女装妄想日記

何でも女装のフィルターを透して……妄想してしまうアタシです

過去・女装妄想日記4

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過去・女装妄想日記4

◇2005年8月8日(月)・「常識って何?」
 郵政法案参院採決は否決され、いよいよ衆院解散総選挙となった。
 選挙したって結局世の中たいして変わり映えしないだろうけど……ただ、この浮き足立ったムード、野次馬気分で何故か心弾む。
 参院の否決で衆院解散は非常識だと、息巻いている連中もいたりして騒然としている。しかし、こうなりゃ非常識もへったくれもありはしない。
 常識ってのは変わらないものと思い込んだりするが、そうでもないことはけっこうある。
 テレビで見る北朝鮮ネタで――北朝鮮では男の長髪は、髪に栄養分を取られて馬鹿になるとかで、いわゆる長髪狩りみたいな雰囲気らしい。
 それじゃ女の髪は長くていいのか?あまりに稚拙な理屈で笑ってしまうが。日本だってそんなエバったことは言ってらんない。
 ついこの間、いやもう三十年以上の昔話になってしまったけど……タイガース、スパイダーズ等のグループサウンズの連中は長髪ゆえ、世間の常識にそぐわないと良識の府・NHKには出演できないという時代があった。
 その頃の写真を見ると彼らの長髪なんて、今ではそこらのサラリーマンにもザラに見るおとなしいものだ。その尺度で測れば小泉首相のライオンヘアーもアウトだろう、NHKは国会中継もできないはずだ。
 このように常識を振り回す正義の論者なんて、いつの間にコロリと趣旨変えして、向こう側で正反対の常識を叫ぶ輩が多いから騙されちゃいけない。
 男の髪の長さを例に挙げたが、強固な常識と思われたものが時代の流れで逆転してしまう、その変わってしまう事象は常識ではなく偏見だったりする、世間に唯々諾々良い子でいるとバカみたりするんだよね。
 だから今現在、常識ということで大手を振ってまかり通っていることでも、実は単なる偏見や思い込みに過ぎないものも多いはず。
 やはり裏に表と疑いのマナコで物事は判断しなければ、知らずに人を傷つけたり、自分が傷ついたりの結果を招くことがあるかもしれない、心せねばと思う。衆院解散のニュースに全然関係ないアタシなのに、テンションがあがってしまい、またまた訳の分からないことを書いてしまった、恥ず……恥ずかしい!
 男のスカートはタブーだが、これも常識ではなく時代や地域の思い込みに過ぎないだろう。
 イギリスの伝統的男性の民族衣装キルトなんて、まぎれもないスカート!旗本退屈男の派手な着物姿は女性のドレス姿と重なる。
 だけど、ニュースでチャールズ皇太子がキルトを履いて、歩き回っている姿を見るとアタシは妙な違和感を覚える。女装嗜好のアタシは自分の秘密を暴かれているようで、よけい落ち着かない。
 長髪と同様に男のスカート解禁になったら、アタシは手放しで喜べるのかというと、決してそうではないみたい。
 そこら中の男共がスカートで闊歩するなんて、アタシは嫌!
 可愛らしいスカートを履けるのは、アタシのような女装嗜好の者だけに限って欲しい。
 なんとも手前勝手で偏狭な論理をかざすアタシ……でも、女装の方なら分かって下さいますよ、ねッ!

◇2005年8月9日(火)・「どっちがエッチ?」
 プロ野球・仙台宮城フルキャスト球場での巨人対横浜戦――今季限りで引退を表明した横浜・佐々木主浩投手の故郷での最終登板とか。
 二回裏に佐々木登場、バッターはライバル清原というお膳立てで大盛り上がり。
 涙目の清原が渾身の空振り三振に終わり、マウンド近くで大男二人が軽く抱擁するという感激のシーン。
 これってヤオイかしら?って野球ファンには失礼な失礼な言い草、ごめんなさい。
 まったく脈絡のない前振りに、なってしまったが……。
 男の手が女の子の胸を触ったとする。
 「エッチ!」
 すかさず、女の子は男を非難するだろう。はたして男の手はエッチだろうか?
 同じ男の手が幼い男の子の胸を触ったとする。男の子は嫌がる素振りは見せたとしても、
 「エッチ」なんて反応はしないはず。
 同じ男の手なのに触った相手によって、エッチと言われたり不問にされたり、不思議と思いません。
 そう、エッチになるかどうか?は、触った男の手のせいではなく――触られた相手の本質によるんですよね。
 「おい世の中のチャラチャラした女ども、少し体が触れただけで男をエッチ呼ばわりすんじゃねェぞ、ズバリ言うわよ、エッチはおまえ、女の体がエッチだ、つーこと!」
 決してアタシは、痴漢を擁護しているのじゃありません(バカッ、お前が痴漢じゃねえのか?、いえいえアタシは女ですから)。
 思春期あたりの女の子が男を汚い者を見るように見下したり、父親の下着を洗濯物の中から別に除けたりするという、ことなど聞くにつけ――その身の程知らずなノボセように腹が立ち、珍妙な小理屈をコネクリ回したりして、面目次第もございません。
 本音は女の子に憧れるあまり、どうあがいても女の子になれないマガイ女の、妬み僻み嫉みの三段活用、愛憎入り混じったアタシの繰言……お聞き流して下さいませ。

◇2005年8月10日(水)・「お笑い芸人の女装」
 若手お笑い芸人ブームだという。
 アタシもエンタの神様、笑いの金メダル、オンエアバトル等の番組を追っかけているから、相当ハマっているみたい。
 アンタッチャブル、ギター侍・波田陽区、レギュラー等売れっ子が続々、アンガールズなんて何本CMに出ているやら。
 デビ夫人やピンクレディーの恵ちゃんは、ヒロシがお気に入りらしい……お水系?芸能人が元ホストのヒロシをお好みなんて、わかりやすくて笑ってしまう。
 今、アタシのイチ押しはオリエンタルラジオという若手コンビ。
 「武勇伝、武勇伝……」
 と連呼しながらの二人の掛け合いは、テンポのよさとセンスが抜群、
 ♪いみはないけどォー……♪のハモリも心地いい。
 昔からお笑いといえば女装ネタはつきもの。
 たいてい女装をバカにした汚い女装で幻滅だったが、最近はそれなりにオッと思える女装が登場するから嬉しい。
 アンジャッシュの渡部クンなんて、見るからに女装の似合いそうな美形。
 ポイズン・ガールズ・バンドの阿部クンのユメちゃんは、ブスだけどそこらへんにいそうな女の子で可愛い。
 同じ流れか、次長課長の次長河本クンの女装も凄くナチュラル。
 テイクツーの東クンもTBS・「はなまるマーケット」でのレポーター役の女装は男のときから想像すると、かなりイケた女になっている。
 ドランクドラゴンの鈴木クンなんて、メガネの細目に尖がった唇――失礼だけど男としても不細工な方なのに、女装したら長い髪の色っぽい女になって――その落差に吃驚。よく言われることだが、いい男が必ずしもいい女に変身できるわけでもなく、平凡な顔立ちの男が美女に化けるというが、彼はその典型かも。
 南海キャンディーズのしずちゃんは百八十二センチの大女、そのわりに愛らしいく、長身女好みのアタシには気になる存在。
 森三中の大島さんがフジ・テレビ「リチャードホール」で演ずる、おどやんという呑んだくれオヤジのキャラは絶品、女装でいうパスの男装版かも。

◇2005年8月11日(木)・「女の楽屋裏見せ過ぎじゃないのかしら?」
 生理用品のCMがテレビの画面から流れると落ち着かなくなるのは、男としては普通の反応だと思う。
 1961年わが国女性の生理処理に革命をもたらしたといわれる、ナプキンが発売され――1976年には研ナオコがアッケラカンと生理用品のコマーシャルに出てからは、従来の月経を恥ずかしいもの、隠すものという常識は打ち砕かれてしまう。
 人前で生理用品の話題をアケスケに口にする、女の子の存在も珍しくなくなった。さすがに最近は性的イメージを掻きたてる、タンポンのCMは見なくなったけど。
 その他にも腋毛処理、ブヨブヨ腹のダイエット、便秘薬と美を求める女心に媚びるCMが氾濫している。
 「多い日も安心」
 「寝ている間のモレをしっかりカバーしてくれます」
 なんて女の楽屋裏丸出しのコピーを耳にすると、女にロマンチックな夢を抱く純な男の子は幻滅するだろう。
 やっぱり女の楽屋裏を見せ過ぎじゃないのかしら?セックスレスの男が増えた背景には、生理用品のコマーシャルの影響も少しはあるかも。
 生理の秘匿性から解放されたとはいえ、女性の立場からすると月経なんてのは、鬱陶しく辛く女に生まれたのを怨みたくなるシーンらしい。
 それなのに女装者ってのは、女性専科ならダボハゼみたいに何にでも食いつき羨ましがる、因果な生き物だから生理だって憧れの対象になってしまう。
 「女性のデリケートゾーンのかゆみに○○軟膏」
 女性タレントの口上に(スケベ心抜きに)胸ときめかすアタシって、救い難いバカですよね。

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