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さて、今日は勤労感謝の日と言うこと、労働者に感謝しましょう。ということなのかもしれないが企業が外需頼みの好況でマネーをたんまり溜め込んでいるそれを労働者にも感謝と言う事でもっと配分して欲しいものである。それとあんまり関係ないが豪州では労働党が久しぶりの政権復帰になりそうである。がその影に・・・。
<[豪州]下院総選挙24日に投票 労働党に政権奪回の勢い >(毎日新聞)
【シドニー井田純】オーストラリアで24日、下院(定数150、任期3年)総選挙の投票が実施される。5期目を狙うジョン・ハワード首相(68)の与党・保守連合は最終盤まで劣勢を回復できておらず、ケビン・ラッド党首(50)率いる労働党が11年8カ月ぶりに政権を奪回、03年のイラク戦争で米国を支持した親米政権が退場を強いられる可能性が高まっている。ハワード首相自身も、労働党が擁立した元人気女性テレビキャスター、マキシン・マキュー候補(54)に議席を脅かされており、危機感を強めている。
ハワード首相が74年以来議席を維持するシドニー北部のベネロング選挙区。中心部に近いイーストウッド駅周辺には中国、韓国系の看板を掲げた商店が軒を連ねる。韓国系男性のクーさん(41)は「この国の政治も変化があってもいいころだ。私たちアジア系有権者の大半は今回、労働党に入れると思う」と話す。
同選挙区の住民はかつてほとんど白人だったが、選挙区変更などの影響もあってアジア系移民の比率が高まっている。地元紙によると、イーストウッドだけでも中国系人口は約1万2000人と全国2番目の規模だ。韓国系も約5000人が暮らす。ハワード首相はかつてアジア系移民の制限を主張したこともあり、「人種主義者ハワード(首相)も今回で終わりだ」(ベトナム系男性)という声が聞かれるなど、有権者の人種構成の変化はハワード陣営に不利に働くとみられている。
これに対して労働党のラッド党首は中国語に堪能で、長女の夫も中国系男性だ。マキュー候補もアジア系団体の行事に積極的に参加し、陣営は中国語の説明入りパンフレットを作製した。中国系スーパーや中華料理店の店先にはマキュー候補のポスターが目立つ。
ハワード陣営も中国語と韓国語のパンフレットを用意し、巻き返しに懸命だ。ハワード首相の選挙事務所の女性ボランティアスタッフ、ロンさん(54)は20年前に移住した中国系移民。「ラッド氏は中国が抱える矛盾を分かっていない。彼が中国語を話せることと、有権者の一票とは何の関係もない」と語気を強めるが、「これまでにない厳しい戦い」と認める。
好調な経済を背景に過去の実績を訴える与党だが、有権者には長期政権への飽きから、変化を望む機運が強い。労働党政権が誕生すれば、イラク駐留豪軍の部分撤退や、地球温暖化対策の京都議定書の批准など政策を転換すると予想される。24日には上院(定数76)も40議席が改選される。
【ことば】◇豪州の下院総選挙◇小選挙区制。有権者は選挙区の全候補者に優先順位を付けて投票する。「首位」の得票が過半数に達した候補者がいれば当選。いない場合は最下位の候補者の得票を他の候補者に配分し、過半数を獲得する候補が出るまで繰り返す。投票は国民の義務で、正当な理由なしに棄権すると罰金が科せられる。このため投票率は毎回95%前後にのぼる。選挙後、総督が最多議席を獲得した政党・政党連合の党首に組閣を命じ、内閣が発足する。
http://news.livedoor.com/article/detail/3400758/
→ハワード首相の当選が中国や韓国系の人々の動向に大きく左右されるというのは面白い現象である。この新しい労働党の党首であるラッド氏というのは相当な親中国派であるらしく、中国の歴史語学に詳しいだけでなく実際に頻繁に中国を訪れたり、家族に中国系の者がいる等なかなかのものである。まあ、現在旱魃などの逆風もある中で順調な経済発展を遂げている大きな由の一つに、中国の資源需要が大きく関わっているだけにこういった背景のある人物が選挙の表舞台に出てくるのは極当たり前なのかもしれない。因みに、対日本に対してはあまり言及が無く、むしろ先頃日本が派遣した捕鯨船団に対して鯨保護の観点から、監視の為に軍の偵察機などを展開させるべきだ等と母体の労働党が主張しているのを見ると、以前のハワード政権とはちょっと違った感じになる可能性もある。
ただ別にハワード政権自体も別に反中国と言う訳ではなく、以前、日米豪印で対中包囲網を形成しよう等と言う馬鹿げた安倍チンの妄想をやんわりとライス長官と共に否定したりと親米ではあるが中国にも配慮をする現福田政権的な路線だったし、両者とも減税、好調な経済発展の支持等似たような政策を提案しているので、今回の選挙で有権者にとって一番大きいのは、11年以上も続いた(日本から見ると凄い長期間である)ハワード政権に飽きが来て対米関係やイラク、地球温暖化でもそれそろ変化が欲しいという辺りなのかもしれない。
昨年辺りから思うのだが世界的に中道左派、穏健保守の時代が来ているように思う。こうした中で日本の福田政権、韓国の穏健保守新政権、台湾の国民党の政権獲得、そして豪州の中道左派政権。今後はこういった枠組みで穏健で緩やかな政治の到来がやって来るのではないだろうか。日本で言う安倍や中川昭一といったようなアジアの平和と安定に対する不安定要因の塊のような人間はどんどん退場していって欲しいものである。
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