同棲に至るまで

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彼と出会い、同棲に至るまでの2年半に渡るエピソードです。
ここを乗り越えられたからこそ、今があると思います(´-`)
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若さ故の選択

あたしのことを一度フッといて、都合のいい話だと思いました。
あたしがここまで立ち直るのに、どれだけの時間がかかったことか。
その間、他の誰とも恋愛が出来なかったこと。
色々と考えました。

勿論、都合のいいことをわかってながら彼は告白してきたのです。
申し訳ないという感じでした。
聞くと、あたしと別れてから、気になっていた女性とは数回連絡はとっていたものの
告白もせずにいたそうです。
彼は彼自身よく考えて、あたしとヨリを戻したいと思ったそうです。

あたしは迷いました。
彼か27歳の男性か。
27歳の男性と付き合えば、幸せにしてくれると思いました。

一週間考えた結果、誰かに幸せにしてもらいたいけれど、
幸せにしてもらうことより、幸せにしたいと思う気持ちの方が多きかったのです。
その対象は27歳の男性ではなく、彼だったのです。

もし、あたしがその時、20歳ではなく、30代だったら、
きっと幸せにしてくれるだろう男性と付き合っていたと思います。

それから、あたしと彼の同棲生活は始まりました☆

立場逆転

たった一週間という期間ですが、
彼と付き合った期間は、あたしはあたし自身を表現出来てなかったと思います。
あたしの方が彼のことをうんと好きだったので、
彼の発言や行動にビクビクしていたと思います。
彼と別れたくなかったからです。

半年ほどの友達以上恋人未満の不思議な関係は、
彼と別れてからあたしを苦しめるようになりました。

別れてからあたしと彼はうまくいっていました。
前のように彼の部屋に遊びに行くことは減ったものの、
飲み友達のような関係でした(笑)
「その後、気になる女性との関係はどうよ?」
と自然に聞けるほど、気持ちの整理もついてきていました。
きっと、こういう整理は男性より女性の方が得意じゃないでしょうか?

半年が経ち、あたしは彼に対する恋愛感情をなくすことが出来ていました。
ここに至るまで、たくさん努力してきたと思います。

そんなあたしにも気になる男性が出来たのです。
その人は27歳で、結婚を前提に付き合って欲しいと言われていました。
あたしは正直迷っていました。
何故迷っていたかというと、やはり彼のことを完全には忘れていなかったからだと思います。
27歳の男性は、あたしが過去の恋愛を引きずっていることも知っていました。
その恋愛が落ち着いてからでいいから、付き合って欲しいと言われていました。
男性はとてもいい方でした。
当時のあたしより7歳も年上ということもあり、全てにおいてリードしてくれるし、
優しいし、誠実だし、言うことなかったと思います。
「いいなぁ。こんな人と一緒にいたら幸せにしてくれるんだろうな」
と思いました。付き合いたいと思いました。
でも、その一歩を踏み出せずにいました。

そんな時に彼から連絡がきたのです。
久しぶりの彼の部屋は、何も変わってなくて安心しました。
あたしは彼と別れてから、彼の幸せを願っていました。
幸せになってね。あたしも幸せになるよ。という思いでした。
勿論、彼は最近あたしにいい人ができたことは知りませんでした。

どことなくギクシャクした様子の彼は、少し緊張していました。
そして、あたしは彼から付き合って欲しいと言われました。
あたしは、妙に落ち着いていました。
あたしと彼の立場は昔と逆転していました。
まるで、昔のあたしを見ているような気持ちでした。

煙草

そんなこんなで、あたしと彼はたった一週間の恋人期間を終えて友達になることに。
あたしは毎晩のように泣いていました。
どうにかして彼を忘れようとしました。
あたしが煙草を初めて吸ったのは、彼と別れてすぐのことでした。
煙草の銘柄は彼と同じでした。

男性にフラレタのは人生で初めてでした。
10代最後の冬でした。

普段は男勝りのサバサバした性格なのに、彼との失恋であたしは、
あたし自身、ものすごく女々しいことに気付きました(笑)

でも、失恋って、すっごく好きな人にフラレルのって、
すごく辛いけど、何も考えられなくなるくらい辛いけど、
いいものだと思います。
いい経験だと思います。

失恋の痛みは、男の人も女の人も素敵にする力があると思います。

友達

次の日の夕方、あたしは彼に呼び出されて彼の部屋に行きました。
昨日の事が頭から離れなくて一睡もしていないあたしは、目が腫れあがってひどい顔でした。

あたしは緊張していました。
彼の発する言葉に耳を澄ませていました。

「別れてくれ」

一瞬何を言われたのか、わかりませんでした。

「なんで?どうして??」
あたしは声が震えていました。

「好きな人ができた」

「誰?あたしの知ってる人?」

「○○○」

それは昨日深夜に迎えに行った女性の名前でした。

あたしは今でも彼女と同じ名前を聞くと、この事を思い出します。
あたしはたくさん泣きました。
昨夜、もうこれ以上涙は出ないというくらい泣いたにも関わらず、
いっぱい泣きました。

あたしにチャンスはないのか聞きました。
彼は昨日一晩考えた結果だと言いました。
こんな時、チャンスは貰えないものなんでしょうか?

彼も泣いていました。
彼の涙はその時が初めてでした。
自分の中で、もう2度と恋愛はしたくないと思っていたのに、
自分のことを好きになってくれて、ありがとう。
人を信じて恋愛することを教えてくれてありがとう。
気持ちに答えられなくてごめん。

あたしはその言葉で十分でした。
普段、自分の気持ちを口にしない彼が一生懸命あたしに気持ちを伝えてくれたんです。
あたしは幸せでした。

彼は2年ほど前からその彼女のことを気にかけていたそうです。
でも、過去の失恋から前に踏み出せずにいたそうです。
彼女と会う機会も減ってきた頃、丁度あたしと出会ったのです。
それで、久しぶりに彼女と会って、彼女のことが好きなことに気付いたそうです。

あたしじゃなかった。
彼にとって特別な女性はあたしではなかったのです。

「友達しようよ!!」
あたしは元気よく言いました。
だって、このままバイバイは悲しすぎる。
あなたの気持ちはわかったから、あたしもあなたに対する恋愛感情は捨てる。
すぐには無理かもしれないけど、友達しようよ。

彼は泣きながら抱きしめてくれました。
抱きしめられて、あたしの涙腺はゆるみっぱなしでした。

大学1年生の12月、彼に告白された日から一週間後のことでした。

眠れぬ夜

彼と付き合えることができて、あたしは幸せいっぱいでした。
同じマンションの2階と3階。
あたしと彼の空間でした。

付き合ってちょうど一週間後の深夜2時頃。
彼の携帯が鳴りました。
彼の1つ上の先輩からの電話で、駅まで迎えに来て欲しいとのことでした。
女の人からでした。
その女性の名前はあたしも以前から「たまり場」でよく耳にしました。
でも実際に会ったことは一度もなかったのです。
彼はあっさりと迎えに行きました。
あたしと彼は付き合ってはいるものの、多少の温度差はあったと思います。
あたしの方がうんと彼のことが好きでした。
でも、それを重く思われたくない。そう思っていました。
「2人はこれからだ」
と自分に言い聞かせていました。
だから、ほんとは迎えに行って欲しくないなんて絶対に言えませんでした。
あたしも一緒に連れてって、ということも。
我慢していました。でも恋愛に多少の我慢は必要だと思うのです。
我慢と思わなければいいと思っていました。

駅まで車で20分。駅からその女性の家まで送るの?すぐに帰ってくるの?
それすら聞いていません。
今考えると、彼に嫌われたくなかったのです。

あたしは眠れませんでした。
1時間が経ちました。
あたしはパジャマのままで2階の彼の部屋に行きました。
すると彼の部屋には明かりがついていたのです。
あたしは胸がいっぱいになって、堪え切れずにノックしました。
ドアを開けた彼は少し慌てていたようにも見えました。
「なんであたしの部屋に帰ってこないの?」
答えはすぐにわかりました。
彼の部屋には、名前だけ知っている会ったことのない女性が座っていました。
あたしはその時、頭を思いっきり殴られたような気持ちになりました。

でも、平然を装って、あたしは部屋の中に入りました。
その女性はびっくりしていました。
彼と2人きりでビールを飲んでいました。
彼にはずっと彼女がいないこともきっと知っていただろうし、
出来たことも聞いてなかったことでしょう。

でも、「たまり場」のお陰でお互い名前だけは知っていたのです。
その女性と何を話したか、不思議と全く覚えていません。
ただ、あたしは動揺することもなく平然としていたと思います。
30分ほど話して、女性は部屋を出て行きました。

その後、彼から一人になりたいと言われ、
問い詰めることもせず、あたしは一人、自分の部屋に戻りました。
その夜あたしは一睡もできませんでした。
ただただ声も出さずに泣いていました。

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