナヨナヨと女っぽく育つはずなのに、彼の場合はまったくその気配がなく典型的なガキ大将タイプである。
番組で興味を惹かれる物を見つけると駆け出したり、児童公園あたりでブランコがあると必ず乗っかって無邪気な様子でこぎだす。
ぶっきら棒な口調のようでいて、節度のある礼儀正しい物腰や。そして番組の締めくくりで描く、ホノボノとした水彩画等も好感度アップの要因か。
きっと女性に(いや、男性にも)モテモテのはず。華奢でウジウジしたアタシとは真逆のタイプ、アタシが男なら地井武男みたいな男になりたかった(ヲイヲイ、オマエは男だぞ!)。
※それから地井武男に関する蛇足情報だけど……彼の姉さんの旦那が、読売ジャイアンツ『V9』初期の大エース『エースのジョー』こと城之内邦雄投手である。そして城之内投手の兄さんの孫が、オニャンコ出身の演歌歌手・城之内早苗である――(若い方にはこんなウンチク、ウザイかもね!?)。
それで、今頃話題にするのは遅過ぎるけど、三週間前(1/16)の『ちい散歩』は『昭和の遊び・女の子の昔遊び』というタイトルで――地井武男が多摩駅近くの民家を訪ね、そこに集う六十歳〜七十歳代の女性達と、『あやとり』や『お手玉』等、昔の女の子の遊びに興じたりしていた。
彼は女キョウダイの中で育ったくせに、ブキッチョというか『あやとり』も『お手玉』もまったく出来なくて、オバサン達から冷やかされていた。きっと少年時代の彼は硬派で、女の子の遊びには目もくれなかったのだろう。
子供の頃のアタシは『アヤトリ』も『お手玉』も得意種目で、女の子に混ざって遊んでいたものだ。ただ、『ゴムとび』や『マリつき』となると、ほろ苦い思いが込み上げてくる。
短いスカートから下着をチラチラさせながら、『ゴムとび』や『マリつき』に興じる女の子達を、アタシは羨望の眼差しで見ていたものだ。
(なんで自分はスカートが穿けないんだろう……)
アタシは自分が女の子でないことを思い知らされ、仲間ハズレになった我が身を嘆き泣きベソをかいていた……あれがスカコン心の原風景だったかも。
思い出すほどせつなくて、涙ぐんでしまうアタシです(ノ_-。)。
※女装系読物HP「スカコン・ルーム」でお待ちしてます。
http://www.geocities.jp/skt25com/geocities/index.htm.htm
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