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これは、一部フィクションで構成されています。
これにより、世間から間違った目で見られたとしても、当局においては、一切関知しません。 ------ 第2部 合コンは、秋の空 ----- 今日は、待ちに待った合同コンパの日だ。 「彼女ほしくないか?」 首謀者から連絡があったのは、彼女に振られて落ち込んでいたときだった。 「今度、合コンするから来いよ。」 「選りすぐりのメンバーが集まるからさ。」 首謀者は、顔が広いから、その言葉に間違いは、ないはずである。 むしゃくしゃしていたし、二つ返事で乗ってしまった。 私は、今、待ち合わせの場所に向かって、黄色いビートルを走らせている。 あいにくの雨だ。 フロントガラスに当たる雨は、綺麗な水玉になって、後ろに流れていく。 これまでも、何度か合コンには行ったが、カップルになった奴らを横目で見ながら、 いつも、最後にはひとりで帰るはめになる。 『今回も、結局同じかなぁ〜。』 ひとり、つぶやきながら、ウィンカーを左に出す。 幌がベージュの珍しい黒いビートルカブリオレが前を走っていた。 眼光が鋭い彼の車だ。 彼も、今日の合コンに参加するんだ。 バックミラーで、確認できたんだろう。 ハザードランプで合図を送ってきた。 黄色いビートルは、雨の日は、特に目立つ。 首謀者から連絡が入った。 もう、集合場所に到着しているらしい。 『早いなぁ〜。相当気合いが入ってるぞ。これは…』 今日の合コンは、まずは、ボウリングで盛り上がろうと、郊外のボウリング場での現地集合にしている。 束の間のビートルのキャラバン走行を楽しみ、 ボウリング場に到着すると、白いビートルカブリオレが入口で待っていた。 マスターじゃないか。 久しぶりだ。 彼は、やり手で、この間の合コンでも、一番人気をお持ち帰りしたほどだ。 首謀者が、合コンの相手たちと、いっしょに待っていた。 「遅いじゃないか。」 「そんなことないだろう、時間ピッタリだぜ。」 「彼女たちを待たせちゃ、いけないな。」 フェミニストを自負する首謀者は、彼女たちの点数稼ぎに、かかった。 「さ、早く始めよう!」 紹介もそこそこに、それぞれのレーンを決める。 しかし、そのグループがなかなか決まらない… 男子4人で、懸命にジャンケンをしている様は、何ともかっこが悪い…。 その間に女性グループの姉御と呼ばれていたN子が、フロントとなにやら交渉している。 「彼女に、お願いしてたんだ。」 と首謀者。 「え?主催は、彼女なの?」 眼光の鋭い彼の目が、キラリと光った。 もう目を付けたようである。 実は、この日のために、猛特訓をしてきた私。 ボウリングでカッコ良いところを見せれば、モテるかもしれないという浅はかな考えで… 私のレーンは、私とやり手のマスター 女子は、すらりとした美人系のM子とぽっちゃり系のI子… 隣のレーンは、 首謀者と眼光の鋭い彼 女子は、姉御と呼ばれていたN子と可愛い系のS子 早速、首謀者が、S子に投げ方の手ほどきをしだした… さすがに手が早い… ゲームは進み、かなり皆で盛り上がってきた。 一番に盛り上がって目立ったのは、ターキーを出した眼光の鋭い彼… そんな彼に、N子が熱い視線を注いでいた…。 やり手のマスターは、ストライク、スペアを取るが、次のフレームをなぜか、ガーターをしてしまう。 すると、当然スコアが上がらない。 しかし、これが作戦だったとは、知らなかった… ストライク、スペアを取ると盛り上がって、彼女たちとハイタッチができる。だから、頑張る。 けど、それだとスコアがM子より上回ってしまう。 それを避けるために…。 私はと言えば、猛特訓の成果がでて、一位にはなったのだが… 点数に夢中になって、すっかり、彼女らのことを忘れていた…。 ボウリングの後は、食事会だ。 それぞれのビートルに、彼女を乗せて行くことにしている。 首謀者は、S子を 眼光の鋭い彼は、N子を マスターは… M子をしっかり、ゲットして、エスコートしていった。 私は、残ったI子を誘った。 食事会は、人気店の農園レストラン。 ここは、前にも利用したことがある野菜を中心にした旬の食材をだしてくれるビュッフェスタイルのレストランだ。 いろんな種類を好きなだけ持ってこれるから、うれしい。 首謀者が、ビールを頼み、飲み出した… 「オイオイ、運転はどうすんだよ。」 と、眼光の鋭い彼 「いや、彼女が運転していってくれるんだ♪」 「ねぇ〜」 首謀者は、S子にウィンクしてみせる。 え?もう、そこまですすんでるの? これは、勝てない… よし、私も、思い切って… 「あ、あの…」 「は、はい。」 「か、帰り、いっしょに…」 「え?」 なんとか、ドライブに誘うことに成功した私… 助手席に座ったI子の方を見ずに、運転しながら、 覚えたての『星の王子様』を書いたサン=テグジュベリの名言を言った… 「恋愛は、ただ互いに見つめあうことではない。二人が同じ方向をみることだ。」 決まったか…??? 横を見ると… I子は、あっさりと聞き流していた… 今日もダメか…( ̄0 ̄) みちのくオフ番外編の2日目の出来事を、合コン編でまとめてみました… ボウリング第一世代なので、若い頃を思い出して…(^^ゞ (・_;☆\(-_-)チョウシコイテマタヘンナノカイタノネンッ! |
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(多分)姉御と呼ばれているN子です。
N子が、眼光の鋭い男に熱い視線を送るくだりは間違いなくフイクションでありますが、"おもろい"です。
しばらくはこのスタイルでのUPでしょうか、、、ね?(^_-)-☆
2015/12/6(日) 午後 3:31 [ tur*7*3 ]
> N子様
おもろかったですか?(*^^*)ポッ
喜んでもらえて、よかったです。
このパターン、ちょっと癖になりそうです…。
でも、結構大変なんですよ…。
作家の苦労を垣間見た気がしました(・_;☆\(-_-)ソレホドノモノカイッ!
2015/12/6(日) 午後 9:16
宮城の独多です。第二章も楽しませていただきました。次は帰り道車内編でしょうか?宮城の話題で恐縮ですが、昨日は仙台地下鉄東西線の開通日でした。朝から多数イヴェントがあり私達夫婦も限定グッズ狙いで街中を徘徊しておりましたしてそんな我々を狙うカメラマンの視線。ということで今日の河北新報の隅々お探し下さい。見覚えのある顔が・・・。青森の方残念でした
2015/12/7(月) 午前 11:34 [ ngy*s8*7 ]
> 独多さん
仙台地下鉄東西線の開通おめでとうございます。
カメラマンの視線…青森でも、確認できましたよ(^^)v
2015/12/7(月) 午後 7:09
N子です。
え!!慌ててK北新報をチェック!
何度見ても見つけられない!老眼鏡を外し裸眼でも、、、。
ん???
Skywaveさんからいただいたりんごの皮をまとめるのに
今包んだ新聞紙??ガサゴソ・・・(・_・;)
・・・いらっしゃいましたぁ。
F崎百貨店付近と思しきイベントに群がる民衆を
背後から冷静に見つめるお二人を。
隠れ家から超近ですね。
そして地下鉄新駅は隠れ家の真下。
なんて素敵な環境なんでしょう。また。(^_-)-☆
2015/12/7(月) 午後 9:57 [ tur*7*3 ]
追伸
新聞紙はしわを伸ばして乾かして永久保存します!
2015/12/7(月) 午後 9:59 [ tur*7*3 ]
> N子さん
新聞は、アイロンをかけて、しっかりしわを伸ばしましょう…(⌒〜⌒)ニンマリ
2015/12/9(水) 午前 6:36
きっと 彼女は今頃 サン・テグジュルベリの言葉をかみ締めていることでしょう。
2015/12/9(水) 午後 2:23
> 花やっこさん
ありがとうございます。
そうだといいんですが…
いや、きっと、そうだと思います。
というより、I子は、こんなことを言っていました。
「これは、恋愛というよりも、結婚した後のことね。」(^^ゞ
2015/12/9(水) 午後 5:56