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◇2005年8月2日(火)・「親分肌は男の華」
スポーツ紙の片隅に載った小さな記事によると――球界の番長・清原と横綱・朝青龍が、銀座の飲み屋で遭遇し一触即発の険悪なムードになったんだとか。
年下の朝青龍が引き下がって大事に至らなかったという顛末だが、たぶん酔っ払った取り巻き同士のイザコザが原因だろうと推測できる。
世間には生まれ付いての親分肌の男が存在する、清原と朝青龍といえばどちらも血の気の多い親分肌の強面。
二人が睨みあう場面を想像しただけで、血湧き肉踊る思いがする。。
サル山のボスではないが男の集団には、喧嘩というか強弱のランク付けが暗黙のうちにあるものだ。
そんな力勝負の男の世界の頂点に立つ者が二人、顔を合わせれば喧嘩沙汰になるのは当然の成り行きだろう。
古今東西、覇を競う強い男たちのぶつかり合いから、ドラマは生まれてきた――強い男同士の勝負こそ、男の真髄、男の華の見せ場なのだ。
アタシは喧嘩沙汰にからっきし弱く、男同士の競い合いのラチ外で過ごしてきたが……強い男のぶつかり合いにはハラハラしつつも、胸がときめく。
ワルで強い男に惹かれるのもまた雌の本能、アタシの乙女心も騒ぐのです。
本日はサマージャンボ宝くじの最終売出し日、近所の売場にも行列が出来ていた。貧乏人の悪あがきアタシも並んで夢を買ってきました。
◇2005年8月3日(水)・「暑さのせいか?ボケたのか?」
猛暑の中、一キロくらい歩き回ってから駅で「記念カードセット(三枚組・\9000)を買おうと、窓口に一万円札を差出す――ちょっと、間をおいたとたん一万円札が千円札に変わっている。
出し間違ったと、慌ててもう一度一万円札を出しかかると、
「これは、お釣りですよ」
若い駅員が笑いをかみ殺しながら、カードのセットと千円札を手渡してくれた
駅員が一万円札を納め釣りの千円札を出した動作があまりに素早く、アタシの動体視力が追いつけなかったようなのだ。
動体視力だなんてもっともらしいこといって、たんにボケたんじゃないの!、いや暑さのせいでしょう、きっと。
オレオレ詐欺やリフォーム詐欺などの被害には、絶対遭わない自信があったはずなのに、この調子ではどうなることやらおぼつかない。
これじゃボケ爺さんの道をまっしぐらかも……いや、どうせならボケ婆さんになりたいわ、邪まな思いを巡らせているアタシです。
◇2005年8月4日(木)・「ヘンタイ連想ばっかり」
「郵政民営化関連法案」の参院審議も大詰め、法案の可否は依然微妙だとか。
テレビでも執行部や反対派の動向に、コメンテーターが侃侃諤諤(カンカンガクガク)。採決だ、議決だ、政局の転換だのと言葉が飛び交っているが……。
アタシは議決と聞くと擬尻(ギケツ・ヒップバッド)を連想するし、政局の転換というと性局の転換イコール性転換しか浮かばない。
せっかくのお堅い政治談議を聞いても、そんな連想ばかりで胸の中は女装ヘンタイ活動してしまう、アタシはまっとうな人生を歩む人間ではないのかもしれない。
連想といえば、アタシは福徳という文字を見てしまうと悪徳と反応してしまう。
福徳銀行や福徳不動産が悪徳銀行や悪徳不動産になってしまうのだから――関係者には大変申し訳ないが、条件反射で福徳が悪徳に転換してしまうから許してもらいたい。
一時スキャンダル発覚でマスコミを賑わした「ヤマリン」という会社があったが、アタシは「ヤマリン」のことを「ヤリマン」と読み違え、
「それにしても随分エロイ名前だ、アダルトビデオ制作の会社じゃあるまいし」
とダメ出ししていたが、どうもヘンタイ連想してしまう自分がいけないんですよね。
「じょそう」と入力すると「助走」、「除草」、「序奏」、「女装」の順で変換される。
女装が完成するまでの過程は――女装するんだと思い描く助走時間があり、髭の脱毛という除草作業にかかる、化粧に着付けと女装の序奏で胸がときめき、そして女装の出来上がり――なんて連想ネタを昔書いたことがあるが、くだらないですよね。
◇2005年8月5日(金)・「アタシはやはり女脳?」
五年ほど前に出版された本だから今更だけど、「話を聞かない男、地図を読めない女」を読んだ。
「男脳・女脳が謎を解く」と副題のついた内容は、かなり具体的に男と女の脳の構造の違いを解き明かし、男女の行動の差異の原因を証明する。
男女の行動の違いの特徴に――女は同時進行で複数の作業をこなせるが、男は一度に一つしか作業をこなせないということがあるらしい。
個人差はあるだろうけど、概ね肯ける結論である。
確かに女の寄り集まりの会話は、声が幾重にも錯綜し――男にはただ姦しいだけに聞こえる。
でも、女達は会話の内容が把握出来ているようなのだ。大概の男には信じられない、驚きの事実だろう。
アタシは子供の頃からながら族で、ラジオやテレビを聞きながら宿題をやったりしていた。
電卓をたたきながらかなり正確にお客の応対が出来て、男の同僚達から不思議がられていたが……。
これはアタシの頭が良いということではなく、単に女脳に近い脳の持ち主だったということなんだろう。
アタシは小器用に仕事をこなしてきたが中味は浅く広く、深く極めた得意科目は皆無である――やはりアタシはそこらのミーハー女のレベルらしい。
でも、女脳に近い自分が嬉しいアタシです。
やっと、「父が彼女で息子が彼氏」の第二章を追加することが出来た。まだ始めたばかりでペース配分が掴めてないが、週一回のペースで更新できたらと思っている、皆様よろしくお願いします。
◇2005年8月6日(土)・「話したいのは自分の自慢話、聞きたくないのは他人の自慢話」
とうとう自殺者も出た郵政改革?騒ぎだけど……。
しかし政争で暑苦しく立ち回ってる政治家の姿をテレビ画面で見ていると、つくづくタフな人種の集団だと感心する。
一般庶民でも人間関係というのは鬱陶しいものだが、一人では生きていけないのが人間の常……「とかくこの世は住みにくい」なんて、昔から多くの人たちがボヤキつつ人生を送ってきたんだろう。
アタシは孤独を愛し無口を気取っているクセに、やはり人恋しくて誰かと話したくなる時がある。
会話といえば、その場にいない仲間の噂話や悪口が一番多く、また無難かもしれない。
誰にでも共通した心理だと思うが……一番話したくて相手に聞いてもらいたいのが「自分の自慢話」であり、逆に一番聞きたくないのが「他人の自慢話」だろう。
相手のあからさまな自慢話に付き合って、うんざりした経験は誰しもあると思う。
自慢話が弾むほど話し手は気持ちが良くなり、その分聞き手はストレスが溜まるという、皮肉な相関関係があるようだ。
自分の自慢話に酔って、相手の気持ちに気づかない奴は下品に見える。
対して自慢話をユーモアに包んで、控えめに話すことができるのが上品な人物だろう。
如何に自分のことを卑下したり、笑い者にしたりても、その話の芯の部分には「自慢のタネ」が潜んでいるはずだ。
自慢話を自慢話に思わせないテクニックの上手下手で、話し手の人格の尺度が測られるられるともいえそうだ。
ビジネスでも恋愛でも、自分を売り込むというのは――極論すれば自慢話を相手に「それと気づかせず」に、心地よく聞き入れてもらえるかどうかに、成否がかかっている。
でも、聞き手の気持ちを気遣い自慢話を披露しても、逆に話し手の方がストレスを溜め込んでしまう。このように、自慢話を嫌味なく話すのは難しい。
だから、極力自分の自慢話を避けて、互いに共通する話題で盛り上がるというのが、人間関係を円滑に続けていけるコツかもしれない。
小さな息子のホラ話をニコニコ肯いて聞いてくれる慈愛に満ちた母親の姿こそ、自慢話を聞いてもらえる理想的聞き手といえる。
素直に自慢話を吐露できる、愛情溢れる相手が多いほど――その人は幸せな人生を歩んでいる、と言っても過言ではないはず。
なんちゃって、猛暑のせいでアタシの頭のネジは相当緩んでしまったのかも……。理屈っぽい世迷い言を並べ立てたりして、お許しください、ホント暑くてまいっちゃうわ!
スカート履いて可愛らしく甘ったれた口調で話せる彼(女)こそ、アタシの究極の自慢話の相手だけど、いませんよね?そんな奇特なお方。
◇2005年8月7日(日)・「左脇ファスナーのパンツ」
レディースのパンツは「前開きファスナー」がほとんどで、「左脇ファスナー」のパンツはほとんど見かけなくなった。
ズボンをパンツと呼ぶようになったのはいつ頃からだったか?
女性のズボンはスラックスと言ったはずなのに、いつの間にパンツの呼称が定着してしまった。
当初はパンツ即下着のイメージで、女性がズボン(スラックス)をパンツと口にするのに、かなり戸惑いを覚えたものだ。女性用のズボンに前開きタイプが登場したのも、けっこう昔のことになってしまったのか。。
それ以前の女性用スラックスはスカートと同じく左脇にファスナーがついていたから、女性の股間に前開きのファスナーやボタンなんて、凄く卑猥なものに見えて……なんてことを言い出すオヤジ感覚は、もう遺物的偏見に違いない。
でも女性は男性と違い小用を足すのに前開きの必要はないはず、前開きの方が着脱に楽という実用的な面があるのかもしれない。
アタシが女性用スラックスを始めて履いたのは学生時代、それはスキー用タイプ・細身のストレッチ素材で左脇ファスナーのスラックスだった。
ウエストは58センチ少しきつめだったが、何とか左腰にホックを留めることが出来た。股間のモッコリが興奮して硬度を増し、収まりが悪くゲンナリしたが――それでも女物スラックスを着用している高揚した快感で、ルンルンだった。
突然、尿意をもよおしトイレに駆け込み、スラックスを下ろそうとしたがホックが左腰に食い込んではずせない。
尿意を我慢してホックをはずそうと悪戦苦闘したが、はずれない!
パニックに陥っている中に、ドッとオシッコが股間にほとばしった。みるみるスラックスの股グラには小水が沁み広がり、裾からオシッコが滴り落ちる。
緊迫した尿意から放たれた安堵感と女物スラックス履いてのおもらしという恥辱の中、倒錯世界で浮遊していた――アタシの隠微で恥ずかしい青春のひとコマ、思い出すたび甘くせつない。
この事件?が誘因か、アタシの意識の中には左脇ファスナーのパンツこそ、女物という固定観念が刷り込まれている。
だけどここんとこ、左脇ファスナーのパンツが見当たらず、不満をかこっていたが……。
先日、リサイクルショップで通販流れのパンツを二百円で買ったところ――極安値段にひかれただけのことだったのに、包装セロファンを破って出してみると、なんと左脇ファスナーだった!
ただ、古めかしいパンタロンタイプなのが玉にキズ。そこでミシンを使い、細身に仕立て?直したら、かなりいい感じの左脇ファスナーのパンツになった。
この左脇ファスナーパンツを履いて、上はオーバーブラウス(シャツ)で着る――心ときめく、ささやかなアタシのレディースファッション。
シャツの裾が風にめくれ、左脇ファスナーが見えたりしないか、そんなドキドキ感を楽しんで歩く小心者のアタシです。
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