|
【田村秀男のお金は知っている】財務省ならぬ「経理省」が国民を貧しくする ひたすらつじつま合わせに熱中…
2018.4.14 10:00
財務省は誰のために何を守っているのか
学校法人「森友学園」の国有地売却をめぐる決裁文書(「森友文書」)の改竄(かいざん)に続いて、学園側に対する財務官僚の嘘の口裏合わせ依頼が明らかになった。知り合いのある財務官僚元幹部が「ウーン、財務省は経理省なのか」とうなった。(夕刊フジ)
財務官僚の文書改竄や口裏合わせ工作は「自分は間違うはずがない」という無謬(むびゅう)神話に浸りきっているエリート官僚特有のなせるわざである。それは数字のつじつま合わせに苦心する経理担当者とも言えようか。
財務官僚の特異な財政の考え方は、財政健全化=財政均衡=支出削減・増税だ。何しろ一般会計と特別会計の純合計が国内総生産(GDP)の約4割にも上る財政を扱う。算術方式は小学生の算数で済むが、複雑かつ多岐にわたる項目を処理しなければならないから、確かに最も優秀な頭脳を持つエリートが取り組むのに値するのだろう。
算数で国家経済の最大部門を考えるとどうなるか。財政収支を均衡させるためのつじつま合わせのやり方は、まず歳出を切りまくる。それでも財源が足りないと税収を増やすしかないが、税収は景気次第だから官僚の手に負えない。となると、増税しかない。手っ取り早いのはまんべんなく徴収でき、しかも景気変動にほとんど影響されない消費税の税率引き上げだ。こうした経理の考え方で財政政策を決めるのが財務官僚である。
足し算、引き算、掛け算によるつじつま合わせは、家計簿の考え方に近い。
財務官僚の思考方式は家計簿と取っ組む主婦同然になるといえば、叱られるかもしれないが、論より証拠。財務省のホームページを見ればよい。
国の財政を家計に例え、一家計のローン残高5397万円に相当すると、堂々と論じている。
経済学の常識と企業財務の知識があれば、ただちにこれがフェイクであると見抜かれるはずなのに、各紙とも財務官僚のブリーフィングを真に受けて、「国民1人当たり約858万円の借金を抱えている計算になる」と財政赤字を報じてきた。
国民は金融機関経由で政府債務の国債という資産を持ち、運用している。それを国民の借金だと言い張るのは、詐欺師だ。日本以外の世界にそんな国民をバカにしたエリート官僚がいるのだろうか。
もっと恐ろしいのは、財務本来の考え方が欠如している点だ。財務とは負債の部と資産の部を基本にしている、経済は貸し手と借り手で成り立つ。借り手がいないと国は成長できない。国民は豊かになれない。デフレ日本は家計に加えて企業もカネを貯めて借りない。となると家計が豊かになるためには、政府に貸すしかない。
政府が借金を減らすなら、貸し手の家計は為替リスクのある海外に貸すしかなくなり、円高で損する。増税で家計から所得を奪うなら、やはり家計は貧しくなる。
「経理省」に化した財務省は債務が国民全体を豊かにする真理が眼中になく、ひたすら予算書のつじつま合わせに熱中する。文書改竄も経理官僚の延長なのだ。(産経新聞特別記者・田村秀男)
|
全体表示





自分は先生のブログの考えを理解出来ます。
自分は18年前に非正規に陥ってから、大好きな将棋の趣味の時間を減らしてネット情報や識者の本を読み日本の景気が何故こんなに悪くなったかを勉強しました。
たどり着いたのが先生ブログと植草一秀氏などのブログ・メルマガと彼ら識者の本です。何か本当の真理を見つけた気分になりました。
権力を持ち自分は誰よりも頭の良いと自認している人は、自分の失敗を認めたがらないのかと思います。それと赤字国債を出さないことを真理としているのですかね。それと外国の特務機関の影響もあると思います。
失われた28年の最大の要因は国民の購買力の減少と思います。内需、購買力は分配をある程度しないと保てないという思いに至りました。
[ sag*hon**ou ]
2018/4/15(日) 午前 9:49
20世紀初頭、アメリカで自動車の大量生産システムを確立させ国を興隆させたヘンリー・フォードは、自動車工場の労働者が車を買える賃金を労働者に払い、その労働者が車を買う事で自動車が大量に売れ、アメリカに大量消費社会を実現させています。
ヘンリー・フォードは内需の要諦は購買力だと認識していたと思います。法人税減税で税収を半分し、所得税の税収を半分にし、配当所得は2割の格安。
日本は、逆進性がある消費税増税と逆進性がある人頭税的社会保障費負担増で可処分所得を減らし、中底辺の購買力を落とし消費にダメージを与えています。
これは四則計算で理解できる範囲と思いますが。
[ sag*hon**ou ]
2018/4/15(日) 午前 9:50