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さてさて、日本では相変わらず「中国脅威論」などというトンデモ説が跋扈しているのだが・・・。
<「米中戦争」の危険は大幅に減少=米統参議長>(時事通信)
【ソウル3日】ペース米統合参謀本部議長(写真)は3日、ソウルの米軍基地で演説し、米国と中国の経済関係が強くなったのに伴い、両国が戦火を交える危険は大幅に減ったとの見方を明らかにした。
ペース議長はこの中で、「中国に関しては将来を楽観している。両国が共有する事柄の方が共有していない事よりはるかに多い」と指摘した。
さらに、「われわれが経済的な架け橋を両国間で築き続け、両国が繁栄のためにますます相互依存するようになっており、そういう時は軍事的に面倒な事態になる可能性は大幅に低くなる」と述べた。
一方、ペース議長は北朝鮮について、戦闘能力を監視し、圧倒的な力で対抗する準備を整えている必要があるとの方針を示した。
議長は、北朝鮮の意図を正確に把握するのは難しいとしながらも、「われわれは今日、北朝鮮によるいかなる攻勢も打破する能力を完全に備えており、今後もその能力を維持する」と強調した。〔AFP=時事〕
→どうやら中国脅威論を訴える連中が大好きな米国様様のほうでは、元々、中国に対して話し合いで問題を解決できるという国務省だけではなく、最近は、中国の軍事力に対して日本のアホ右派同様、警戒感を隠さなかった国防総省やネオコンなどのタカ派と呼ばれる勢力も段段と変わりつつあるようだ。個人的には、昨年のラムズフェルド長官の中国訪問と、最近のブッシュ政権内でのライス氏の影響力の向上、ネオコン勢力に対する米国内での批判が、これら対中強硬派の姿勢を変えたのではないかと思うのであるが、それ以上に、統合参謀本部議長の軍人としての現実的な認識が、中国は脅威などではないという「極当たり前の」認識へと至った原因なのかもしれない。軍人というのは、好戦的であるという認識をする人は結構多いが、敵と戦うためには、偏向を無くしてあくまで科学的かつ冷静な判断力が優先される傾向が強く、生粋の軍人ほどしっかりとした判断力があるものである。逆に、文民である政治家のほうが、そのイデオロギーや政治的立場から、恣意的かつ偏向した考えを持つ事が多く、麻生外相や怪しい宗教勢力との関係が噂される安倍長官など、軍事の現場に立たずに自身の考えに酔っているような人間が一番危険なのである。かつての帝国陸軍などの好戦的な軍人も基本的には官僚化した軍人であり、だからこそ、言葉に酔い無謀な戦争へと国を導き、日本を破滅の道へ追いやったのである。話が長くなったが、ここにきて米国も中国に対して、パートナーとして見るようになっている。さて、馬鹿の一つ覚えのように嫌中などと言っている日本。気がついたら取り残されている。なんて事にならなければいいが。
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